2025.01.27

ハーブとアロマで、冬に負けないカラダづくり

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凍てつくような寒さ厳しい日が続いています。
この寒さの峠を越えれば立春、暦の上では春がはじまります。
健やかに春を迎えるためにも、カラダの内側からも寒さに備えることが大切です。

〈冷えは万病のもと〉と言われるように、冷えからくる不調はさまざま。
カラダの防衛力が下がったり、女性バランスの乱れも気になるところです。

そこで今回は、冬に負けないカラダづくりをご紹介します。

温めるべきは3つの「首」

まずは、カラダを温めることが肝心です。
特に女性は、3つの首〈首、手首、足首〉を冷やしてはいけない、と言われています。
ここは、カラダの大切な神経が集まっている部分。

しかし、非常に外気の影響を受けやすく、冷えるとココロとカラダのバランスが崩れてしまいます。
逆に、この部分を温めることで効率よく全身を温めることができ、巡りの良いカラダを保てます。

防寒具で温めるのはもちろんのこと、アロマバスやジンジャー、シナモンがブレンドされたハーブティーで、ゆったりカラダを温めて、崩れがちなバランスを整えましょう。

乾燥→ストレス→乾燥で、悪循環に

空気が乾燥する冬は粘膜の働きが落ち、グズグズ、ゴホゴホ、イガイガといったトラブルが頻発します。
また、粘液の一つである唾液の分泌は、緊張によるストレスによって低下するそうです。

ストレスは、カラダの防衛力をも低下させます。
乾燥対策とストレス対策、どちらも健やかなカラダづくりには欠かせないポイントです。

乾燥対策(粘膜保護)のハーブティーにはブルーマロウやマシュマロウなどを、ストレス対策にはカモミールやレモンバームがおすすめです。

アロマではハニーマートルやオレンジなどをお試しください。
ブレンドすると、より効果的です。

質の良い休息を

カラダを温める、ストレスを発散する以外にも、防衛力を高める方法があります。
それは、良質な休息をとること。

おやすみ中、カラダの中では、ダメージを修復したり、外敵と戦うエネルギーを蓄えるなど、防衛力を高める活動をしています。
その活動を促すためにも、できるだけ心底リラックスしている状態=質の良いおやすみとなるよう、手助けをしてあげましょう。 リラックスが得意なハーブやアロマの中でもパッションフラワーやバレリアンは、ぐっすりへと誘うのが巧みなハーブです。
ストレス対策でおすすめしたカモミールやレモンバームも◎ アロマはラベンダーやオレンジが、深いおやすみへと導いてくれます。

冬を健やかに過ごすためには、栄養補給や運動不足の解消なども心がけたいところです。
ハーブやアロマを気張らず生活に取り入れて、私たちが本来持つ健康を維持するチカラを高めていきましょう!
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ライフスタイル
2025.01.20

ハーブティーで生活習慣を見直そう

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お正月気分も抜け、忙しい日常が戻ってきました。
しかし、年末年始で増えた体重はなかなか元には戻らない…。

普段どんなに節制していても、一度乱れた生活リズムを元に戻すのは大変なもの。
そこで今回は、美味しいものを食べすぎてしまったカラダをリセットする、ハーブティーの取り入れ方をご紹介します。

ハーブを味方に、食べすぎ・飲みすぎ・運動不足で鈍ったカラダを整えて、今年も軽やかに過ごしましょう!

カラダのお掃除をサポートする4つのハーブ


カラダに溜め込んでしまったモノをお掃除してくれる、4つの代表的なハーブをご紹介。
それぞれの特長を知り、ご自分に合うハーブを選んでみましょう。


〈ダンディライオンリーフ〉
セイヨウタンポポの葉。フランスでは、「おねしょ草」を意味する「Pissenlit(ピサンリ)」の名で市場に並びます。
カリウムが豊富で、要らないモノを押し出すパワーに優れたハーブです。


〈バードック〉
根菜として親しまれている“ごぼう”のこと。欧米ではおもに健康サポートハーブとして活用されてきました。
水溶性の食物繊維を豊富に含むため、要らないモノを押し出してくれる、お助けハーブです。


〈ミルクシスル〉
紫色の花を咲かせるアザミの一種で、使用部位は小さな種子。
ヨーロッパで中世から伝わる植物誌にも関連記述が多くみられる伝統的なハーブです。
種子に含まれるシリマリンが、お酒の飲みすぎでくたびれたカラダを、やさしくいたわってくれます。


〈フェンネル〉
ハーブティーに使われるのは種子。インドでは、食後にローストされたフェンネルシードがよく出されますが、これは消化をサポートする働きがあるため。
食べすぎてしまったときに摂ると、す~っとすっきり感が得られます。

いつものドリンクをハーブティーに置きかえて


ハーブのチカラを効率よく摂り入れるコツは、常にハーブティーがカラダを巡っている状態を保つことです。
ヒトが1日に必要とする1Lの水分をハーブティーに置きかえるだけで、軽やかなカラダとココロを取り戻すサポートにつながります。
理想的な食事、毎日の運動時間にハーブティーをプラスしてみませんか?


