2024.01.11

新・健康習慣!自分のためのブレンドハーブティー

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「今年こそは……!」
新年を迎えると、今までできなかったことにチャレンジしたり、生活習慣を見直してみたり、何か新しいことを始めたくなるものですよね。

今回のハーブズコラムでは、楽しく続けられる健康習慣、自分のためのブレンドハーブティーづくりをご提案します。

ハーブティーは1種類でも十分美味しくいただけますが、香りや味わいの異なるハーブをブレンドすることで、その時々の気分やコンディションにマッチしたオリジナルハーブティーを楽しむことができます。

「自分でつくる」と言っても数種類のハーブを混ぜて淹れるだけ。
思い立ったらすぐにできる手軽さも魅力です。

ハーブをブレンドするメリットとは?

ハーブには、そのひとつひとつに健やかさや美しさをサポートする働きが備わっていますが、数種類のハーブをかけ合わせると相乗作用で健康パワーがアップ!
さらに、クセが気になるハーブでも、ブレンドすることで風味がまろやかになり、飲みやすく美味しくなるというメリットもあるのです。
ハーブティーの働きはとても穏やか。毎日継続して飲み続けることで、ココロとカラダに自然のチカラがじんわりと行き渡ります。

春夏秋冬ブレンドレシピ

季節のお悩みをサポートしてくれるブレンドレシピをご紹介。
一年を通じてブレンドハーブティーを楽しめる、知っておくと役立つ基本のレシピです。
ティーカップ1杯分(200cc)のブレンドハーブティーをつくるには、ブレンドするハーブを全部で大さじ1程度になるように調節しましょう。

寒さに負けずアクティブになりたい「冬」に


芯から温めてくれるジンジャーと巡りを整えるルイボスの、冬のカラダに美味しいブレンド。 ルイボス:大さじ3/4 + ジンジャー:大さじ1/4

花粉やムズムズが気になる「春」に


メントールを含むペパーミントと、花粉シーズンのカラダをサポートするネトルを組み合わせたスーッと爽やかなブレンド。 ペパーミント:大さじ1/2 + ネトル:大さじ1/2

シャキッと元気をチャージしたい「夏」に


酸味のきいたハイビスカスと、すっきりとしたレモングラスが、夏のカラダに嬉しいブレンド。 レモングラス:大さじ3/4 + ハイビスカス:大さじ1/4

ココロも喉も潤したい「秋」に


「潤いのハーブ」との異名をもつブルーマロウと、ほっこり優しい風味で心身を穏やかに満たすカモミールをブレンド。 ブルーマロウ:大さじ1/2 + カモミール:大さじ1/2


超簡単! ブレンドハーブティーのつくり方
1)お湯を注ぐ
選んだハーブを茶こしに入れて95℃~98℃のお湯を注ぎます。

2)抽出する
カップに蓋をして3~5分蒸らし、最後に茶こしを揺らして成分を十分に抽出してできあがり。


今回ご紹介したブレンドレシピはほんの一例で、アレンジは無限大。
自分にベストなブレンドを見つけていく過程で、思いもよらない組み合わせや新しい風味を発見していくのもブレンドハーブティーの醍醐味です。
自分のペースで美味しく楽しみながら、カラダが喜ぶハーブティー生活を続けてみてくださいね。
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ちょこっとテクニック
2023.01.10

ハーブティーで生活習慣を見直そう

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お正月気分も抜け、忙しい日常が戻ってきました。
しかし、年末年始で増えた体重はなかなか元には戻らない…。

普段どんなに節制していても、一度乱れた生活リズムを元に戻すのは大変なもの。
そこで今回は、美味しいものを食べすぎてしまったカラダをリセットする、ハーブティーの取り入れ方をご紹介します。

ハーブを味方に、食べすぎ・飲みすぎ・運動不足で鈍ったカラダを整えて、今年も軽やかに過ごしましょう!

カラダのお掃除をサポートする4つのハーブ


カラダに溜め込んでしまったモノをお掃除してくれる、4つの代表的なハーブをご紹介。
それぞれの特長を知り、ご自分に合うハーブを選んでみましょう。


〈ダンディライオンリーフ〉
セイヨウタンポポの葉。フランスでは、「おねしょ草」を意味する「Pissenlit(ピサンリ)」の名で市場に並びます。
カリウムが豊富で、要らないモノを押し出すパワーに優れたハーブです。


〈バードック〉
根菜として親しまれている“ごぼう”のこと。欧米ではおもに健康サポートハーブとして活用されてきました。
水溶性の食物繊維を豊富に含むため、要らないモノを押し出してくれる、お助けハーブです。


