2021.01.20

ハーブのチカラは「五感」に響く

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みなさんは今まで、どのようにハーブを楽しんできましたか?
アロマセラピーやハーブティー、お料理のスパイスなどを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

ハーブ特有の「味」や「香り」は、心身のバランスを整えたり、足りないチカラをチャージしたりと、わたしたちをやさしくサポートしてくれます。
しかし、ハーブの働きはそれだけではありません。

「味」や「香り」からだけでなく、「色」「音」「肌触り」からも感じることができるのをご存知ですか?

今回は、あまり知られていないハーブの奥深さや、幅広い楽しみ方をご紹介します。
ぜひ、試してみてくださいね。

ハーブの魅力は、味や香りだけじゃないんです!

そもそも五感とは、味覚、嗅覚、視覚、聴覚、触覚のこと。
外界の状態を素早く認識して脳に伝達し、体内の機能を調節する働きを担っています。

ハーブの魅力は、そんな人間の五感「すべて」にそっと働きかけることができること。

五感の受容器である鼻や舌からだけでなく、目、耳、肌からも、ハーブのエネルギーを受け取ることができるのです。いつもよりほんの少し、五感に意識を傾けながらハーブを取り入れてみましょう。きっと、ハーブからたくさんのパワーがもらえるはずです。

色を愛で、耳をすませ、肌で触れる。五感をフルに使ってハーブの恩恵を授かりましょう。

五感が受け取った情報はすぐに脳に伝えられ、ココロとカラダにさまざまな作用をもたらします。
では、五感のすべてを使って、ハーブのパワーをうまく受け取るにはどうしたらよいのでしょう。
さっそく、その取り入れ方のヒントをご紹介します。

味覚:ハーブティーやお料理で

私たちが感じる味の基本は、「甘味」「苦味」「酸味」「塩味」「うま味」の五味。
この5つの味は、それぞれ働きが異なります。
たとえば、「甘味」は精神的な充足感をもたらし、「酸味」は食欲を刺激する作用があるとされています。

リラックスしたいときには、甘みの強いリコリスやシナモンのような風味を選ぶといいでしょう。また、疲れやすさを感じたときには、酸味のもとであるクエン酸が豊富なハイビスカスなどがおすすめです。

嗅覚:アロマセラピーで

嗅覚を刺激するには、精油を使った「アロマセラピー」が効果的です。

すっきり目覚めたい朝には、スーッとした香りが爽やかなペパーミント。
リラックスしたいバスタイムには、明るく元気な香りに包まれる柑橘系のベルガモット。
おやすみ前には、清らかな香りで悩みや心配事を洗い流してくれるラベンダーを。

ココロとカラダのSOSに耳を傾けて、ベストな精油を選び、アロマポットやディフューザー、アロマバスなどで香りを楽しみましょう。

視覚:鮮やかなハーブ成分の色から

ハーブティーを飲むときは、ハーブ特有の「色」にも注目してください。
ドライハーブにお湯を注ぐと、赤や黄、中には青などの色が、じわじわと広がっていくのが見てとれます。
それは、ハーブの成分がお湯に溶けだす瞬間。

ハイビスカスの赤い色は「アントシアニン」、ネトルの鮮やかな緑は「クロロフィル」という成分由来のものです。
ポジティブな気持ちに導く赤や、ココロを落ち着かせてくれる緑など。
わたしたちは「色」から得られる刺激から、さまざまなチカラを得ています。

色がよく見えるガラス製のポットやカップを使って、ハーブの成分を目からも感じ取りましょう。

聴覚:お湯を注ぐ音を聴く、緑豊かな公園を歩く

ハーブティーをトポトポと注ぐ音、風にそよぐ草木のザワザワとした音、落ち葉を踏みしめたときのカサカサという音・・・。自然の音に耳をすませてみると、聴覚がさまざまな刺激を受けとっていることに気づきます。

声を発することのない植物ですが、リラクゼーションCDに森林の音が収録されているように、自然が奏でる音は、わたしたちに安らぎを与えてくれます。
テレビやおしゃべりをちょっと控えて、自然がつくりだす音に、意識を傾けてみるのもいいですね。

