2023.09.21

秋の夜長をゆったり過ごす、子守唄のようなハーブティー

ページを共有する
閉じる
ページを共有
ページリンクをコピー
だんだんと日の入りが早くなり、夜が長く感じられるようになってきました。
日照時間が減ることで、ココロとカラダはとても繊細な状態になります。
美容と健康のためにも、夜は本来の自分を取り戻す時間にしましょう。

そこで今日は、秋の夜長を愉しむためのハーブティーをご紹介します。

夜の使い方

夜は、日中やることに追われ、見過ごしてしまったココロのサインが露わになる時間帯です。
しばしの間、自分のココロと向き合い、思考や気持ちを整理することはとてもよいことですが、考えすぎて眠れなくなってしまうのは困りもの。
あたたかなハーブティーでリラックスして、自分の時間を有意義なものにしていきましょう。

ハーブティーはブレンドするのが効果的!

カモミール リラックスといえばジャーマンカモミールが有名ですが、その他にもリラックスや快眠に役立つハーブは多くあります。
それぞれ少しずつ働きかけ方が違い、風味もそれぞれのよさがあります。
うまくブレンドすれば相乗効果が得られるだけでなく、風味も自分好みにすることができるので、ハーブに慣れていない方こそ、ブレンドハーブティーがおすすめと言えます。

全身をゆるめるハーブとは?

レモンバーム まず挙げられるのは、やはりジャーマンカモミールです。
ココロとカラダをゆったりとさせてくれます。
リンゴを思わせる風味で比較的飲みやすく、ブレンドハーブティーのベースにすると、風味がまとまりやすくなります。

次に、レモンバームが挙げられます。
ヒステリーやパニックに使われてきた歴史もあり、ジャーマンカモミールと同様に、全身をゆったりさせてくれます。
レモンを思わせるフレッシュな香りが特長で、安心感をもたらしてくれるハーブです。

本当に眠れるの? 臭すぎるバレリアン

バレリアン ここまでリラックスのハーブを紹介しましたが、おやすみ前用のブレンドには、もう少し加えたいものがあります。
それは、バレリアン。

バレリアンのドライハーブは、ほんの少し蓋をあけただけで、部屋中に充満するほどの強く、特徴的な香りを持っています。
おそらく、ほとんどの人は臭いと感じるでしょう。(ただし、カラダが必要としている方には、良い香りと受け止められるようです)
しかし、熱湯を注ぐとこの香りはどこへやら。
甘く芳醇な香りに、親しみを覚えます。 バレリアンは鎮静のハーブとして、強い不安感やイライラ、焦燥感などをやさしく解きほぐします。
レモンバームやカモミールといった全身をゆるめるハーブとブレンドすると、双方向からのアプローチができるため、よりしっかりと眠りに対してアプローチをしたい場合には欠かせません。

それでもやはり、この匂いを使うのは気がひけるという方は、バレリアンの働きをマイルドに、軽やかにしたようなパッションフラワーを代用しましょう。
大変穏やかな働きかけをするハーブなので、バレリアンと併用してもよいです。

ハーブティーは熱すぎない温度で楽しもう

b160726_oyasumi_680 これらをお好みの分量でブレンドしてハーブティーを入れたら、ゆっくりと冷ましながら、香りと味を楽しんで飲んでください。
熱すぎる温度は、交感神経を刺激するので、注意が必要です。

眠りの質が悪いと、カラダもココロも疲れが抜けず、悪循環を繰り返してしまいます。
自分にぴったりのブレンドハーブティーで睡眠の質をあげて、楽しい毎日を送りましょう。
ページを共有する
ライフスタイル
2023.08.09

新商品「幸せ気分でおやすみしたい時に 夜風感じるレモンバーベナ茶」開発ストーリー

ページを共有する
閉じる
ページを共有
ページリンクをコピー
連日の猛暑、酷暑続きでカラダが参ってしまいますね。
室内外の気温差に疲れが溜まり、夏バテを引き起こしやすくなります。
また熱帯夜による睡眠不足で、翌日まで疲れが残ってしまうことも。

日本国民の5人に1人は睡眠の質が悪いと言われる現代。
そこでenherbでは、夏の疲れや眠りで悩んでいる方のサポートに「幸せ気分でおやすみしたい時に 夜風感じるレモンバーベナ茶」を開発しました。
*以下「おやすみレモンバーベナ茶」と略します

