2025.09.10

夏の終わりをすっきり快適に整えるハーバルライフ

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日中は蒸し暑さを感じますが、夕方以降には時折爽やかな風が感じられるようになりました。
厳しい暑さを過ごしてきたカラダも、落ち着いた気候を待ち望んでいるのではないでしょうか。
そこで今回は「夏の終わりをすっきり快適に整えるハーバルライフ」をご紹介します。

ハーブティーは柑橘系の風味で爽快に!

残暑の不快感や気だるさのケアには、フレッシュで快活なレモンの香りがおすすめです。
レモングラスやレモンバームといったように、レモンの名がつくハーブは多く、レモンに似た香りで飲みやすいハーブティーです。

中でもレモンバーベナは、フランスではヴェルベーヌと呼ばれ、仕事疲れを癒す夕方以降にいただくなどして親しまれているようです。
和名の「香水木(コウスイボク)」の通り、とても香りが良いのでリラックスしたい時に最適なハーブです。

暑さによる不快感を鎮める香りとは?

芳香浴でも、柑橘系のベルガモットや、柑橘系と相性のよいクラリセージの精油がおすすめです。

紅茶を思わせるクラリセージの香りは、暑さによる興奮や不快感を鎮めてくれるので、ハンカチやコットンに数滴垂らし枕にしのばせる他、バスタイムをぬるめの半身浴に切り替え、浴槽で香りを楽しんでもよいでしょう。


お風呂で精油を楽しむ際は、5ml程度の無水エタノールに精油1~5滴を混ぜ、浴槽または洗面器などの湯に入れます。または、5ml程度の無水エタノールに精油1~5滴を混ぜ、自然塩やバスソルトに馴染ませてからすぐに浴槽に入れると、お湯と混ざりやすくなります。

またクラリセージの香りは、女性の不順なリズムを整えたり、年齢を重ねた女性のアンバランスなココロとカラダのケアも得意とします。
このように、女性特有の悩みに広く利用されているため「女性のための精油」とも言われています。 ハーブティーやアロマを取り入れることで、リラックスしてゆったりと過ごす時間をつくりながら、心身共に冴えた軽やかな状態で、秋への移り変わりを楽しみましょう。
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ライフスタイル
2025.09.02

9月のおすすめハーブ「ミルクシスル」

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9月とはいえ残暑厳しく、初秋より晩夏の響きがしっくりきますよね。
そんな日々に、ついつい手が伸びてしまう冷たいモノ。
カラダのクールダウンにはもってこいですが、摂り過ぎてしまうと不調の原因にもなりかねません。
夏に受けたダメージをリセットし、これからやってくる〈食欲の秋〉のためにも、カラダをいたわってあげましょう。

そこで今回は、古来より清浄・保護・再生などのチカラが高く評価されているハーブ「ミルクシスル」をご紹介します。

古くは母乳を出す目的で使われていたハーブ

紫色の大きな頭花をつけるミルクシスル。
古くは母乳を出す目的で使われていたことから「ミルク(乳)シスル(アザミ)」の名が付けられたと言われています。

キク科多アザミ属の二年草で、和名をオオアザミやマリアアザミといいます。
原産は地中海沿岸でヨーロッパ全土に生育しており、日本にも帰化植物として広く分布しています。

限りない母のチカラが宿る薬草

葉には光沢とトゲがあり、乳白色の葉脈が特徴です。
これは、聖母マリアがイエスにお乳を飲ませた際に、葉にこぼれた乳が葉脈の白い縞模様となったとされ〈限りない母のチカラが宿る薬草〉として信じられていました。
セントマリーシスル(マリアアザミ)やホーリーシスルなどの別名は、このエピソードに由来しています。

お酒好きな方の健康サポートに

ヨーロッパでは、二千年以上前から薬草として用いられてきた歴史があり、中世の著名なハーバリストであるジェラードやカルペパーなどの書物の中でも、その清浄・保護・再生などのチカラが高く評価されているハーブです。
全草が食用とされ、ハーブティーでは種が使われます。 160830_3 現代では、種子に含まれる成分「シリマリン」の、お酒好きな方の健康をサポートするチカラが注目されており、ハーブティーやサプリメントとして摂りいれる方法が広く親しまれています。
生活習慣が乱れがちな方、そしてお酒を飲む機会が増える際には、カラダのお守りとして、積極的にご利用いただきたいハーブのひとつです。 

〈聖なるアザミ〉ミルクシスルは、日々の穢れを清らかなものに変え、明るく活き活きとあるために欠かせない、肝要なチカラを授けてくれるでしょう。
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季節のおすすめハーブ
2025.08.27

enherb アトレ吉祥寺店がオープンしました!

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8月27日(水)にJR吉祥寺駅直結とアクセス抜群な「アトレ吉祥寺」本館地下1階に、enherb アトレ吉祥寺店がオープンしました。 エンハーブ史上最大規模の売り場を誇る当店では、お客さまご自身でさまざまなハーブティーを試飲いただける大型ブースを設置し、これまで以上にハーブを通した豊かな体験をお楽しみいただけます。 中央のブースには、量り売りの茶葉とティーバッグがずらり!
気になるハーブティーは試飲をおつくりしますので、お気軽にお声がけください。 シングルハーブティー全種は、お手に取ってご覧いただけます。
ひとつひとつ異なる茶葉の形状や色合いは、まるで自然からの贈り物。
透明パッケージ越しに見えるその姿は、香りや味わいへの期待を高めてくれますね。
試飲ブースに加えて、店内のあちこちでハーブティーとの新しい出会いが待っています。
お気に入りのハーブティーとの出会いは、まさに一期一会。
季節ごとに変わるラインナップで、その時だけの特別な一杯をお楽しみください。 お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。


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新店舗
2025.08.22

猛烈な残暑に、チョコっとご自愛しませんか?