触覚:植物油を使ったマッサージで

植物油を使ったマッサージは、肌から刺激を受け取る簡単な方法。
まずは、植物油(キャリアオイル)に好みの精油(エッセンシャルオイル)を数滴混ぜて、マッサージオイルをつくります。
これを、手のひらで温めてから、肌をそっと包み込むように優しくマッサージしてみましょう。
オイルに触れた時のソフトな感触や肌すべりのなめらかさ、そして、体内の巡りが心地よく刺激されることで、心身の凝りをやさしくほぐし、リラクゼーション効果をもたらします。

近年では、肌への刺激が人間の活力に影響することが分かってきており、文字通り、触れあいの大切さが見直されてきました。

植物油を使ったマッサージは、優れたコミュニケーションツールとして注目され、介護やベビーマッサージなどの分野でも、積極的に活用されています。

つねに五感に意識を集中させるのは大変ですが、ハーブティーを飲むとき、くつろいでいるとき、歩いているときなど、1日のうちのほんの一瞬だけでも、五感を研ぎすませてみてください。
きっと、ココロとカラダに、嬉しい気づきがあるはずです。

※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です
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ハーブのトリビア
2020.12.11

ハーブティーとアロマセラピー

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カラダにやさしい飲み物として、ハーブティーを楽しまれている方も多いかと思います。
では、なぜカラダにやさしいのでしょうか。
ノンカフェインや不要な添加物が含まれていないこともポイントですが、お茶として楽しむことで、ハーブの有効成分を取り入れることができるからです。

そこで今回は、ハーブティーで得られる有効成分と、アロマセラピー(芳香療法)で得られる有効成分の違いをご紹介します。

水溶性と油溶性の違い

ハーブには、複数の有効成分が含まれています。
それは主に、水溶性有効成分油溶性(脂溶性)有効成分に分類することができます。

水溶性有効成分
アルカロイド・タンニン・フラボノイド・サポニン・ビタミンCなど
 
油溶性有効成分
精油・脂肪酸・カロチン・ビタミンE・カロチンなど

ハーブをお湯で抽出すると水溶性の成分が溶け出し、タンニンやビタミン・ミネラル類を多く吸収することができます。
その結果、アロマセラピーで使用する精油だけでは活用できない成分まで、体内に取り込むことが出来ます。

ハーブティーは飲むことによって、体内の不調和を緩和しバランスを整えます。

一方アロマセラピーは、ハーブの芳香成分を鼻から取り入れ脳に働きかけ、神経系に作用します。

両方を効率よく摂取するには?

それゆえ、ハーブティーとアロマセラピーを併用することによって、ハーブに含まれている水溶性成分と油溶性成分の両方を取り込むことができ、さらなる効果が期待できます。

なお、アルコールにハーブを浸した「ハーブチンキ」は、水溶性・油溶性の両方の成分を一度に抽出することができる優れもの!
ハーブのチカラを最大限に取り入れたい方は、ぜひお試しくださいね。

>>『アレンジ自在の「ハーブチンキ」を作ろう』はこちら
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ハーブのトリビア
2020.10.29

秋の夜長をアロマで快適に!

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だんだんと日の入りが早くなり、夜が長く感じられるようになってきました。日照時間が減ることで、ココロとカラダはとても繊細な状態になります。
美容と健康のためにも、夜は本来の自分を取り戻す時間にしましょう。

そこで今日は、秋の夜長を愉しむためのアロマを3本ご紹介します。

クラリセージ

ココロを鎮め、幸福感を呼び起こしてくれる香り。
女性バランスの調整を取る働きと、心身の緊張を緩める働きがあるため、ブルーな日や女性の転換期に起る不調に対して、もっともよく使われる精油です。

フラゴニア

甘さと爽やかさが調和した香りで、ココロとカラダのバランスの調整に優れた精油。
メンタルや防衛パワーなどのバランス調整を得意とするので、あらゆる部位の調和をとり、全身のトニック剤のような役割を持ちます。

マンダリン

爽やかさと甘さを併せ持ち、気分をリフレッシュさせてくれる精油。 不安や鬱屈状態を緩和し、気持ちを明るく元気つけてくれます。
柑橘系の精油の中でも、より甘く繊細な香りを放ちます。


香りの情報が届く場所は、自律神経とホルモンをコントロールする場所と同じ視床下部。
だから香りを嗅ぐことは、ホルモンや自律神経を介して、カラダにも良い影響を与えることができる のです。

