新しい出会いが広がるシーズン。イベントや会食が多く、忙しい毎日を過ごされている方も多いのではないでしょうか。
そんな時期だからこそ、身だしなみにはこだわりたいもの。
汗やたばこ、焼き肉など、スーツやジャケットに付着したニオイや、お口に残ったニオイ、そのままにしておくとちょっとマズイかも…。
そこで今回は、植物が持つチカラをかりて手軽にできる「身だしなみ術」をご紹介。
優しくさわやかなハーブの香りは、あなたの印象をアップし、仕事もプライベートも、いっそうスムーズになるはずです!
朝起きたらお部屋にシュッ! ラベンダーのエアミスト
朝目覚めたら、お部屋にラベンダーのエアミストをシュッとひと吹き。モヤッとしたお部屋の空気がすっきりして、1日を気持ちよくスタートできます。
作り方は、スプレー容器に、精製水(45mL)と無水エタノール(5mL)を入れ、ラベンダーの精油を5滴ほど加えます。よく振って混ぜ合わせればできあがり!
1日をシャキッと過ごしたいときは、ローズマリーの精油もおすすめです。
精油は種類も豊富なので、気分に合わせて好みの香りを選びましょう。
※精製水、無水エタノールは、薬局やドラッグストアで購入できます。
食事のあとのエチケット! セージ&ペパーミントのマウスウォッシュ
市販のマウスウォッシュは刺激が強すぎるという方には、ハーブのマウスウォッシュがおすすめです。
セージとペパーミントのお茶に、ウオツカを小さじ1/2程度入れるだけで完成。
口に含むとハーブの香りが広がってすっきりします。
アルコールが気になる方は、はちみつを少し加えるとマイルドになりますよ。
毎日洗えないスーツやジャケットに! セージ&ローズマリーのサシェ
ニオイがついてしまったスーツやジャケット。家に帰ってきたらすぐにハンガーにかけて、風を通しておきましょう。そのときハンガーにひと工夫。ドライハーブを詰めたサシェに精油を3~5滴垂らしたものをつるしておけば、ハーブのチカラでいやなニオイが気にならなくなりますよ。
おすすめは、セージとローズマリーのすっきりさわやかな組み合わせ。
サシェの使い方はいろいろ。バッグにしのばせたり、ベッドサイドや車の中に置いたり、香りの欲しい場所に自由に使えるのが魅力です。
香る名刺で好印象に
香りである人を思い出したり、過去の出来事を思い出したり、そんな経験はありませんか? 香りが人にあたえる印象は案外大きいもの。ハーブのやさしい香りをまとった名刺を差し出せば、あなたの第一印象がいっそう好印象につながります。
精油を2~3滴たらしたティッシュペーパーを折り紙で包むだけ。
あとは、そっと名刺入れに入れておきましょう。
おすすめの精油は次の3つ。いずれも親しみやすく、ビジネスシーンにも適しています。
オレンジ
フレッシュなシトラス調の香りが明るく朗らかなイメージを演出します。
ゼラニウム
ローズに似た甘くやさしい香りが女性らしさを演出します。
サンダルウッド
お香のような深い香りが落ち着きのあるイメージを演出します。
ハーブのチカラを借りれば、ただいやなニオイを消すのではなく、心地良い香りを楽しみながら、身だしなみに気を配ることができます。
気分もハッピーになるので、ぜひ試してみてください。








爽やかで過ごしやすい季節になってきましたね。
地中海北岸を原産とするシソ科の多年草。ベルベットのようにしっとりとした手触りの葉に、樟脳(しょうのう)に似たすっきりとした香りが特徴です。
コモンセージは、別名「薬用サルビア」とも呼ばれ、古代ギリシアの時代から薬草として用いられてきました。
また、アロマセラピーの精油には「クラリセージ」という種も用いられます。


朝目覚めた時、食事の後、人と会う前、乾燥している時、ふと自分の口のにおいが気になることがあります。
そこでおすすめなのがハーブチンキ。
メインの目的を、お口のケアにしたハーブチンキをつくるなら、セージとミントを半々でつくるハーブチンキがおすすめ。
ミントは、ペパーミントを使えば、爽快感の強いものができ、スペアミントを使えば、やや甘味のあるやさしい香りで、すっきりすることができます。
また、セージは、口内炎や歯肉炎などにも用いられるハーブで、口腔ケアには欠かせません。