〈ミルクシスル〉
紫色の花を咲かせるアザミの一種で、使用部位は小さな種子。
ヨーロッパで中世から伝わる植物誌にも関連記述が多くみられる伝統的なハーブです。
種子に含まれるシリマリンが、お酒の飲みすぎでくたびれたカラダを、やさしくいたわってくれます。


〈フェンネル〉
ハーブティーに使われるのは種子。インドでは、食後にローストされたフェンネルシードがよく出されますが、これは消化をサポートする働きがあるため。
食べすぎてしまったときに摂ると、す~っとすっきり感が得られます。

いつものドリンクをハーブティーに置きかえて


ハーブのチカラを効率よく摂り入れるコツは、常にハーブティーがカラダを巡っている状態を保つことです。
ヒトが1日に必要とする1Lの水分をハーブティーに置きかえるだけで、軽やかなカラダとココロを取り戻すサポートにつながります。
理想的な食事、毎日の運動時間にハーブティーをプラスしてみませんか?


〈野菜メインの朝食とフェンネルやミルクシスルのハーブティーでリセット〉
糖質や脂質を控え、サラダやスープなど野菜中心の食事にしてみてください。
ドリンクはジュースや牛乳から、フェンネルやミルクシスルのハーブティーにチェンジ。
カラダのお掃除をサポートします。


〈和食中心のお弁当とバードックティーで溜め込みをブロック〉
和食中心のお弁当は、脂質の摂りすぎや食べすぎを防ぐことができます。
バードックのハーブティーは、要らないモノを押し出してくれるので、食生活を調整したいときにぴったり。
甘味と旨味のバランスがよく和食との相性も良いので、ぜひ常備しておきましょう。


〈ウォーキングとダンディライオンリーフティーで巡りをケア〉
酸素をたくさん取り入れる有酸素運動で、ココロもカラダもすっきり!
普段運動する機会の少ない人は、ウォーキングで十分です。
無理せず楽しみながら続けてみましょう。
運動中の水分補給には、ダンディライオンリーフのハーブティーを。
巡りをサポートしてくれます。


【シングルでもブレンドでもOK!】
4つのハーブはシングルハーブティーでもいただけますが、いくつかを組み合わせたブレンドハーブティーにすると相乗作用が期待でき、さらに、美味しく飲みやすくなるんです。
シングルで飲み比べたり、ブレンドして味の違いを感じてみたり。
楽しみながら、無理なく生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。



※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です
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ライフスタイル
2022.04.28

5月のおすすめハーブ「ダンディライオン」

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街路樹には新緑が生い茂り、あぜ道には色とりどりの花が咲いています。
中でも、最も身近な野草として親しまれているタンポポは、寒い冬を越すために地中深くまで根を張り養分を蓄えています。
そんな生命力、繁殖力に優れたタンポポは「ダンディライオン」と呼ばれ、古くから根も葉もハーブとして利用されてきました。

そこで今回は、厳しい冬を乗り越え春を待つ、大地と太陽のチカラをしっかりと蓄えた「ダンディライオン」をご紹介します。

由来はライオンの歯?

日本でもお馴染みの野草であるセイヨウタンポポ。
ダンディライオンの名はその葉の形状から、フランス語で「ライオンの歯」を意味する「dent de lion」に由来します。 セイヨウタンポポは明治時代に日本に帰化した種で、在来種のカントウタンポポが春にのみ花をつけるのに対し、こちらは一年を通して全国各地で花が見られます。

排出をサポートしたい時に◎

古くから、花を含む全草がサラダなど食用にされてきました。
フランスでは、葉が野菜として「おねしょ草」を意味する「Pissenlit(ピサンリ)」の名で市場に並びます。

ヨーロッパで薬草として用いられるようになったのは15世紀頃といわれ、漢方でも「蒲公英(ぼこうえい)」の生薬名で根が使われるなど、世界中で役立てられてきた薬草のひとつ。

カラダに溜まった不要なモノを排出するチカラがあり、特に根に含まれる苦味成分が消化を助けるため、消化不良のときにも役立ちます。

カラダの中をすっきりきれいに!

ハーブティーでは、根(ルート)と葉(リーフ)を用います。
外用で使われることもあり、根・葉ともにクレンジングのイメージのハーブです。 地中深く真っ直ぐに伸びる根は、苦みが最も強くなる6月頃に収穫するのがよいとされ、煎った根のティーはとても香ばしく、お子さまや妊娠中の方にもお楽しみいただけるカフェインレスの〈タンポポコーヒー〉として親しまれています。


大地と太陽の力を蓄えたダンディライオンは、ココロの奥まで軽くクリアにし、活動的な日々を力強くサポートしてくれるでしょう。
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季節のおすすめハーブ
2021.12.22

ココロとカラダのお守りハーブティー「良巡祈願」とは?