〈野菜メインの朝食とフェンネルやミルクシスルのハーブティーでリセット〉
糖質や脂質を控え、サラダやスープなど野菜中心の食事にしてみてください。
ドリンクはジュースや牛乳から、フェンネルやミルクシスルのハーブティーにチェンジ。
カラダのお掃除をサポートします。


〈和食中心のお弁当とバードックティーで溜め込みをブロック〉
和食中心のお弁当は、脂質の摂りすぎや食べすぎを防ぐことができます。
バードックのハーブティーは、要らないモノを押し出してくれるので、食生活を調整したいときにぴったり。
甘味と旨味のバランスがよく和食との相性も良いので、ぜひ常備しておきましょう。


〈ウォーキングとダンディライオンリーフティーで巡りをケア〉
酸素をたくさん取り入れる有酸素運動で、ココロもカラダもすっきり!
普段運動する機会の少ない人は、ウォーキングで十分です。
無理せず楽しみながら続けてみましょう。
運動中の水分補給には、ダンディライオンリーフのハーブティーを。
巡りをサポートしてくれます。


【シングルでもブレンドでもOK!】
4つのハーブはシングルハーブティーでもいただけますが、いくつかを組み合わせたブレンドハーブティーにすると相乗作用が期待でき、さらに、美味しく飲みやすくなるんです。
シングルで飲み比べたり、ブレンドして味の違いを感じてみたり。
楽しみながら、無理なく生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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ライフスタイル
2025.01.15

ハーブのチカラは「五感」に響く

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みなさんは今まで、どのようにハーブを楽しんできましたか?
アロマセラピーやハーブティー、お料理のスパイスなどを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

ハーブ特有の「味」や「香り」は、心身のバランスを整えたり、足りないチカラをチャージしたりと、わたしたちをやさしくサポートしてくれます。
しかし、ハーブの働きはそれだけではありません。

「味」や「香り」からだけでなく、「色」「音」「肌触り」からも感じることができるのをご存知ですか?

今回は、あまり知られていないハーブの奥深さや、幅広い楽しみ方をご紹介します。
ぜひ、試してみてくださいね。

ハーブの魅力は、味や香りだけじゃないんです!

そもそも五感とは、味覚、嗅覚、視覚、聴覚、触覚のこと。
外界の状態を素早く認識して脳に伝達し、体内の機能を調節する働きを担っています。

ハーブの魅力は、そんな人間の五感「すべて」にそっと働きかけることができること。

五感の受容器である鼻や舌からだけでなく、目、耳、肌からも、ハーブのエネルギーを受け取ることができるのです。
いつもよりほんの少し、五感に意識を傾けながらハーブを取り入れてみましょう。
きっと、ハーブからたくさんのパワーがもらえるはずです。

色を愛で、耳をすませ、肌で触れる。
五感をフルに使ってハーブの恩恵を授かりましょう。

五感が受け取った情報はすぐに脳に伝えられ、ココロとカラダにさまざまな作用をもたらします。
では、五感のすべてを使って、ハーブのパワーをうまく受け取るにはどうしたらよいのでしょう。
さっそく、その取り入れ方のヒントをご紹介します。

味覚:ハーブティーやお料理で

私たちが感じる味の基本は、「甘味」「苦味」「酸味」「塩味」「うま味」の五味。
この5つの味は、それぞれ働きが異なります。
たとえば、「甘味」は精神的な充足感をもたらし、「酸味」は食欲を刺激する作用があるとされています。

リラックスしたいときには、甘みの強いリコリスやシナモンのような風味を選ぶといいでしょう。
また、疲れやすさを感じたときには、酸味のもとであるクエン酸が豊富なハイビスカスなどがおすすめです。

嗅覚:アロマセラピーで

嗅覚を刺激するには、精油を使った「アロマセラピー」が効果的です。

すっきり目覚めたい朝には、スーッとした香りが爽やかなペパーミント。
リラックスしたいバスタイムには、明るく元気な香りに包まれる柑橘系のベルガモット。
おやすみ前には、清らかな香りで悩みや心配事を洗い流してくれるラベンダーを。