ココロとカラダのメンテナンスやリフレッシュに、アロマをお役立てくださいね!
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ライフスタイル
2020.08.27

ハーブのチカラは「五感」に響く

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みなさんは今まで、どのようにハーブを楽しんできましたか?
アロマセラピーやハーブティー、お料理のスパイスなどを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

ハーブ特有の「味」や「香り」は、心身のバランスを整えたり、足りないチカラをチャージしたりと、わたしたちをやさしくサポートしてくれます。しかし、ハーブの働きはそれだけではありません。

「味」や「香り」からだけでなく、「色」「音」「肌触り」からも感じることができるのをご存知ですか?

今回は、あまり知られていないハーブの奥深さや、幅広い楽しみ方をご紹介します。
ぜひ、試してみてくださいね。

ハーブの魅力は、味や香りだけじゃないんです!

そもそも五感とは、味覚、嗅覚、視覚、聴覚、触覚のこと。
外界の状態を素早く認識して脳に伝達し、体内の機能を調節する働きを担っています。

ハーブの魅力は、そんな人間の五感「すべて」にそっと働きかけることができること。

五感の受容器である鼻や舌からだけでなく、目、耳、肌からも、ハーブのエネルギーを受け取ることができるのです。
いつもよりほんの少し、五感に意識を傾けながらハーブを取り入れてみましょう。
きっと、ハーブからたくさんのパワーがもらえるはずです。

色を愛で、耳をすませ、肌で触れる。五感をフルに使ってハーブの恩恵を授かりましょう。

五感が受け取った情報はすぐに脳に伝えられ、ココロとカラダにさまざまな作用をもたらします。
では、五感のすべてを使って、ハーブのパワーをうまく受け取るにはどうしたらよいのでしょう。
さっそく、その取り入れ方のヒントをご紹介します。

味覚:ハーブティーやお料理で

私たちが感じる味の基本は、「甘味」「苦味」「酸味」「塩味」「うま味」の五味。
この5つの味は、それぞれ働きが異なります。
たとえば、「甘味」は精神的な充足感をもたらし、「酸味」は食欲を刺激する作用があるとされています。

リラックスしたい時には、甘みの強いリコリスやシナモンのような風味を選ぶといいでしょう。
また、疲れやすさを感じたときには、酸味のもとであるクエン酸が豊富なハイビスカスなどがおすすめです。

嗅覚:アロマセラピーで

嗅覚を刺激するには、精油を使った「アロマセラピー」が効果的です。

すっきり目覚めたい朝には、スーッとした香りが爽やかなペパーミント。
リラックスしたいバスタイムには、明るく元気な香りに包まれる柑橘系のベルガモット。
おやすみ前には、清らかな香りで悩みや心配事を洗い流してくれるラベンダーを。

ココロとカラダのSOSに耳を傾けて、ベストな精油を選び、アロマポットやディフューザー、アロマバスなどで香りを楽しみましょう。

視覚:鮮やかなハーブ成分の色から

ハーブティーを飲むときは、ハーブ特有の「色」にも注目してください。
ドライハーブにお湯を注ぐと、赤や黄、中には青などの色が、じわじわと広がっていくのが見てとれます。
それは、ハーブの成分がお湯に溶けだす瞬間。

ハイビスカスの赤い色は「アントシアニン」、ネトルの鮮やかな緑は「クロロフィル」という成分由来のものです。
ポジティブな気持ちに導く赤や、ココロを落ち着かせてくれる緑など。わたしたちは「色」から得られる刺激から、さまざまなチカラを得ています。

色がよく見えるガラス製のポットやカップを使って、ハーブの成分を目からも感じ取りましょう。

聴覚:お湯を注ぐ音を聴く、緑豊かな公園を歩く

ハーブティーをトポトポと注ぐ音、風にそよぐ草木のザワザワとした音、落ち葉を踏みしめたときのカサカサという音…。
自然の音に耳をすませてみると、聴覚がさまざまな刺激を受けとっていることに気づきます。

声を発することのない植物ですが、リラクゼーションCDに森林の音が収録されているように、自然が奏でる音は、わたしたちに安らぎを与えてくれます。
テレビやおしゃべりをちょっと控えて、自然がつくりだす音に、意識を傾けてみるのもいいですね。