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連日の猛暑で、ココロもカラダもお疲れ気味ではありませんか?
そんな夏の不調に、そっと寄り添ってくれるのがチョコレート。
食欲がない日でも、カカオの豊かな香りとほどよい甘さが、元気をチャージしてくれます。 さらに、良質な水分とミネラルを補給するなら、ハーブティーがぴったり。
心地よい香りと風味に包まれながら、穏やかにカラダを整えてくれます。

左:エンハーブ ブレンダー 右:メリーチョコレート ショコラティエール

そこで今回は、日本を代表する高級チョコレートメーカー「メリーチョコレート」さんと一緒に、夏におすすめのチョコレートとハーブティーのペアリングをチョコっとご紹介します!
たとえば…

🍫 ミルクチョコレートには、ミントやレモングラスの爽やかなハーブティー
🍫 ビターチョコレートには、スパイスやベリー系のハーブティー

など、チョコの種類に合わせて選ぶハーブティーの楽しみ方を、エンハーブのブレンダーがご提案。 詳しくは、メリーチョコレートの特集ページ「メリーズラボ」をぜひご覧ください!
チョコレートとハーブティーの新しい愉しみ方が、きっと見つかりますよ。

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取材舞台裏
2025.08.20

涼を感じるハーバルライフ

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暑さの最盛期は過ぎたかと思いきや、再び暑さのピークに。
冷房の効いた部屋から、なかなか出られない…という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、植物のチカラで涼しさを呼ぶ「涼を感じるハーバルライフ」をご紹介します。

体感温度を下げるミントの香り

b170602_2 清涼感No.1ハーブといえば、なんといってもペパーミント!
ペパーミントに含まれる成分〈l-メントール〉は皮膚に触れると、冷たいものに触れた時と同じ感覚を与えるため、実際の温度は変わらないのに、温度が下がったように感じます。

そのひんやり感は飲み物や肌に使うローションでも、またアロマテラピーの芳香浴でも感じることができます。

外出先でペパーミント入りのミストをスプレーすれば、ミントの香りの涼しい風が体感温度を下げてくれるでしょう。

リフレッシュにもリラックスにも

お湯で淹れたミントティーを冷やしてアイスハーブティーにしたり、ミントのシロップをサイダーで割ったりと、夏でも無理なく取り入れられる方法で、涼しさを感じながら楽しんでみてください。  


《食欲がない時に、すっきりミントドリンク》
① ペパーミントのハーブティーをつくります。
② ①に、はちみつを小さじ1杯、レモン果汁を数滴入れて出来上がり! 冷やしても美味しく召し上がれます。


また、寝苦しい夜や気持ちが昂ぶって寝付けない夜は、カモミール×ペパーミントのハーブティーがココロを穏やかに整え、ぐっすりへと誘ってくれます。

香りで爽快! 虫除け対策

b170809_4 アロマテラピーでは、体感温度を下げるペパーミントの他、虫除け対策のエッセンシャルオイルがおすすめです。

レモングラスやレモンティートリー、シトロネラなどは、虫除けになる上、レモン系の爽やかな香りで空間をすっきりとさせてくれます。

ハーブで涼を演出しながら花火やお祭り、盆踊りなど真夏の夜を涼やかに楽しみましょう。
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ライフスタイル
2025.08.14

「飲む点滴」甘酒を、あのハーブで美味しくアレンジ!

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すでに厳しい暑さが続いていますが、9月~10月も平年より気温が高くなり、残暑が長引くそうです。
暑さでぐったりしたカラダにおすすめしたいのが甘酒。
この甘酒、「飲む点滴」とも呼ばれるほど栄養価の高い、優れた発酵食品なのです。

甘酒は夏の風物詩!?

今でこそ冬の風物詩のような甘酒ですが、意外なことに以前は夏の風物詩として親しまれており、今でも俳句では夏の季語とされているそうです。

甘酒の歴史は古く、日本書記にもその起源となる飲み物が出てくるほど。
江戸時代になると、夏バテ対策に冷やした甘酒が飲まれるようになり、夏の風物詩となったようです。

おなじみのあのハーブが甘酒にマッチ

昔の人の知恵が詰まった甘酒は、最近では発酵ブームも手伝い、カラダによいということで人気が高まっています。

そのままでも十分美味しいのですが、アレンジしても美味しいのが甘酒のよいところ。
生姜を入れたり、牛乳や豆乳を入れたりするのは、みなさん御存じのレシピではないでしょうか。

生姜が合うならハーブも合わない訳はないのですが、非常によく合うのが、なんとジャーマンカモミールなんです。
甘酒の独特な発酵の香りに、カモミールの甘い香りがぴったり合います。

ほっとカラダが緩むようなやさしい風味に香りの奥行きが加わり、なんとも言えないやさしい飲み物に仕上がります。

カモミール甘酒の作り方

カモミールのアレンジには、いくつかやり方がありますが、おすすめなのはハーブチンキを使うやり方です。
できあがった甘酒をカップに注いだら、カモミールのハーブチンキを数滴垂らすだけ。

すぐに楽しみたい方は、濃い目にいれたカモミールティーを甘酒と同量で割るのがおすすめ。
思わず飲みすぎてしまう美味しさですよ!

カモミールはリラックスだけでなく、カラダのチクチクとした感覚を落ち着かせたり、末梢を温めるのにも役立つハーブ。
だから、甘酒との組み合わせで、温活にもなりますね。

少し意外な取り合わせですが、ほっとすること間違いなしのこのレシピ、ぜひ試してみてください。
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ちょこっとテクニック
2025.08.07

ハーブが香る! おもてなしドリンク

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ハーブを使ったドリンクと言えばティーが定番ですが、お好みのジュースなどと混ぜれば、ひと味違った味わいを楽しめるだけでなく、美容にも元気にも役立てられます。

また、ハーブが織りなす美しい色や清々しい香りは、ちょっとしたおもてなしにもぴったり。
トッピングにも工夫して、とびきりおしゃれに味わいましょう。

この夏は、いつもより自由に涼やかに、ハーブを楽しんでみませんか?
暑い季節にこそ、格別の美味しさを感じられるはずですよ。

ドリンクに「+ハーブ」のすすめ

それではさっそく、ハーブドリンクのレシピとつくり方をご紹介しましょう。
今回は、夏にぴったりの爽やかなコールドドリンクを、4種類ご用意しました。
ちょっと工夫するだけで、グッとオシャレな雰囲気に。
あわせるグラスや小物なども参考にしてみてくださいね。

Point
ドリンクに使用するハーブティーは濃いめに淹れたものを用意し、常温程度になるまで冷ましておくとスムーズです。

トロピカルリフレッシュドリンク

ハイビスカスの酸味とスペアミントの爽やかな香りがパイナップルの甘さをほどよく抑え、ちょっと大人の味わいをお楽しみいただけます。
カットパインとミントを飾れば、トロピカルムードたっぷりの贅沢なドリンクに!

【材料/分量】
● ハイビスカスティー 1/2
ハイビスカス(ドライ)小さじ1をカップ半分の熱湯で3分間抽出する。

● パイナップルジュース 1/2
● スペアミント(生) 2~3枚

【つくり方】
1. グラスに氷を入れてから、半分までパイナップルジュースを注ぐ。
2. 常温に冷ましたハイビスカスティーを注ぎ、ちぎったスペアミントをたたいてのせる。

ガスパッチョ風エネルギードリンク

タイムの清々しい香りやライムのすっきりとした酸味は、暑い夏にぴったりの爽快さを演出してくれます。
岩塩を少しずつなめながら味わえば、あと味もすっきり。冷製スープ感覚で楽しんで、しっかりパワーチャージしましょう!