ココロとカラダのSOSに耳を傾けて、ベストな精油を選び、アロマポットやディフューザー、アロマバスなどで香りを楽しみましょう。

視覚:鮮やかなハーブ成分の色から

ハーブティーを飲むときは、ハーブ特有の「色」にも注目してください。
ドライハーブにお湯を注ぐと、赤や黄、中には青などの色が、じわじわと広がっていくのが見てとれます。
それは、ハーブの成分がお湯に溶けだす瞬間。

ハイビスカスの赤い色は「アントシアニン」、ネトルの鮮やかな緑は「クロロフィル」という成分由来のものです。
ポジティブな気持ちに導く赤や、ココロを落ち着かせてくれる緑など。
わたしたちは「色」から得られる刺激から、さまざまなチカラを得ています。

色がよく見えるガラス製のポットやカップを使って、ハーブの成分を目からも感じ取りましょう。

聴覚:お湯を注ぐ音を聴く、緑豊かな公園を歩く

ハーブティーをトポトポと注ぐ音、風にそよぐ草木のザワザワとした音、落ち葉を踏みしめたときのカサカサという音…
自然の音に耳をすませてみると、聴覚がさまざまな刺激を受けとっていることに気づきます。

声を発することのない植物ですが、リラクゼーションCDに森林の音が収録されているように自然が奏でる音は、わたしたちに安らぎを与えてくれます。
テレビやおしゃべりをちょっと控えて、自然がつくりだす音に、意識を傾けてみるのもいいですね。

触覚:植物油を使ったマッサージで

植物油を使ったマッサージは、肌から刺激を受け取る簡単な方法。
まずは、植物油(キャリアオイル)に好みの精油(エッセンシャルオイル)を数滴混ぜて、マッサージオイルをつくります。
これを、手のひらで温めてから、肌をそっと包み込むように優しくマッサージしてみましょう。
オイルに触れた時のソフトな感触や肌すべりのなめらかさ、そして、体内の巡りが心地よく刺激されることで、心身の凝りをやさしくほぐし、リラクゼーション効果をもたらします。

近年では、肌への刺激が人間の活力に影響することが分かってきており、文字通り、触れあいの大切さが見直されてきました。

植物油を使ったマッサージは、優れたコミュニケーションツールとして注目され、介護やベビーマッサージなどの分野でも、積極的に活用されています。 つねに五感に意識を集中させるのは大変ですが、ハーブティーを飲むとき、くつろいでいるとき、歩いているときなど、1日のうちのほんの一瞬だけでも、五感を研ぎすませてみてください。
きっと、ココロとカラダに、嬉しい気づきがあるはずです。
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ハーブのトリビア
2025.01.10

ハーブティーとアロマセラピー

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カラダにやさしい飲み物として、ハーブティーを楽しまれている方も多いかと思います。
では、なぜカラダにやさしいのでしょうか。
ノンカフェインや不要な添加物が含まれていないこともポイントですが、お茶として楽しむことで、ハーブの有効成分を取り入れることができるからです。

そこで今回は、ハーブティーで得られる有効成分と、アロマセラピー(芳香療法)で得られる有効成分の違いをご紹介します。

水溶性と油溶性の違い

ハーブには、複数の有効成分が含まれています。
それは主に、水溶性有効成分油溶性(脂溶性)有効成分に分類することができます。

水溶性有効成分
アルカロイド・タンニン・フラボノイド・サポニン・ビタミンCなど
 
油溶性有効成分
精油・脂肪酸・カロチン・ビタミンE・カロチンなど

ハーブをお湯で抽出すると水溶性の成分が溶け出し、タンニンやビタミン・ミネラル類を多く吸収することができます。
その結果、アロマセラピーで使用する精油だけでは活用できない成分まで、体内に取り込むことが出来ます。

ハーブティーは飲むことによって、体内の不調和を緩和しバランスを整えます。

一方アロマセラピーは、ハーブの芳香成分を鼻から取り入れ脳に働きかけ、神経系に作用します。

両方を効率よく摂取するには?