触覚:植物油を使ったマッサージで

植物油を使ったマッサージは、肌から刺激を受け取る簡単な方法。
まずは、植物油(キャリアオイル)に好みの精油(エッセンシャルオイル)を数滴混ぜて、マッサージオイルをつくります。
これを、手のひらで温めてから、肌をそっと包み込むように優しくマッサージしてみましょう。
オイルに触れた時のソフトな感触や肌すべりのなめらかさ、そして、体内の巡りが心地よく刺激されることで、心身の凝りをやさしくほぐし、リラクゼーション効果をもたらします。

近年では、肌への刺激が人間の活力に影響することが分かってきており、文字通り、触れあいの大切さが見直されてきました。

植物油を使ったマッサージは、優れたコミュニケーションツールとして注目され、介護やベビーマッサージなどの分野でも、積極的に活用されています。

つねに五感に意識を集中させるのは大変ですが、ハーブティーを飲むとき、くつろいでいるとき、歩いているときなど、1日のうちのほんの一瞬だけでも、五感を研ぎすませてみてください。
きっと、ココロとカラダに、嬉しい気づきがあるはずです。

※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です
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ハーブのトリビア
2020.08.12

熱帯夜、どう乗り切る? 快眠のための眠りの準備

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眠りの重要性は言うまでもなく、最近では睡眠時間だけでなく睡眠の質に対しても、目が向けられてきました。
普段は「どこでも寝られちゃう」「ベッドに入って1分」というような方でも、ちょっとした心理状態の変化や環境の変化で、いつものように眠れないということもあります。

気候の変化で変わる睡眠

快適な睡眠時間を確保するためには、季節によって変化していく気候に合わせ、環境を整えていく必要があるでしょう。
冬の寒さや夏の暑さを意識していないと、いつものように眠れているつもりでいながら、実は浅い眠りで、しっかりと疲れがとれていないなんていうことも。

特に夏は、日中の体力消耗や、食欲不振によって夏バテを起こしやすい季節ですので、しっかりと寝て回復することが、望ましい季節。
しかし、熱帯夜が続くと、十分な睡眠がとれず、なんだか慢性的に、眠気やだるさがとれないというスパイラルに、ハマってしまったことはないでしょうか。

寝る前に、ぬるめのハーブティー

快眠に欠かせないハーブは何種類かありますが、中でもパッションフラワーとバレリアンは、特におすすめ
カモミールとの相性もいいので、ブレンドしたお茶を、ベッドに入る1時間前位からゆっくりと飲むのが、いいでしょう。

熱帯夜対策の場合は、アツアツのものを短時間で飲むと、むしろその温度で暑くなり、眠れなくなってしまいます。
そのため、少し前に入れておいて、ぬるめに冷まし、時間をかけて飲むようにしましょう。
この場合、アイスのハーブティーは、あまりおすすめではありません。

体感温度を下げるペパーミントの香り

熱帯夜対策としては、アロマも向いています。
ベルガモットやラベンダーといった精油は、リラックスさせてくれる香りでありながら、とても爽やかなので夏向き。
これらをメインにして、ディフューザーなどで、部屋に香らせましょう。 さらに、体感温度を4℃下げると言われるペパーミントの香りをプラスするのが、熱帯夜対策のポイントです。
一見、すっきりとして目が覚めてしまうと思われがちなペパーミントですが、実はリラックスとリフレッシュのどちらにも使える、不思議なチカラを持っています。
多様な成分を含むハーブならではですね。

ハーブやアロマとの合わせ技で、無理のない程度に工夫を取り入れて、涼やかで心地よい夜をお過ごしくださいね。
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ライフスタイル
2020.06.18

アロマのチカラで、仕事の効率が上がるってホント??

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梅雨曇の日は、一日中ぼっーとしがちですよね。
そんな時は、意識がすっきりして元気になれるグレープフルーツの香りがおすすめです。 先日、enherbでは、グレープフルーツの香りで、仕事のパフォーマンスを上げることはできるか、実験をしました。

実験の方法や結果は、「ハーブのはたらき研究プロジェクト」内「なるほど! ハーブの豆知識」で、詳しく紹介しております。ぜひご覧ください。 私も実験に参加し、クレペリン(暗算)試験を受けました。 個人の実感としてグレープフルーツの香りを嗅ぐことでリラックスして、平常心で挑むことができました!