【材料/分量】
● ブレンドティー 1/2
★ローズヒップ:大さじ 2
★ネトル:大さじ 1
★タイム:大さじ 1/2
上記のドライハーブを混ぜ、カップ半分の熱湯で3分間抽出する。

● トマトジュース 1/2
● タイム(生)または ライム 1/8カット
● 岩塩 適量

【つくり方】
1. 氷を入れたグラスの半分程度までトマトジュースを注ぐ。
2. 常温に冷ましておいたブレンドティーを注ぎ、混ぜる。
3. タイムまたはライムをトッピングし、岩塩を添える。

水出しルイボスティー

水出しに向いているハーブティーは、ルイボスやマテ、ダンディライオンルート、バードッグなどのローストされた状態のもの。
中でもルイボスティーは、自然な甘みとほのかな渋みが好バランスで、口の中をさっぱりとさせてくれるので、食事中でも気軽に楽しめます。

【材料/分量】
● ルイボスティー 大さじ1~2杯程度
● 水 適量 1L

【つくり方】
1. ルイボスティーを市販のお茶パックに入れ、ピッチャーに入れて水を注ぐ。
2. 約5時間程度、好みの濃さになるまでティーバッグを浸し、お好みの濃さになったところで出来上がり。

ハイビスカスのルビーアイスソーダ

鮮やかなピンクの氷を浮かべれば、いつものドリンクが格段にオシャレに!
グレープフルーツジュースやペリエなどの炭酸飲料との相性が抜群です。
シロップやはちみつを加えたり、ソーダをフルーツジュースに変えたりするのもおすすめです。
氷が溶けるにつれ、ハイビスカスの酸味と香りが溶け込み、さっぱりとした飲み口に仕上がりますよ。

【材料/分量】
● ハイビスカスティー 適量
ハイビスカス(ドライ)小さじ1を、カップ半分の熱湯で3分間抽出する。

● ジュースやソーダ 適量
● シロップやはちみつ (お好みで)

【つくり方】
1. 常温程度まで冷ましたハイビスカスティーを製氷機に入れ、冷凍庫で凍らせる。
2. グラスにハイビスカス氷を入れ、ソーダを注ぐ。

おもてなしにピッタリのハーブドリンク、いかがでしたか?
氷を入れて楽しむ場合は、ハーブティーは濃いめに淹れましょう。
味の相性に配慮するなど、コツさえ覚えてしまえば、とっても簡単ですよね。
夏を楽しく爽やかに乗り切るメソッドのひとつとして、ぜひ取り入れてみてください!
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ちょこっとテクニック
2025.08.04

熱帯夜、どう乗り切る? 快眠のための眠りの準備

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眠りの重要性は言うまでもなく、最近では睡眠時間だけでなく睡眠の質に対しても、目が向けられてきました。
普段は「どこでも寝られちゃう」「ベッドに入って1分」というような方でも、ちょっとした心理状態の変化や環境の変化で、いつものように眠れないということもあります。

気候の変化で変わる睡眠

快適な睡眠時間を確保するためには、季節によって変化していく気候に合わせ、環境を整えていく必要があるでしょう。
冬の寒さや夏の暑さを意識していないと、いつものように眠れているつもりでいながら、実は浅い眠りで、しっかりと疲れがとれていないなんていうことも。

特に夏は、日中の体力消耗や、食欲不振によって夏バテを起こしやすい季節ですので、しっかりと寝て回復することが、望ましい季節。
しかし、熱帯夜が続くと、十分な睡眠がとれず、なんだか慢性的に、眠気やだるさがとれないというスパイラルに、ハマってしまったことはないでしょうか。

寝る前に、ぬるめのハーブティー

快眠に欠かせないハーブは何種類かありますが、中でもパッションフラワーとバレリアンは、特におすすめ
カモミールとの相性もいいので、ブレンドしたお茶を、ベッドに入る1時間前位からゆっくりと飲むのが、いいでしょう。

熱帯夜対策の場合は、アツアツのものを短時間で飲むと、むしろその温度で暑くなり、眠れなくなってしまいます。
そのため、少し前に入れておいて、ぬるめに冷まし、時間をかけて飲むようにしましょう。
この場合、アイスのハーブティーは、あまりおすすめではありません。

体感温度を下げるペパーミントの香り

熱帯夜対策としては、アロマも向いています。
ベルガモットやラベンダーといった精油は、リラックスさせてくれる香りでありながら、とても爽やかなので夏向き。
これらをメインにして、ディフューザーなどで、部屋に香らせましょう。 さらに、体感温度を4℃下げると言われるペパーミントの香りをプラスするのが、熱帯夜対策のポイントです。
一見、すっきりとして目が覚めてしまうと思われがちなペパーミントですが、実はリラックスとリフレッシュのどちらにも使える、不思議なチカラを持っています。
多様な成分を含むハーブならではですね。

ハーブやアロマとの合わせ技で、無理のない程度に工夫を取り入れて、涼やかで心地よい夜をお過ごしくださいね。
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ライフスタイル
2025.07.29

8月のおすすめハーブ「レモングラス」

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カンカン照りの太陽と、モコモコ膨らんだ雲。
夏を象徴する青空が広がる日も多くなってきました。
本格的な夏を迎え、海や山へ、繰り出される方も多いのではないでしょうか。
お出掛けの際には、熱中症対策や日焼け対策を万全にして、大自然を満喫してくださいね。
あと忘れてはならないのは、虫除け対策! 

そこで今回は、虫が嫌いな香りとしても知られ、その力強い爽快な香りがココロに活力を与えてくれる「レモングラス」を、ご紹介します。

タイ料理の味付けに欠かせないハーブ

すーっと伸びる長い葉と、レモンのように甘く爽やかな香りが特徴のイネ科のハーブ。
インドでは「チューマナ・プールー(赤い茎)」と呼ばれ、数千年も前から親しまれてきました。 茎や葉の部分はハーブティーとして用いる他、世界3大スープの1つ、トムヤムクンに代表されるように、タイ料理やベトナム料理では、香辛料としても欠かせない存在です。

フレッシュな香りでリフレッシュ!