それゆえ、ハーブティーとアロマセラピーを併用することによって、ハーブに含まれている水溶性成分と油溶性成分の両方を取り込むことができ、さらなる効果が期待できます。

なお、アルコールにハーブを浸した「ハーブチンキ」は、水溶性・油溶性の両方の成分を一度に抽出することができる優れもの!
ハーブのチカラを最大限に取り入れたい方は、ぜひお試しくださいね。

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ハーブのトリビア
2025.01.06

ハーブティーを合わせて食事を美味しくヘルシーに! ~食事別・おすすめブレンドティー編~

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皆さんは、どんな時にハーブティーを飲まれますか?
今回は、前回ご紹介したハーブティーを食事やスイーツとあわせて楽しむ秘訣〈お茶文化編〉に続き、〈食事別・おすすめブレンドティー 〉です。

それでは、食事と一緒に取り入れることでバランスが向上する、おすすめのブレンドをご紹介します。ハーブティーは、複数をブレンドして、香味や働きを引き出すことができる点も魅力。ぜひ参考にしてみてください。

男性にもおすすめ:塩辛い料理×穏やかブレンドのハーブ

塩辛いもの好きな方におすすめのハーブは、酸味のある「オリーブリーフ」と、花のような香りの「リンデン」。
そして、サラサラ習慣を心がけたい方にぴったりの「ホーソン」をブレンドしたティーは、スッキリとした味わいです。
外食続きの時や生活習慣を見直したい時に、積極的に取り入れましょう。 ★ 穏やかブレンドのハーブティー

[ブレンド比率の目安]オリーブリーフ:1、リンデン:2、ホーソン:2

スイーツ好きにぴったり:甘いもの×オリエンタルブレンドのハーブ

香ばしい「マルベリー」と、渋みを持つ「ギムネマ」、甘くスパイシーな「シナモン」をブレンドしたティーは、パンケーキなど、甘いものがやめられない方に。オリエンタルで落ち着きのある風味が、デザートのお供にぴったり。
美味しく食べて、溜め込まないからだを目指しましょう。ご飯や麺類が好きな方にもおすすめです。 ★ オリエンタルブレンドのハーブティー

[ブレンド比率の目安]マルベリー:2、ギムネマ:1、シナモン:1

ギムネマを飲んでしばらくは甘味を感じなくなってしまうので、飲むのは食べ終わってからがおすすめです。

飲み会の多い方に:アルコール×ほろ苦ブレンドのハーブ

お酒をいただいた後のお口直しには、ほっとする香ばしさの「ダンディライオンルート」と、強烈な苦味をもつ「アーティチョーク」、すっきり感をサポートする「クリーバーズ」のブレンドティーを。
苦味を感じることで、分解力が高まるので、飲み過ぎた翌朝もアクティブに過ごせます。 ★ ほろ苦ブレンドのハーブティー

[ブレンド比率の目安]ダンディライオンルート:1、クリーバーズ:1、アーティチョーク:ひとつまみ

アーティチョークを、ミルクシスルに代えても◎ ミルクシスルも同じキク科のハーブで、ハーブティーでは種が使われます。種子に含まれる成分「シリマリン」が、お酒好きな方の健康をサポートするチカラで注目されています。


ハーブティーは、パーティーや宴会などの機会が増えるこれからの季節にも、頼もしい味方となってくれます。

食事に合わせて上手に取り入れて、健やかに楽しんでくださいね。
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ライフスタイル
2025.01.06

ハーブティーを合わせて食事を美味しくヘルシーに! ~お茶文化編~

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皆さんは、どんな時にハーブティーを飲まれますか?
今回は、ハーブティーを、食事やスイーツとあわせて楽しむ秘訣〈お茶文化編〉をご紹介します。

美味しいことはもちろん、ハーブの嬉しいチカラを得られるので一石二鳥!
「昨日はついつい食べ過ぎた!」「あの一杯が多かったかな…」そんな時もハーブティーの出番です。ぴったりの組み合わせを見つけて、存分に楽しみましょう。

世界の人々の健康を支えるお茶文化

のどの渇きを抑え、ココロを和らげてくれるお茶。お茶に親しむ文化は、生活習慣や気候風土に合わせ、世界中でさまざまに発展してきました。

日本のお茶といえば、緑茶を思い浮かべる方が多いと思います。緑茶の原料は、ツバキ科の常緑樹「茶」の葉。加工方法が異なりますが、ウーロン茶や紅茶も同じ「茶」の葉からできています。
主に、東洋で親しまれている「茶」に加え、西洋の「コーヒー」と南米のハーブティー「マテ茶」が、〈世界三大ティー〉と呼ばれています。

茶葉を濾しながら吸うマテ茶

〈飲むサラダ〉とも表現される「マテ茶」は、金属製のストロー「ボンビージャ」で、茶葉を濾しながら飲む個性的なスタイルも特徴的。肉料理が中心の南米で、ビタミン補給のために欠かせない存在です。 コクと苦味がはっきりした風味は、緑茶に近い感覚で飲めて食事にも合うので、私たち日本人にも馴染みやすい風味と言えます。
精神的・肉体的な疲労に対して元気づけるように働くので、活動中の飲み物としても最適です。