平常心を保つことで、プレッシャーに負けない、ここ一番の強さに結びつきますよね。

本来のチカラを発揮したい時にも、グレープフルーツの香りをお試しくださいね、
>> 「なるほど! ハーブの豆知識」はこちら
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ハーブのトリビア
2020.04.22

身だしなみにもハーブのチカラ

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新しい出会いが広がるシーズン。
イベントや会食が多く、忙しい毎日を過ごされている方も多いのではないでしょうか。
そんな時期だからこそ、身だしなみにはこだわりたいもの。
汗やたばこ、焼き肉など、スーツやジャケットに付着したニオイや、お口に残ったニオイ、そのままにしておくとちょっとマズイかも…。

そこで今回は、植物が持つチカラをかりて手軽にできる「身だしなみ術」をご紹介。
優しくさわやかなハーブの香りは、あなたの印象をアップし、仕事もプライベートも、いっそうスムーズになるはずです!

朝起きたらお部屋にシュッ! ラベンダーのエアミスト

朝目覚めたら、お部屋にラベンダーのエアミストをシュッとひと吹き。モヤッとしたお部屋の空気がすっきりして、1日を気持ちよくスタートできます。

作り方は、スプレー容器に、精製水(45mL)と無水エタノール(5mL)を入れ、ラベンダーの精油を5滴ほど加えます。よく振って混ぜ合わせればできあがり!

1日をシャキッと過ごしたいときは、ローズマリーの精油もおすすめです。
精油は種類も豊富なので、気分に合わせて好みの香りを選びましょう。

※精製水、無水エタノールは、薬局やドラッグストアで購入できます。

食事のあとのエチケット! セージ&ペパーミントのマウスウォッシュ

市販のマウスウォッシュは刺激が強すぎるという方には、ハーブのマウスウォッシュがおすすめです。

セージとペパーミントのお茶に、ウオツカを小さじ1/2程度入れるだけで完成。口に含むとハーブの香りが広がってすっきりします。
アルコールが気になる方は、はちみつを少し加えるとマイルドになりますよ。

毎日洗えないスーツやジャケットに! セージ&ローズマリーのサシェ

ニオイがついてしまったスーツやジャケット。家に帰ってきたらすぐにハンガーにかけて、風を通しておきましょう。そのときハンガーにひと工夫。
ドライハーブを詰めたサシェに精油を3~5滴垂らしたものをつるしておけば、ハーブのチカラでいやなニオイが気にならなくなりますよ。
おすすめは、セージとローズマリーのすっきりさわやかな組み合わせ。

サシェの使い方はいろいろ。バッグにしのばせたり、ベッドサイドや車の中に置いたり、香りの欲しい場所に自由に使えるのが魅力です。

香る名刺で好印象に

香りである人を思い出したり、過去の出来事を思い出したり、そんな経験はありませんか? 香りが人にあたえる印象は案外大きいもの。
ハーブのやさしい香りをまとった名刺を差し出せば、あなたの第一印象がいっそう好印象につながります。

精油を2~3滴たらしたティッシュペーパーを折り紙で包むだけ。
あとは、そっと名刺入れに入れておきましょう。

>> 「折るだけ簡単&かわいい! 名刺ケース用香り袋の作り方」はこちら 

おすすめの精油は次の3つ。いずれも親しみやすく、ビジネスシーンにも適しています。

オレンジ
フレッシュなシトラス調の香りが明るく朗らかなイメージを演出します。

ゼラニウム
ローズに似た甘くやさしい香りが女性らしさを演出します。

サンダルウッド
お香のような深い香りが落ち着きのあるイメージを演出します。
 
ハーブのチカラを借りれば、ただいやなニオイを消すのではなく、心地良い香りを楽しみながら、身だしなみに気を配ることができます。
気分もハッピーになるので、ぜひ試してみてください。

※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です
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ライフスタイル
2020.04.15

デスクアロマで仕事の効率アップ

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新年度がスタートし、ライフスタイルや環境が変わるタイミングでもありますね。
慣れないことに緊張したり、仕事が思うように捗らなかったり……。
「もっと効率よくこなしたい」「ココロにゆとりを持ちたい」そんな時、あなたを力強く支えてくれるハーブがあるんです。

