2025.07.08

夏の水分補給に最適! ハイビスカスで元気をチャージ

ページを共有する
閉じる
ページを共有
ページリンクをコピー
夏になるとより飲みたくなる真っ赤なハイビスカスティー。
季節限定「夏に負けない シャキッと梅ハイビスカス茶」や、定番人気の「すっきりキュッと グレフル美巡茶」も、ハイビスカスを中心とした液色で夏に映えますよね。

そこで、なぜ夏にハイビスカスティーを飲みたくなるのか、今一度、ハイビスカスのエピソードとその実力を、おさらいしましょう!

美しいルビー色は、現代人に必要な健康成分

ハイビスカスと聞くと、南国調の赤い花を思い浮かべますが、実はその多くは、観賞用に改良された種。
ハーブティーに用いられるのは、白や薄ピンクの花をつけるローゼル種が一般的です。
ローゼル種は、茎や花苞が濃赤になるのが特徴で、ティーには花が落ち実が膨らんだ時期の萼(がく)の部分を使用します。

この美しいルビー色は、アントシアニン系色素によるもので、光に囲まれた現代人には必要な成分。
また最近では、生活習慣に対する働きも注目されています。

クレオパトラが愛した、美容維持のハイビスカスティー

古代エジプトの時代から、健康のために食されてきた歴史をもつハイビスカス。
絶世の美女クレオパトラが、その美しさと若さを保つために飲んでいたとも伝えられ、今でもエジプトでは「Karkade(カルカデ)」の名で、健康茶として日常的に愛飲されています。

クレオパトラ御用達(?)のハイビスカスは、ビタミンやポリフェノール類を含むため、美容やエイジングケアにも大活躍の、女性に嬉しいハーブティーなのです。

金メダリストを陰で支えた? ハイビスカスの元気パワー

かつて世界の頂点に君臨した伝説的なマラソン選手が、スポーツドリンクの代わりにハイビスカスティーを愛飲していたという興味深い逸話があります。
これはとても理にかなっており、ハイビスカスティーの爽やかな酸味(クエン酸やハイビスカス酸)には、くたくたになったカラダに活を入れる働きが期待できるのです。

汗で失われた水分とミネラル補給に、そして元気チャージもできるハイビスカスは、夏の水分補給にうってつけ。
気分も上がる赤色のハーブティーで、暑い夏を乗り切りましょう!
ページを共有する
季節のおすすめハーブ
2024.05.07

100人の夫を持つハーブ!? 女性を元気づけるシャタバリの魅力

ページを共有する
閉じる
ページを共有
ページリンクをコピー
アーユルヴェーダで欠かせないハーブのひとつで、近年メディカルハーブの分野でもポピュラーになっているハーブ、シャタバリ。
女性の機能に働きかけることから、女性を元気づけるハーブとも言われています。

そこで今回、あらためてシャタバリの魅力をご紹介します!

100人の夫も持つハーブ!?

シャタバリの学名は「Asparagus racemosus」で、インドやアフリカに原生するアスパラガスの一種。
和名では「野生アスパラガス」とも呼ばれます。

シャタバリという名は、サンスクリット語で「100本の根をもつ植物」と言われ、肥大化した根が特徴的です。
女性の強壮剤として使われることから転じて「100人の夫を持つ人」を意味するとも言われています。

女性を元気づけるお助けハーブ

アーユルヴェーダでは女性の機能をサポートするために、シャタバリを広く薦めています。
特に、ゆらぎがちな女性リズムを整え、その前兆に現れる不安やストレスのケアにも役立ちます。
消化をサポートする働きも期待できます。

スープのように味わうハーブティー

シャタバリは、根っこハーブ独特のえぐ味はなく、ほっこりした甘さの中にほろ苦さがあり、スープのような風味が楽しめます。
淡白な風味はどのハーブとも合わせやすく、いつも飲んでいるハーブティーにトッピングするのも◎
女性を守るさまざまな働きを持っているので、常備しておくと心強いハーブですね。

なお、enherbにおいて、シャタバリが唯一ブレンドされているハーブティーが「女性リズムを笑顔で過ごしたい時に」。
シャタバリ以外にも、女性を守るハーブがブレンドされていますので、規則正しい穏やかな毎日のためにも、ぜひお試しくださいね。
ページを共有する
ハーブのトリビア
2024.01.11

新・健康習慣!自分のためのブレンドハーブティー

ページを共有する
閉じる
ページを共有
ページリンクをコピー
「今年こそは……!」
新年を迎えると、今までできなかったことにチャレンジしたり、生活習慣を見直してみたり、何か新しいことを始めたくなるものですよね。

今回のハーブズコラムでは、楽しく続けられる健康習慣、自分のためのブレンドハーブティーづくりをご提案します。

ハーブティーは1種類でも十分美味しくいただけますが、香りや味わいの異なるハーブをブレンドすることで、その時々の気分やコンディションにマッチしたオリジナルハーブティーを楽しむことができます。

「自分でつくる」と言っても数種類のハーブを混ぜて淹れるだけ。
思い立ったらすぐにできる手軽さも魅力です。

ハーブをブレンドするメリットとは?

ハーブには、そのひとつひとつに健やかさや美しさをサポートする働きが備わっていますが、数種類のハーブをかけ合わせると相乗作用で健康パワーがアップ!
さらに、クセが気になるハーブでも、ブレンドすることで風味がまろやかになり、飲みやすく美味しくなるというメリットもあるのです。
ハーブティーの働きはとても穏やか。毎日継続して飲み続けることで、ココロとカラダに自然のチカラがじんわりと行き渡ります。

春夏秋冬ブレンドレシピ

季節のお悩みをサポートしてくれるブレンドレシピをご紹介。
一年を通じてブレンドハーブティーを楽しめる、知っておくと役立つ基本のレシピです。
ティーカップ1杯分(200cc)のブレンドハーブティーをつくるには、ブレンドするハーブを全部で大さじ1程度になるように調節しましょう。

寒さに負けずアクティブになりたい「冬」に


芯から温めてくれるジンジャーと巡りを整えるルイボスの、冬のカラダに美味しいブレンド。 ルイボス:大さじ3/4 + ジンジャー:大さじ1/4

花粉やムズムズが気になる「春」に


メントールを含むペパーミントと、花粉シーズンのカラダをサポートするネトルを組み合わせたスーッと爽やかなブレンド。 ペパーミント:大さじ1/2 + ネトル:大さじ1/2

シャキッと元気をチャージしたい「夏」に


酸味のきいたハイビスカスと、すっきりとしたレモングラスが、夏のカラダに嬉しいブレンド。 レモングラス:大さじ3/4 + ハイビスカス:大さじ1/4

ココロも喉も潤したい「秋」に


「潤いのハーブ」との異名をもつブルーマロウと、ほっこり優しい風味で心身を穏やかに満たすカモミールをブレンド。 ブルーマロウ:大さじ1/2 + カモミール:大さじ1/2


超簡単! ブレンドハーブティーのつくり方
1)お湯を注ぐ
選んだハーブを茶こしに入れて95℃~98℃のお湯を注ぎます。

2)抽出する
カップに蓋をして3~5分蒸らし、最後に茶こしを揺らして成分を十分に抽出してできあがり。


今回ご紹介したブレンドレシピはほんの一例で、アレンジは無限大。
自分にベストなブレンドを見つけていく過程で、思いもよらない組み合わせや新しい風味を発見していくのもブレンドハーブティーの醍醐味です。
自分のペースで美味しく楽しみながら、カラダが喜ぶハーブティー生活を続けてみてくださいね。
ページを共有する
ちょこっとテクニック