そのフレッシュなシトラス系の香りは、暑さでダレがちなココロとカラダをシャキッと目覚めさせ、リフレッシュに最適です。
また、おなかの調子を整える働きがあり、脂っぽい食事の消化をサポートします。

「ドライバーの精油」とも呼ばれる香り

レモングラスはエッセンシャルオイルとしても人気が高く、力強い草の香りがココロに活力を与え、元気を回復してくれるといわれます。
そのリフレッシュと適度に落ち着きをもたらす働きが、車の運転に向いていることから「ドライバーの精油」とも呼ばれています。 また、虫除けの香りとしても知られ、ディフューザーなどで芳香浴を楽しむほか、ユーカリなどとブレンドして、手作りの虫除けスプレーなどにも使われています。



レモングラスの爽快な香りが、暑い夏を快適に過ごすサポートをしてくれるでしょう。
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季節のおすすめハーブ
2025.07.24

すぐ飲みたい時のアイスハーブティーの作り方

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夏真っ盛りなこの頃、冷たいモノで暑さをしのぎたいですよね。
私もお出かけ時は、アイスハーブティーを家から持参する事が増えてきました。
そこで今回は、朝の忙しい時間でも手早く作れる、アイスハーブティーの作り方をご紹介します。
美味しさと健康を手軽に味わえるアイスハーブティーを、夏の水分補給にぜひ取り入れてくださいね。

濃い目に淹れるのがポイント!

※PEANUTS柄ハッピーポットは販売終了しています

アイスハーブティーは風味、中でも甘みが温かいものより感じづらくなります。
そのため、少し濃い目に入れるのが、最大のポイントです!

1)ポット1本(600cc)に対して、大さじ3~4杯のハーブを入れます
さっぱりとした「ストレスでキリキリしちゃう時に」は大さじ3杯、甘みのある「グレフル美巡茶」や「檸檬カミツレ茶」は大さじ4杯がおすすめです。
2)お湯は400ccほど静かに注ぎ、香りが逃げないように素早くフタをします
茶葉の体積があるので、500ccの目盛り位まで注ぎました。

3)フタをして3~5分蒸らします
花や葉は3分、実や種は5分が目安です。
蒸らし終えたら、すぐにストレーナーを取り出してください。

4)氷を入れて軽くかき混ぜれば、アイスハーブティーのできあがり!
すぐ飲みたい時は、氷をたっぷりと!
今回は「すぐ飲める!」という事で氷を活用しました。
粗熱をとって冷蔵庫で冷やす作り方もありますので、ライフスタイルにあわせてお試しください。
冷たいと甘みが感じづらくなるので、はちみつを足したり、オレンジジュースやカルピスなどジュースを加えても美味しいですよ! 裏技として、ハーブティーの氷を作っておけば、アイスハーブティーが薄まることもありません。
しかも、他の飲み物と割ることができるので、こちらもおすすめです! 良質な水分補給が重要になってくるこれからの季節。
飲みたい時にすぐに飲めるように、ポットで作って冷蔵庫に入れておくと便利です。

ミネラル補給と巡りをサポートしてくれるハーブのチカラで、夏も快適にお過ごしくださいね。
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ちょこっとテクニック
2025.07.15

香りも楽しめて一石二鳥! アロマとハーブで虫を寄せ付けない

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夏は暑さだけでなく、虫にも悩まされる季節。
近年は、さまざまな種類の虫除けアイテムを見かけますが、できれば自然のもので安心、安全にも気を配りたいですよね。

そこで、香りを楽しみながらイヤな虫を寄せ付けない、アロマ(エッセンシャルオイル/精油)とハーブ、その活用方法をご紹介します!

蚊が嫌うシトロネラの香り

「自然の防虫剤」とも言われるシトロネラ。
レモンのような香りですが、かなりツーンとくる香りですので、少し好き嫌いがあるかもしれません。
しかし蚊にとっては、このシャープな香りが苦手なようで、シトロネラを香らせておけば、蚊の侵入率をグンと減らせます。
熱帯地域では、蚊帳をつくるのに、シトロネラの葉を編みこんでいたそうです。 外出時なら、精油で作ったボディスプレーがおすすめ。
お部屋で使うなら、ディフューザーで香らせるとよいでしょう。

フローラルな香りの「蚊嫌草」とは?

シトロネラの香りが苦手な方は、「蚊嫌草」(かれんそう)をお試しください。
その名の通り、蚊の嫌がる草で、ゼラニウムの中でも、ローズゼラニウムという種類です。
シトロネラと違い、バラのようなフローラルな香りで、女性特有のさまざまなトラブルケアにも役立てられています。 ヨーロッパでは窓辺などに植えて、虫除けにしているお宅もあるようです。
優雅な香りなのでサシェにしたり、ソルトに垂らして玄関先に置いておくのもおすすめです。

香り成分の多くは、植物が害虫から身を守るために作り出した忌避物質

精油はそもそも、植物が受粉のために虫を呼び寄せたり、天敵を避けるために持っている〈香り〉という能力を、成分として取り出したもの。
いくつかの種類の精油が、虫を寄せ付けないのは、当然ともいえます。

なお、精油には、殺虫効果があるわけではありません。
香りを楽しみながら、虫の侵入を未然に防いだり、近寄らせない目的で、ご活用くださいね。

\\ アロマ活用術はこちらにも! //

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ライフスタイル
2025.07.08

夏の水分補給に最適! ハイビスカスで元気をチャージ

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夏になるとより飲みたくなる真っ赤なハイビスカスティー。
季節限定「夏に負けない シャキッと梅ハイビスカス茶」や、定番人気の「すっきりキュッと グレフル美巡茶」も、ハイビスカスを中心とした液色で夏に映えますよね。

そこで、なぜ夏にハイビスカスティーを飲みたくなるのか、今一度、ハイビスカスのエピソードとその実力を、おさらいしましょう!

美しいルビー色は、現代人に必要な健康成分

ハイビスカスと聞くと、南国調の赤い花を思い浮かべますが、実はその多くは、観賞用に改良された種。
ハーブティーに用いられるのは、白や薄ピンクの花をつけるローゼル種が一般的です。
ローゼル種は、茎や花苞が濃赤になるのが特徴で、ティーには花が落ち実が膨らんだ時期の萼(がく)の部分を使用します。

この美しいルビー色は、アントシアニン系色素によるもので、光に囲まれた現代人には必要な成分。
また最近では、生活習慣に対する働きも注目されています。

クレオパトラが愛した、美容維持のハイビスカスティー

古代エジプトの時代から、健康のために食されてきた歴史をもつハイビスカス。
絶世の美女クレオパトラが、その美しさと若さを保つために飲んでいたとも伝えられ、今でもエジプトでは「Karkade(カルカデ)」の名で、健康茶として日常的に愛飲されています。