ONタイムのサポートアロマ

さまざまなハーブが持つ香りを活用し、ココロやカラダを整えるアロマセラピー。
「リラックス」や「癒し」といった働きを思い浮かべることが多いと思いますが、一方で「クリア」や「シャープ」など、冴えをもたらす香りがあるのをご存知でしょうか。

さっそく代表的なアロマをご紹介します。

ローズマリー

突き抜けるようなすっきりとした香り。
ここぞという時や、集中したい時、学習のお供におすすめです。

レモン

気分をリフレッシュしてくれる、みずみずしく爽快感あふれる香り。
すっきりしたい時や、ひらめき力が欲しい時に。

パイン

深呼吸したくなるようなクリーンな森林の香り。
ココロに、ゆとりとやる気を取り戻したい時におすすめ。

ペパーミント

スーッとした清涼感のある香り。
クールダウンしたい時や、眠気を払って頭をシャキッとさせたい時に。

ますます注目を集めるアロマのチカラ

嗅覚は人間の五感の中で最も本能に密接といわれ、人のココロに大きな影響を与えることがわかっています。
ある大学の研究では、昼に「ローズマリー」と「レモン」を、 夜に「ラベンダー」と「オレンジ」をそれぞれ2:1の比率でブレンドした香りを嗅ぎ分けることで生活リズムが整い、シニア世代のうっかり予防に期待できるというレポートが発表され、大きな話題になりました。 私たちの暮らしをサポートするチカラを秘めたハーブたち。
いまだ明らかになっていないことも多く、日々、世界中で研究が重ねられています。

気分がシャキッとしない、かんたんなことが頭に入ってこない……。
そんなサインに気づいたら、ぜひアロマのチカラを借りてみましょう。
きっとあなたの支えになってくれるはずです。

※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です
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ライフスタイル
2019.06.29

虫が嫌うハーブって? ~虫対策編~

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梅雨に入り、ジメジメしてくると、とたんに気になるのが〈虫問題〉。
キッチンの三角コーナーや生ゴミに集まってくるイヤ~な虫、「ぷ~ん」という羽音で熱帯夜をいっそう寝苦しく感じさせるあの虫…… みなさんはこれまで、どんなふうに乗り切ってきましたか?

そこで今回は、前回の虫を遠ざけやすい香りをもつ〈おすすめハーブ編〉に続き、虫が嫌うハーブの具体的な活用術〈虫対策編〉をご紹介します!

今すぐ実践! ハーブ香る虫対策

それでは、虫が嫌うハーブ〈シトロネラ、ゼラニウム、ベチバー〉の具体的な活用術をご紹介します。

お部屋に爽やかなアロマのバリアを

【用意するもの】
・シトロネラの精油
・アロマディフューザー

蚊に嫌われるシトロネラの香りは、アロマディフューザーで漂わせるのが◎
レモンのようなさっぱりとした香りで、夏場の芳香浴にもぴったりです。

玄関や窓のそばに精油ソルトを置いて

【用意するもの】
・ゼラニウムの精油
・あら塩
・レモングラス(ドライハーブ)

あら塩にゼラニウムの精油を数滴垂らします。
レモングラスのドライハーブを混ぜると、ぐっとおしゃれな雰囲気に。
蚊やハエの侵入が気になる窓辺や玄関に飾りましょう。

生ゴミにシュッ! でキッチンを快適に

【用意するもの】
・ベチバーの精油(10滴)
・精製水(150ml)

精製水にベチバーの精油を混ぜてスプレーをつくります。
ゴキブリ対策にはもちろん、生ゴミから出るイヤなニオイの予防にも役立ちます。

いかがでしたか? これなら手軽に虫対策をはじめられそうですね。
ハーブを上手に使って、虫を気にしない快適な夏を過ごしましょう!

※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です
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ライフスタイル
2019.06.26

虫が嫌うハーブって? ~おすすめハーブ編~

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梅雨に入り、ジメジメしてくると、とたんに気になるのが〈虫問題〉。
キッチンの三角コーナーや生ゴミに集まってくるイヤ~な虫や、「ぷ~ん」という羽音で熱帯夜をいっそう寝苦しく感じさせるあの虫…… みなさんはこれまで、どんなふうに乗り切ってきましたか?