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予約完売した「健康祈願のおまもりセット」(税込10,800円)に入っている「良巡祈願茶(りょうじゅんきがん)」が、WEB限定で12月22日(水)より販売開始!
実は、2年ぶりの登場となる「良巡祈願茶」。
そこで今回は、「良巡祈願茶」を徹底解剖! その魅力に迫ります。

新年をゼロからスタートするハーブをブレンド

年末年始は、生活習慣が乱れたり、食生活が不規則になったりと、ココロとカラダは不要なモノを溜め込み、不調をきたすことも。
そこで、新たな年をすっきり軽やかにスタートするためにも、これらのお悩みをケアするハーブをブレンドしました。

・生活習慣を整えるハーブ
マルベリー、アルファルファ

・不摂生で負担の掛かったカラダをケアするハーブ
ダンディライオンルート、バードック、ターメリック

・循環を整えることで冷え対策に有用なハーブ
ルイボス、サフラワー

・乾燥やストレスなどによる荒れを保護するハーブ
ブルーマロウ、ハトムギ

新春らしい華やかな茶葉

花や草、根っこのハーブをバランスよくブレンドし、液色は濃い赤色。
そして茶葉は、アルファルファの若草色、サフラワーのオレンジ色、ターメリックの黄金色、ブルーマロウの青紫色と、新年を祝う華やかな見た目に仕上げています。

ココロとカラダのお守りハーブティー

「良巡祈願」という商品名には、ハーブのチカラで巡りを良くし、新たな年を健康に過ごせるよう願いながら飲んで欲しい、という想いを込めました。
色鮮やかな機能性ハーブが、清らかなココロとカラダづくりをサポートします!

どうぞ2022年もハーブのチカラで、健やかな毎日をお過ごしくださいね。
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季節のおすすめハーブ
2020.11.12

東洋発のスーパーハーブ「マルベリー」

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暑からず寒からず、カラッと過ごしやすい秋晴れが続いています。
お出かけ日和で、カラダを動かす機会も増えますね。
そうなると、ついつい食事の量も増えてしまい、ちょっと気になるボディライン…。
食べ過ぎをなかったことに! ……はできませんが、カラダに蓄えないようサポートするハーブをご存知でしょうか。

そこで今回は、東洋発のスーパーハーブ、マルベリーをご紹介します。

絹を生み出す蚕の飼料

マルベリーは、葉が蚕(カイコ)の飼料である桑(クワ)のこと。
桑は、ラズベリーのような実をつけ、年に3~4回、多い時には6回も収穫が可能なほど、生命力、繁殖力に富んだ植物です。

メディカルハーブとしては主に葉を使い、実はジャムや果実酒などの原料に、根皮は漢方薬で「桑白皮(ソウハクヒ)」と呼び、ゴホゴホを鎮める時などに処方されます。

蚕とともに日本へ伝来

桑の歴史は古く、日本には、2~3世紀頃、蚕とともに中国より伝来したと言われています。
養蚕は、明治から昭和初期にかけて、日本の基幹産業として発展し、2017年に世界遺産登録を果たした富岡製糸場からも、当時の繁栄ぶりがうかがえます。

また、中国最古の薬物書である『神農本草経』には、「桑葉」として紹介され、日本でも鎌倉時代に、茶を飲むことの薬効を記した、禅僧栄西による『喫茶養生記』でも取り上げられています。

このように、蚕の飼料だけでなく、葉の高い薬効は、民間療法で大いに役立てられてきました。

生活習慣予防の注目成分、デオキシノジリマイシン

葉には、カルシウムや鉄分、食物繊維など、豊富な栄養素に加え、注目の成分「デオキシノジリマイシン」を含んでいます。
「デオキシノジリマイシン」は、桑の葉固有に含まれる成分で、血糖の上昇を抑制する働きがあるとされるため、生活習慣の予防に使われます。

また、お腹の調子を整える働きもあり、ダイエットにも役立ちます。
さらに、美容に対しての働きも持ち、カラダのコゲつきを防ぐエイジングケアや、外用としてフェイスパックに使用されることもあります。

おすすめの飲用シーン
食後の血糖値上昇を抑えるため、食前か食事中に飲むのがおすすめです。
 
蚕の成長に欠かせない必要な栄養素を豊富に含み、その蚕は、美しい高級素材のシルク(絹)を生み出す。
しかも、捨てるところがなく、それぞれマルチな働きをする、まさに東洋発のスーパーハーブとも言えますね。
食欲の秋、美容の秋に、ぜひお役立てください。
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ハーブのトリビア