クレオパトラ御用達(?)のハイビスカスは、ビタミンやポリフェノール類を含むため、美容やエイジングケアにも大活躍の、女性に嬉しいハーブティーなのです。

金メダリストを陰で支えた? ハイビスカスの元気パワー

かつて世界の頂点に君臨した伝説的なマラソン選手が、スポーツドリンクの代わりにハイビスカスティーを愛飲していたという興味深い逸話があります。
これはとても理にかなっており、ハイビスカスティーの爽やかな酸味(クエン酸やハイビスカス酸)には、くたくたになったカラダに活を入れる働きが期待できるのです。

汗で失われた水分とミネラル補給に、そして元気チャージもできるハイビスカスは、夏の水分補給にうってつけ。
気分も上がる赤色のハーブティーで、暑い夏を乗り切りましょう!
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季節のおすすめハーブ
2025.06.30

7月のおすすめハーブ「フェンネル」

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食欲不振になりがちな夏。
冷たい飲み物や食べ物ばかりで、胃腸も弱りがちです。
香辛料で食欲をかき立てて、機能が低下しがちな夏のカラダに活を入れてくださいね。
そこで活用したいのが、スパイシーなハーブ。
中でも沖縄料理において、胃腸の調子を整える島野菜「イーチョーバー(胃腸葉)」として親しまれている、あるハーブをご存知でしょうか。

今回は、甘くスパイシーな香りで軽快な日々をサポートする、食材としても大活躍のハーブ「イーチョーバー」こと「フェンネル」をご紹介します。

「フェンネルがあるのに摘まないのは愚かだ」と記されるほどの万能さ

地中海沿岸原産のセリ科の多年草。
古代エジプトの医学書には「フェンネルがあるのに摘まないのは愚かだ」と記されているほど多くの働きを持つ、最も古くから栽培されていたハーブのひとつです。
羽毛のように細く軽やかな葉と、傘状に咲き広がる黄色い小花が特徴です。

邪気を祓う薬草として呪術などにも使われた歴史があり、今も欧米では6月24日、聖ヨハネの日の前夜に、フェンネルやセントジョンズワートなどを束ねた魔除けのリースが玄関に飾られます。

臭くなった肉の香りを回復するパワーが!?

ハーブティーでは、芳香に富んだ果実を用います。
和名の「茴香(ウイキョウ)」は「香りを回復する」の意で、臭くなった肉の香りをよくすることから名付けられました。
同様に、芳香の強いハーブのスターアニスは「大茴香(ダイウイキョウ)」、ディルやキャラウェイは「姫茴香(ヒメウイキョウ)」と呼ばれ、いずれも料理では香りづけに使われます。

とくに、甘く優しい香りのフェンネルは、ドイツの小児科において、フェンネルシロップやフェンネルハニー(はちみつ漬け)が活用されています。
どちらも、ガラガラやゴホゴホ予防など、季節の変わり目の体調管理に最適です。

ダイエットの強い味方! 語源は「細くなる」

古代ギリシャ語では、フェンネルを「Marathon(マラトン)」といいますが、これは「細くなる」を意味する「maraino(マライノ)」に由来します。
また、かつての清教徒たちはフェンネルの香りが空腹を紛らわせてくれるとして、教会の説教の時間に果実を噛んでいたと伝えられています。


甘さとスパイシーさを持ち合わせたフェンネルの香りは、邪悪なものをやんわりと振り払い、その葉のような繊細さと軽快さを与えて、颯爽とした躍動する日々へと導いてくれるでしょう。
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季節のおすすめハーブ
2025.06.24

じんわりあったか! 自宅でできる「ハーブボール」マッサージ

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梅雨の雲間から注ぐ陽射しは日に日に強くなり、本格的な夏が近づいています。

次第に暑さが増してくると、つい冷房や冷たいドリンクに涼を求めてしまいますが、頼り過ぎると知らぬ間に冷えを招き、さまざまな不調にもつながりやすくなります。

今年の夏を元気に乗り切るためにも、カラダを温めたり、巡りを良くする習慣を身につけておきたいですね。

今回ご紹介するのは、南国・タイの知恵「ハーブボールマッサージ」。
布でしっかり包んだハーブを蒸して温め、カラダに押し当てるマッサージです。
日本では、本格的なスパやエステなどで使われるイメージですが、意外にも、自宅で手軽に作ることができるんですよ。

タイ伝統のハーブボールマッサージ

タイのハーブボールマッサージは、昔から民間療法として人々に親しまれてきました。
日常の疲れを癒したり、産後の女性などが利用してきたそうです。
たくさんのハーブが身近に手に入る、タイならではの知恵が詰まったマッサージの方法ですね。

使うハーブはさまざまですが、レモングラスやショウガ、タマリンドやこぶみかんなど、タイの生活に密着したハーブが使われています。

現地では、ボディ用だけでなく、フェイス用の小ぶりなものなど、用途にあわせたさまざまな大きさのハーブボールがたくさん。
タイらしいオリエンタルな香りが楽しめるので、お土産用としても大人気なんです。

手軽で簡単! ハーブボールのつくり方


ハーブボールには、フレッシュハーブもドライハーブも使われますが、今回は、ドライハーブだけを使った、手軽で簡単なつくり方をご紹介します。
選んだハーブは、レモングラスと和のハーブを含めた6種類。
カラダをじんわり温めて、きれいを作るラインナップです。

材料
レモングラス、ショウガ(ジンジャー)、ニッキ(シナモン)、クワの葉(マルベリー)、スギナ(ホーステール)、ハト麦(ハトムギ)※すべてドライハーブ・各10g・ 綿やガーゼの布(30cm×30cm)・ 綿のひも(50~60cm)

1

布を被せたボウルに各ドライハーブを入れてよく混ぜ合わせる。

2

口を固くひもでしばり、持ち手をつくる。

3

軽く全体を濡らした後、ラップをかけて蒸し器や電子レンジで温めてできあがり。電子レンジを使う場合は、600Wで約1分~1分30秒を目安に。

Point
お好みのドライハーブでアレンジしても◎ 2、3回使ったらハーブの入れ替えをおすすめします。

使い方

蒸したハーブボールをほぐして香りを立たせながら、ポンポンとカラダに押し当てて、気持ちのよい箇所を探るようにマッサージしていきます。
バスルームで使うとハーブの香りが広がり、スパにいる様な優雅な気分が味わえますよ。

じんわりとした温かさとハーブの香りが魅力のハーブボール。
外出がおっくうになる梅雨時は、手づくりのハーブボールで、身も心も解けるリラックス時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
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ライフスタイル
2025.06.18

たった10回振るだけ! 水出しアイスハーブティーの時短テクニック

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皆さん、ブログ「これで5時間も短縮! 水出しアイスハーブティー早出しの裏ワザを伝授します」でご紹介した裏ワザは、もうお試しになりましたか?