スプレーや駆除剤など、虫を遠ざけるアイテムはたくさんありますが、お子さまやペットと一緒に暮らす家でも安心して使えるアイテムを選びたいもの。
そこで今回は、ハーブを使って虫を遠ざける方法をお教えしましょう。
清々しい香りに包まれて気分もリフレッシュ! まさに一石二鳥のハーブ術です。

香って飾って楽しめる! おすすめハーブ3選

植物の中には、外敵となる虫から身を守るために香りを出すものがあります。
それは、植物自身が自然の中で生き抜くために備えた〈虫に嫌われるチカラ〉。

ここからご紹介するのは、そんな植物のチカラを借りて行う虫対策です。
ハーブの中でも、特に虫を遠ざけやすい香りを持つものとは? まずはこの3種を覚えておいてください。

シトロネラ

スリランカが原産のイネ科の植物。
シトロネラール、シトロネロールというレモンに似た香り成分を含み、蚊や小バエに嫌われる香りとして知られています。
シトロネラの草葉を編み込んでつくった蚊帳を、虫対策に活用していました。

ゼラニウム

ローズに似た甘く優しい香りのハーブ。
蚊が嫌う香りとして、ヨーロッパでは広く知られ、虫よけスプレーにもよく使われています。
見た目にも愛らしいので、玄関や窓辺に鉢植えを置いておくのもおすすめです。

ベチバー

亜熱帯を原産とするイネ科の多年草。
スモーキーかつ土を思わせる香りが特徴的で、「静寂のオイル」とも呼ばれています。
インドネシアなどでは、香り高く丈夫な根を編んだものをマットに加工し、暮らしの中で、ゴキブリやダニなどの害虫を防ぐために使われていました。

次回は、虫が嫌うハーブの具体的な活用術〈虫対策編〉をご紹介します。

※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です
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ライフスタイル
2019.02.15

マスクの中でも爽やかな呼吸を! イヤな匂いはアロマで解消

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今日の天気予報で、シーズン初めての「要注意」とアナウンスがありました。
それは、ムズムズ、グズグズの飛散量。これからますますマスクが欠かせない時期です。
しかし、ゴムで耳が痛くなる、息苦しい、メガネが曇る、イヤな匂いがするなど、実は煩わしさの多いアイテム。

そこで、マスクのストレスを軽減する、アロマ活用法をご紹介します!

精油の香りと抗菌力を活用

数分付けただけでも気になるマスクの匂い。
自分の唾液の匂いや、マスクの仕上げに使われている消毒液の匂いなどが入り混じり、一度外すと、再び付けるのが躊躇われる匂いがします。

そんなイヤなマスクの匂いには、精油を希釈したアロマスプレーが便利です。
爽やかな香りを発する精油は、同時に抗菌作用を持ち合わせているものも多いので、匂い対策にはバッチリ!
そのうえ、合成香料と違って、香りがある程度、自然にとんでくれるのも魅力です。
>> 「アロマスプレー」の作り方はこちら

好みや目的で香りを選んで

使用する精油は、重要視したい目的によって、変えてみましょう。
例えば、ゴホゴホ対策であれば、抗ウイルス作用の強いティートゥリー、イガイガする乾燥やグズグズ対策にはユーカリをお試しください。

他にも、外からのイヤな匂いを防ぐために付けるならばラベンダーやパインなど、すっきりしていて、リラックスできるものがおすすめです。
眠気を覚ましたいならレモンやグレープフルーツななどもよいでしょう。

マスクに香りを移す

アロマスプレーを作るのが面倒な場合は、マスクの端っこに、ほんの少しだけ精油をつける省略系もありますが、顔に精油が直接つかないように注意が必要です。
垂らすというよりも、ドロッパーに残っている精油を、ひとなでする程度でも十分香りますよ。

または、マスクの箱に、香り袋(サシェ)や精油を垂らしたコットンを入れておき、香りを移すというのもよいでしょう。
>> 「香り袋」の作り方はこちら

日常に欠かせないマスクを、香りでさらなる便利アイテムにしてみてくださいね。
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ちょこっとテクニック