今回は7月26日(水)より数量限定で発売中の「おやすみレモンバーベナ茶」の開発ストーリーや定番人気「ぐっすりおやすみしたい時に」との違いをご紹介します。

ハーブティー初心者さんでも飲みやすく! 香りにこだわったブレンド

ブレンドの主役は「イブニングティー」や「ベルベーヌ」とも呼ばれるレモンバーベナ。
花の芳香成分も含む優雅な香りで、リラックスしたい時にぴったりなハーブです。
夏の夜に飲むことを想像して甘さは控え、香りだけでも爽やかな気持ちにさせてくれて、毎日でも飲みたくなるレモンティーのようなイメージを目指しました。

一番難航したところはバレリアンの配合量

美味しいだけではなく、機能性を担保するために、おやすみサポ―トに欠かせないバレリアンもブレンドしました。
ただこのバレリアンが曲者で、独特の強い香りを敬遠される方もいるほどブレンドが難しいハーブです。

配合量を0.5g刻みで数パターン用意し、レモンの爽やかな香りが消えず、またしっかりおやすみサポートも発揮できる量を見極めました。
全体では数十回レシピを調整し、結果的に根っこハーブであるバレリアンのコクも活き、良い脇役になっています。

定番人気「ぐっすりおやすみしたい時に」との違いは?

おやすみサポートと言えば、enherbを代表するハーブティーのひとつ「ぐっすりおやすみしたい時に」がすでに存在しています。
「ぐっすりおやすみしたい時に」は、おやすみのお悩みを根本的に見直したい、改善したい方におすすめ。

一方の「おやすみレモンバーベナ茶」は、夜のリラックスタイムを楽しみながら夏のおやすみ時間の質を上げることに重きを置いています。
また、バレリアンの配合量は「ぐっすりおやすみしたい時に」より少ないので、日中、張り詰めたココロやカラダをほぐしたい時にもおすすめです。

ハーブティーを楽しんで続けていただいた結果に「あれ? おやすみの質が変わったかも」とご実感いただけるよう設計しました。 冷たいモノを摂り続けた一日の終わりに「おやすみレモンバーベナ茶」でほっとひと息、さらにお風呂やアロマとの合わせ技で、夏の贅沢な心地良さを味わってみてくださいね。

スタッフも実感!「おやすみレモンバーベナ茶」の魅力

enherbのスタッフは、新商品の発売前に必ず試飲をしています。
日頃からハーブティーを飲み慣れているスタッフの声、ちょっと気になりませんか?
あまり表に出ない声ですがほんの一部ご紹介します!



・優しくほっとする味わいだなと思います。夏のじめじめとした気候でも、お風呂前にこのお茶を淹れておいて、常温にさめたら、一息しながらこのお茶を飲みたいなと思います。



・夕暮れのような涼しげなハーブティーのオレンジ色が、ココロとカラダを落ち着かせてくれるようです。すっきりとしながらもコクが感じられ、飲用後に「ほわ~んと」心地よくなりました。



・さっぱりとしたレモンティーのような優しい味わいで、ふんわり心地よいリラックスタイムが過ごせそうです。夏の夜にゆっくり飲んで、一日のスイッチオフをしたいと思いました。 おやすみの質を高めるためには、ハーブティーやアロマを通して、昼と夜の生活リズムを整えることが大切です。
日中いきいきと過ごすための体調に合わせたハーブ選びは、スタッフへお気軽にご相談くださいね。
ページを共有する
取材舞台裏
2022.03.25

ハーブと眠りのいい関係

ページを共有する
閉じる
ページを共有
ページリンクをコピー
なかなか寝付けない、夜中に何度も目が覚める、目覚めがすっきりしない…。
そんな日々の眠りに悩んでいる方は、多いのではないでしょうか?

「たいしたことはない」と放っておくと、毎日のわずかな睡眠不足が知らず知らずのうちに積み重なり、ココロとカラダに様々な影響をおよぼすことに。
その結果、生活や仕事の質を下げてしまいかねません。

良質な睡眠を取り戻す方法はいくつかありますが、今回はハーブやアロマのチカラで解決する方法をご紹介します。

重要なのは、おやすみ前の1時間

皆さんは、おやすみ前の1時間をどのように過ごしていますか?