なんと、ティーバッグ1包をボトルに入れて 10回振るだけ で、通常8時間かかる水出しアイスハーブティーの抽出が 5時間も短縮 できるんです!

6月18日(水)新発売の水出しアイスハーブティー「グレフルピール&バタフライピー」もこの裏ワザで、抽出を早めることができます。
日中のおかわりには、この方法が本流ですね。

今夏は、この早出し裏ワザを活用して、一日中こまめな水分補給を心掛けましょう!
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ちょこっとテクニック
2025.06.10

ハーブを味方に! 梅雨時期の不調対策

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梅雨時期になると、頭痛や肩こりがひどくなる、なんとなく体調が悪い、なんてことはありませんか?
それに加え、視覚的にも薄暗い雨雲は気分がどんよりして、やる気も起きにくいものです。

そこで今回は、ハーブのチカラを味方に、梅雨時期の不調対策をご紹介します。

梅雨時期の体調不良の原因は?


主な原因のひとつは、梅雨特有の気圧配置。
梅雨前線は低気圧が発生しやすくなり、その影響からカラダにかかる圧力も低下します。
するとカラダが膨張して、循環不良を招くのです。

また、低気圧時は副交感神経が優位になり、カラダはスイッチオフのリラックス状態に。
日照時間も少なくなるため、やる気が起きず、塞ぎこみがちに。
お天気同様、ココロが晴れない状態になるのです。

循環不良には運動を!


巡りや流れが滞ることで引き起こされるズキズキやコリゴリ。
それらを解消するには、カラダを温めること。
ゆっくりお風呂に入ることも効果的ですが、筋肉のポンプ機能を刺激して巡りを促すには、日常的にウォーキングやストレッチなど、軽い運動を習慣にしましょう。

ハーブティーなら、巡りを整えるハイビスカスやルイボス、カラダを温めるジンジャーなどがおすすめです。

どうにもならないズキズキには


お風呂に入っても運動をしても、おさまらないズキズキには、「天然のアスピリン」とも呼ばれるホワイトウィロウや、フィーバーフューのハーブティーが、助けになってくれるでしょう。
しかし、どちらも苦味、渋味が強く、決して飲みやすいとは言えません。

そこで、リフレッシュにも最適なレモングラスや、ペパーミントを加えるのがおすすめ。
爽やかな風味のハーブティーに仕上がります。

ココロとカラダのバランスが崩れがちな梅雨時期。
生活習慣を見直すと共に、ハーブの穏やかなチカラを取り入れて、気圧の変化に負けないカラダづくりを心掛けてくださいね!

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ライフスタイル
2025.06.05

部屋干しのニオイは「ティートゥリー」で解決!

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いよいよ梅雨シーズンがやってきます。
梅雨の長雨は、空気がじめじめとしてココロもカラダもすっきりしませんよね。

バスルームのカビ、お部屋にこもった湿気などお悩みは尽きませんが、この時期、もっとも多くの人を憂鬱にさせるのが「洗濯物問題」。
部屋干ししたときに漂ってくるあのイヤなニオイ、なんとかならないものでしょうか。

洗濯物の生乾きのニオイは、雑菌の繁殖が原因。
外で干すよりも乾きが遅く、ぬれている時間が長くなるため雑菌が繁殖しやすくなるのです。

そんなとき、とっても頼りになるのが「ティートゥリー」というエッセンシャルオイル。
爽やかな香りと抗菌力を併せ持つティートゥリーの魅力を知り、梅雨時のお悩み解消に役立ててみてはいかがでしょうか。

抗菌力と清潔感のある香りが魅力の「ティートゥリー」

抗菌の働きで知られるハーブ、ティートゥリーは、オーストラリアに自生するフトモモ科の高木。
先住民であるアボリジニの人々が、その葉をティーにしたことからこの名がつけられたと言われています。
ティーとして楽しむだけでなく、ちょっとしたケガの消毒やかゆみ止めにも使われていたとか。

今でも、オーストラリアでは、ティートゥリーを使ったたくさんの商品が売られています。
葉を蒸留してできるエッセンシャルオイルは、抗菌パワーを持ちながら、肌やカラダへの働きかけは穏やか。
今も昔も、人々の暮らしに欠かせないハーブであることがうかがえますね。

香りは清々しく、まるで森林浴をしているよう。
お部屋の香りを清潔に保ちたいときやリフレッシュしたいときにぴったりです。

「ティートゥリー」でイヤなニオイにさようなら!

それではさっそく、ティートゥリーのエッセンシャルオイルを使って、部屋干しのイヤなニオイを解消しましょう。

使い方は、いたって簡単。
洗濯物を干しているお部屋にティートゥリーの香りを拡散させるだけ。

いろんな方法がありますが、アロマディフューザーを使うとより効果的です。

洗濯物やお部屋から菌を遠ざけてくれるだけでなく、ティートゥリーの清々しい香りがフワッと広がって気分まですっきり!
クリーンな空気に満たされた空間は、じめじめとした梅雨時には格別の心地よさです。

エッセンシャルオイルの量は2、3滴ほどですが、そのパワーは侮れませんよ。
みなさんも、ぜひお試しくださいね。
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2025.05.29

【スタッフのアイデア帖】アイスハーブティーで広がる夏のハーバルライフ

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昨夏、多くの方に楽しんでいただいたアイスハーブティー。
「ハーブティーはホットの飲み物」と思われていた方も、その軽やかな喉ごしと爽やかな風味を通じて、ホットとはひと味違う夏ならではの新たな魅力を、発見していただけたのではないでしょうか。

まだアイスハーブティーをお試しでない方も、この夏は新たな一杯に挑戦してみませんか?

そこで今回は、エンハーブスタッフがおすすめするアイスハーブティーの取り入れ方アイデアをご紹介します。
今夏新発売の水出しアイスハーブティー「グレフルピール&バタフライピー」のアレンジ方法も紹介しておりますので、ぜひご注目ください!

〈店舗スタッフ Sさん〉ジンジャーシロップと合わせる

水出しアイスハーブティーとジンジャーシロップ「生姜と8種のハーブの濃縮シロップ」の組み合わせがとても手軽で美味しいです。
ジンジャーシロップにはルイボスやハイビスカスが入っているので、ブレンドハーブが被っていない「レモンピール&レモンマートル」がおすすめ。
「グレフルピール&バタフライピー」との組み合わせは、色の変化も楽しめるのでイチ押しです!

〈店舗スタッフ Iさん〉クリームソーダ風にアレンジ

「グレフルピール&バタフライピー」を濃いめに抽出して炭酸水で割り、そこにアイスクリームを乗せてクリームソーダ風に!
さくらんぼを添えれば、よりご褒美感がアップした喫茶風クリームソーダが楽しめます。

〈店舗スタッフ Mさん〉水出しでも冷え対策?!

シナモンをお湯出しで少量出した後に水を足してぬるま湯にし、その後、水出しアイスハーブティーのスティックを1包入れて一晩抽出。
クーラーで冷えてしまうので水出しでも冷え対策がしたいのと、シナモンが好きなので飲んでいます。
シナモンをラベンダー、ペパーミントにしても風味が良いです。


Mさんの夏のハーバルライフ
日中はハーブティーをアイスか常温で、夜はホットで飲んでいます。
コーヒーはブラック派なのにハーブティーは甘い物派の私は、一日中甘いハーブティーで間食も減って一石二鳥!
日中は「グレフル美巡茶」や「ライムレモングラス茶」を。
夜は「凛として輝く毎日に苺とローズ茶」にラベンダーをトッピングしています。


〈店舗スタッフ Nさん〉水出しで青色ゼリーに

水出しアイスハーブティー「グレフルピール&バタフライピー」は色味を活かして、濃く抽出してゼリーにアレンジ!
炭酸をいれてフルーツポンチも美味しそうです。


今年新発売の水出しアイスハーブティー「グレフルピール&バタフライピー」に関しては、ゼリーで楽しむ声が多くありました。
紫陽花のように青やピンク、紫と色の変化が楽しめるので、ぜひ試してみてくださいね!

・「グレフルピール&バタフライピー」でつくったゼリーに、黄色系のジュースを寒天で固めて星型に型取り合わせたら七夕ゼリーにみたいになりそう! (店舗スタッフ Kさん)


・「グレフルピール&バタフライピー」をゼリー状にし、ヨーグルトやラムネにいれて一緒に食べてみました。
夏にぴったりなさっぱりした甘味で食間もアクセントになり、とても美味しかったです。 (店舗スタッフ Iさん)


・「グレフルピール&バタフライピー」のゼリーをつくる段階で、レモン汁を入れると紫ががり、重曹をいれると緑ががった色になるので、青色と合わせて3色それぞれ作成し、グラスに入れたら涼しげなグラデーションのゼリーになりました。 (お客さまサポート担当 Kさん)


・「グレフルピール&バタフライピー」や赤や黄色系のフルーティーなハーブティーをゼリーにするときれい。
ヨーグルトゼリーと二層にしたり、クラッシュゼリーにして飲むヨーグルトに入れたりすると涼を感じる見た目と面白い食感で、楽しみながら飲めます。 (店舗スタッフ Kさん)


・「グレフルピール&バタフライピー」のゼリーをつくる段階で、そのままの青色とレモンを加えたピンク色にして、丸型製氷器で固めれば透明で美しいビー玉のようなゼリーの完成。
ゼリーの中にスイカやキウイを中にいれると、より美しく美味しい!  (EC担当 Yさん)


・「グレフルピール&バタフライピー」をジュレにして細かくクラッシュしてから、冷やした「元気充電!したい時に」を注いで飲むのが美味しかったです。
ジュレがほんのり甘く、食感が加わり楽しめました!
色は少し白いブルーになってしまいますが、きらきらジュレで可愛く仕上がりました。(店舗スタッフ Gさん)


〈店舗スタッフ Aさん〉ホットでもアイスでも楽しめる

アイスハーブティーはグビグビ飲めるのでお風呂上がりの水分補給として飲むことが多いです。
最近お客さまにおすすめしてるのは「檸檬カミツレ茶」とジンジャーシロップ「生姜と8種のハーブの濃縮シロップ」の組み合わせ。
ホットならはちみつレモンのように、アイスで楽しむなら濃いめに抽出して冷やした後、炭酸水とシロップで割るとレモネードのような味わいが楽しめます。

〈I店舗スタッフ一同〉水出し×水出しで広がる可能性?!

水出しアイスハーブティー「グレフルピール&バタフライピー」×「ハイビスカス&レモングラス」の組み合わせはよりフルーティーな味わいに。
「グレフルピール&バタフライピー」×「ルイボス&ネトル」は紅茶のような飲み心地が楽しめます。
また「グレフルピール&バタフライピー」「レモンピール&レモンマートル」「ハイビスカス&レモングラス」それぞれでゼリーをつくり、サイダーや果物を加えれば涼しげなフルーツポンチの完成!


実験のように楽しめるティータイム
ティーバッグを使えば手軽にさまざまな組み合わせを試すことができ、自分だけの風味や目的にぴったりのブレンドを見つけることができます。
そのプロセスはまるで化学実験のようで、ワクワクしますよ!
まずは、お手持ちのティーバッグを自由に組み合わせて、新しい発見を楽しんでくださいね。



おすすめの飲み方や取り入れ方のアイデアは、他にもまだまだありますよ!

・アイスキャンディーをつくるケースに冷凍のブルーベリーやラズベリーを入れて、そこにハイビスカスティーを流し入れてハーブティーアイスに! (店舗スタッフ Iさん)

・水出しアイスハーブティー「ハイビスカス&レモングラス」にブルーベリーはちみつシロップを入れると美味しいです (販促担当 Yさん) ・水出しアイスハーブティー「ハイビスカス&レモングラス」にひとつまみの塩を入れて、スポーツドリンク風に (研修担当 Oさん)

・「グレフルピール&バタフライピー」を濃いめに出して炭酸水で割って飲むのが最高に◎ (店舗スタッフ Hさん)

・抽出して凍らした「グレフル美巡茶」に炭酸水を入れて、フレッシュミントとフルーツをトッピングしてサングリア風にして飲みます (店舗スタッフ Eさん)

・日中も冷えたものを飲みたい時は、前日にハーブティーを凍らせて持ち歩きしています (店舗スタッフ Nさん)

・夜に「ライムレモングラス茶」をハッピーポットでつくって冷蔵庫で冷やし、朝の目覚めの一杯に。
汗をかいたカラダに染み渡り、良いスタートがきれる気がします! (店舗スタッフ Mさん)

・基本的にほっとしたいけどリフレッシュもしたい時は朝晩はホット、それ以外はアイスか常温で飲むことが多いです (店舗スタッフ Iさん) ・水出しアイスハーブティーは、前日の夜につくって大学に持って行っています。
ホットの場合は、お風呂上がりの寝る前に飲んでいます。
最近は夜に「グレフル美巡茶」をハッピーポットでつくって、まずホットで飲んだ後に冷蔵庫に入れて、その日のお風呂上がりと次の日の朝にアイスで飲んだりもします (店舗スタッフ Tさん)

・「ノンアルモヒート風アレンジ」おすすめです!
【作り方】① きび砂糖でシロップを作る ② フレッシュミントとカットレモンと氷入れる ③ シロップと「グレフルピール&バタフライピー」を注ぐ ④ フレッシュミントやカットレモンをよく潰して飲む (店舗スタッフ Yさん)

・特別な日は、甘酸っぱい茶葉(ハイビスカスブレンドなど)を濃いめにつくって(大さじ2で200cc)、冷蔵庫保管。
その後、炭酸水と割ってシャンパングラスに入れて乾杯! (店舗スタッフ Yさん)



最後は、新商品の水出しアイスハーブティー「グレフルピール&バタフライピー」で今夏スタッフがトライしたいことを紹介します!