睡眠研究で有名なスタンフォード大学では、「眠り始めの90分間をいかに深く眠るか」が良い睡眠を得るための条件だと提唱しています。

だからこそ意識したいのが「眠りへの入り方」。
おやすみ前の時間を使って、ココロとカラダをおやすみモードへ切り替えていくことが大切です。

まずは、光のコントロールから

おやすみ前のリラックス時間は、暖色系のやわらかな光の部屋で過ごすのがおすすめ。
テレビやパソコン、スマートフォンの明るい光は見ないように心がけましょう。

さらに、寝室にアロマを焚くと、より入眠がスムーズに。
ラベンダーやベルガモット、パチュリなどの穏やかな香りは脳の疲れを癒やしてくれます。

温かいハーブティーで、眠りのスイッチをいれましょう

人は、一時的に上昇した体温が下がり始めるときに眠気を覚え、眠りに入っていくと言われています。
シャワーだけで済ませずに湯船に浸かること、温かいお茶でカラダを中から温めることは、良い眠りへの第一歩。

さらに、リラックスをサポートしてくれるハーブや、ココロとカラダの緊張をやわらげてくれるハーブがブレンドされたハーブティーなら、それぞれのハーブの相乗効果で、快眠を力強くサポートしてくれます。

おやすみ前のおすすめハーブ



〈ジャーマンカモミール〉 リラックスの代名詞的なハーブ。イライラや興奮、緊張、不安を鎮め、穏やかな眠りをもたらしてくれます。
甘くやわらかな香りとともにリラックス時間を楽しみましょう。


〈レモンバーム〉 不安、緊張、イライラなどに役立つハーブ。
気分を落ち着かせたいときには、レモンバームのハーブティーを飲みながら大きく深呼吸してみましょう。


〈バレリアン〉 「眠りのハーブ」として知られるバレリアンは、深い樹木のような独特の風味。
心身を緊張や不安から解放してくれます。
独特な風味が特徴ですので、カモミールやシトラス系ハーブとのブレンドがおすすめです。


皆さんも、1日が終わったら明かりを落とし、温かいハーブティーでリラックスする習慣を取り入れてみませんか?
朝までぐっすり、そしてすっきり目覚める、自然な睡眠サイクルを取り戻しましょう。

※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です
ページを共有する
ライフスタイル
2020.08.12

熱帯夜、どう乗り切る? 快眠のための眠りの準備

ページを共有する
閉じる
ページを共有
ページリンクをコピー
眠りの重要性は言うまでもなく、最近では睡眠時間だけでなく睡眠の質に対しても、目が向けられてきました。
普段は「どこでも寝られちゃう」「ベッドに入って1分」というような方でも、ちょっとした心理状態の変化や環境の変化で、いつものように眠れないということもあります。

気候の変化で変わる睡眠

快適な睡眠時間を確保するためには、季節によって変化していく気候に合わせ、環境を整えていく必要があるでしょう。
冬の寒さや夏の暑さを意識していないと、いつものように眠れているつもりでいながら、実は浅い眠りで、しっかりと疲れがとれていないなんていうことも。

特に夏は、日中の体力消耗や、食欲不振によって夏バテを起こしやすい季節ですので、しっかりと寝て回復することが、望ましい季節。
しかし、熱帯夜が続くと、十分な睡眠がとれず、なんだか慢性的に、眠気やだるさがとれないというスパイラルに、ハマってしまったことはないでしょうか。

寝る前に、ぬるめのハーブティー

快眠に欠かせないハーブは何種類かありますが、中でもパッションフラワーとバレリアンは、特におすすめ
カモミールとの相性もいいので、ブレンドしたお茶を、ベッドに入る1時間前位からゆっくりと飲むのが、いいでしょう。

熱帯夜対策の場合は、アツアツのものを短時間で飲むと、むしろその温度で暑くなり、眠れなくなってしまいます。
そのため、少し前に入れておいて、ぬるめに冷まし、時間をかけて飲むようにしましょう。
この場合、アイスのハーブティーは、あまりおすすめではありません。

体感温度を下げるペパーミントの香り

熱帯夜対策としては、アロマも向いています。
ベルガモットやラベンダーといった精油は、リラックスさせてくれる香りでありながら、とても爽やかなので夏向き。
これらをメインにして、ディフューザーなどで、部屋に香らせましょう。 さらに、体感温度を4℃下げると言われるペパーミントの香りをプラスするのが、熱帯夜対策のポイントです。
一見、すっきりとして目が覚めてしまうと思われがちなペパーミントですが、実はリラックスとリフレッシュのどちらにも使える、不思議なチカラを持っています。
多様な成分を含むハーブならではですね。

ハーブやアロマとの合わせ技で、無理のない程度に工夫を取り入れて、涼やかで心地よい夜をお過ごしくださいね。
ページを共有する
ライフスタイル