・果物も一緒に入れてデザートのように楽しみたい (店舗スタッフ Hさん)

・乳酸飲料と割ったら青紫×白で涼し気だなと思いました (商品開発担当 Hさん)

・濃いめに抽出して真夏のシャーベット用として活用したい! (店舗スタッフ Fさん) ・休日のゆったりとしたい時に、グレープフルーツジュースと割ったり、炭酸と割ったりして楽しみたいです (お客さまサポート担当 Sさん)

・程よく甘みがあるので、シャーベットにしてみても美味しそう! (お客さまサポート担当 Kさん)

・他の水出しよりもあっさりとしていて、でもほんのり甘みのあるハーブティーだと感じたので、強めの味が苦手かもというお客さまにおすすめしたいです。
あっさりとした風味は、一日の始まりの水分補給として良いと思いました (店舗スタッフ Yさん) ・色のきれいなお茶なので、中味が見えるボトルに入れて持ち歩きたいです。
旅行先などでは、光にかざして写真を撮りたい! (役員 Mさん)



自由な発想でアレンジを楽しみながら、ココロもカラダもリフレッシュして、この夏を乗り切りましょう!

お試しになった感想や新しいアイデアがございましたら、ぜひスタッフにお声がけいただくか、シェアして教えてくださいね。
皆さまからの素敵なアイデアをお待ちしております♪
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2025.05.26

6月のおすすめハーブ「ローズマリー」

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初夏の陽射しに汗ばんだり、ぐずついた空模様にじめじめしたり。
そんな移り気な天気の中、七色に輝く虹や紫陽花。
雨音をBGMに、センチメンタルな気分に浸るのもこの時季の醍醐味ですが、自然が持つ多彩な表情を楽しめる機会と思って、気持ちは晴れやかに過ごしたいものですね。

そこで今回は、樟脳に似たスッキリとした香りで快い刺激を与え、明日へと闊歩するチカラを与えてくれるハーブ「ローズマリー」をご紹介します。

シェイクスピアの戯曲にもたびたび登場

ローズマリーは、日本でもよく見られる針状の葉を持つシソ科の常緑低木。
地中海沿岸を原産とし、学名の「Rosmarinus」は、ラテン語の「海(marinus)の露(ros)」に由来します。

葉には樟脳に似たすっきりとした香りがあり、長く続く残り香の強さは「追憶」や「思い出」といった花言葉にも表わされています。
「ロミオとジュリエット」や「ハムレット」など、シェイクスピアの著作にも〈わたしを忘れないで〉というメッセージを込めてローズマリーが登場し、〈記憶〉のモチーフとしての存在を印象づけています。

ローズマリー水で50歳年下の王子様から求婚も!

ローズマリーは薬草として、食用や化粧品など幅広い用途で活用された歴史があり、ヨーロッパでは様々なエピソードが残されています。
最も有名なものは最古の香水ともいわれる『ハンガリアンウォーター』の逸話です。

14世紀、70歳を過ぎたハンガリーの女王エリザベートが、献上されたローズマリー水を使ったところ、なんと隣国ポーランドの20代の王子から求婚されたと伝えられています。
このエピソードからローズマリー水は『ハンガリアンウォーター』、別名『若返りの水』とも呼ばれているのです。

頭や明瞭さと関係の深いハーブ

また、古代ギリシャの学者や学生達は、頭脳明晰を願い、ローズマリーの枝で作った冠をかぶっていたといいます。
今でもシャンプーやヘアトニックの原料として用いられるなど、頭や明瞭さと関係の深いハーブです。

ハーブティーやエッセンシャルオイルでも感じられる目の覚めるような鋭い芳香は、漫然とした日常に快い刺激となってくれます。

長雨で気分も塞ぎ込みがちな時、活き活きとした鋭敏な感覚を与えながらココロを解き放ち、明日へと闊歩するチカラを与えてくれるでしょう。
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季節のおすすめハーブ
2025.05.20

爽やかハーブで汗&ニオイ対策 ~シーン別対策編~

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じめじめ、むしむし、高温多湿な日本の夏。
じっとりと嫌な汗をかきますよね。そんな時は、ハーブのチカラを頼ってみませんか?

前回の〈おすすめハーブ編〉に続き、今回は、シーン別におすすめの汗&ニオイ対策をご紹介します。
ラベンダー、ティートゥリーなど、親しみやすい香りを選んでいるので、強い香りが苦手な方でも気軽にトライできますよ。

お風呂ですっきり!ラベンダーアロマバス

汗のニオイが気になるときには、ラベンダーの精油を数滴たらしたアロマバスを。
ラベンダーは、香りにリラックス効果があることは良く知られていますが、じつはお肌を清潔に保つことにも役立つハーブなんですよ。
外出が多い日は、朝風呂もおすすめです。

靴のニオイに! ティートゥリーアロマスプレー

靴の中のムレたニオイが気になる時は、無水エタノール(10ml)、精製水(40ml)、ティートゥリー精油(10滴)を混ぜた手作りアロマスプレーをシュッ。
携帯用のスプレー容器に入れて持ち歩いておけば、お出かけ先で靴を脱ぐシーンがあっても安心です。

夏に美味しい! 水出しルイボスティー

夏のブレイクタイムには、カフェインレスのハーブティーで、しっかり水分補給。
好きなハーブを熱湯で抽出し、冷やして飲むのももちろんいいのですが、ルイボスティーなどは、水だしできるものも多く、手軽に取り入れられるのでおすすめです。

暑いからといってクーラーの効いた部屋にこもっているよりも、ハーブの香りで涼をとり、汗をコントロールしながら夏を楽しむほうが、ずっと健康的。
ハーブの香りを活かした汗&ニオイ対策、ご家族みなさんで、ぜひ試してみてください。
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