なお、日本の緑茶には、食後の消化をサポートする働きがあり、中国のウーロン茶は、口の中をさっぱりとさせる役割を担っています。
お茶の原料となっている植物やハーブ、ひとつひとつのチカラを知ると、より深い魅力を感じられますね。

次回は、〈食事別・おすすめブレンドティー 〉をご紹介します。
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ライフスタイル
2024.11.18

しょうが茶でもっと楽しく続ける「ほっと」なアレンジ

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秋から冬への季節の変わり目。
気圧と気温の変化が大きく、体調管理に注意が必要です。
健康の第一歩は、カラダを温めること!
そして、ハーブのチカラで健康と美容を維持できれば、季節の変わり目もトラブルなく過ごせます。

enherbではこの冬もしょうが茶3種「クランベリーしょうが茶」「柚子しょうが茶」「黒豆シナモンしょうが茶」が、皆さまのココロとカラダをぽかぽかに!
そこで今日は、おもてなしにもなるしょうが茶の「ほっと」なアレンジをご紹介します。

特別な日に♪ フルーツ入りビューティーレシピ!
グリューワイン

おもてなしドリンクにぴったりな華やかな風味です。
スパイスの代わりに、定番ブレンドハーブティー「クランベリーしょうが茶」を使うと、よりフルーティーな風味が味わえます。

【材料/分量(2人分)】
● クランベリーしょうが茶 大さじ2
● 赤ワイン 200cc
● 水 200cc
● オレンジ 1/2個
● りんご 1/2個
● 砂糖 大さじ1

【つくり方】
1. 赤ワインと水を鍋に入れ、人肌に温めたら、クランベリーしょうが茶を加える。
2. 弱火でさらに温め、砂糖またははちみつを加え、沸騰直前に火を消し、茶こしでこしてカップに注ぐ。
3. 最後にオレンジ、りんごスライスをのせたらできあがり。

特に寒い日は… かんたん黒豆チャイ

「黒豆シナモンしょうが茶」を使ったチャイは、カフェインレスだから家族みんなで楽しめます。
カラダに優しいだけでなく腹もちも良いので、ダイエット中のおやつにもぴったり。
お好みでシナモンスティックをプラスすると、よりスパイシーで風味豊かになりますよ。

【材料/分量(2人分)】
● 黒豆シナモンしょうが茶 大さじ2
● 水 300cc
● 牛乳 200cc
● ブラウンシュガー お好みで

【つくり方】
1. 鍋に水と黒豆シナモンしょうが茶を入れて火にかける。
2. 沸騰したら弱火にして3分ほど煮出す。
3. 牛乳を入れ、弱火~中火で3分ほどなじませる。(ブラウンシュガーを入れる場合はこのタイミングで加える)
4. 仕上げに火を強め、沸騰したら茶こしで濾しながらカップに注ぐ。

美味しい組み合わせ♪
柚子しょうがシロップ&ホットヨーグルト

甘みと柚子のほろ苦さに加え、ハーブの風味を美味しく楽しめる新商品の「柚子しょうがシロップ」。
これさえあれば、お砂糖がわりにはちみつを使うお料理のアレンジレシピが楽しめます。 まずは手軽にアレンジ! 「柚子しょうがシロップ」をヨーグルトにトッピング。
ひと工夫の冬仕様アレンジで、ぽかぽか温まりましょう。

【材料/分量(1人分)】
● ヨーグルト 100g
● 柚子しょうがシロップ 適量

【つくり方】
1. ヨーグルトを耐熱容器へ移し、ラップをかけずに電子レンジで30~40秒温める。
2. 柚子しょうがシロップを適量かける。

意外な組み合わせ!? スパイシークランベリー

スパイスと甘酸っぱさが相まってクセになる美味しさのしょうが茶ブレンド。
クランベリーしょうが茶2、黒豆シナモンしょうが茶1の割合でブレンドするのがポイント!
お好みで「柚子しょうがシロップ」を入れるのもおすすめです。
エキゾチックなハーブティーに仕上がりますよ♪

【材料/分量(2~3人分)】
● クランベリーしょうが茶 大さじ2
● 黒豆シナモンしょうが茶 大さじ1
● 水 600cc

【つくり方】
1. 茶葉を合わせてポットに入れる。
2. お湯を注いで3分抽出する。


ハーブティーはアレンジ次第で楽しみ方も無限に広がります!
気温差に揺るがないココロとカラダ、そして冬支度に、ハーブティーのぽかぽかパワーで、寒さしらずの毎日をお過ごしくださいね。
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ちょこっとテクニック
2024.10.23

集中力を高めたい時のハーブ3選

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何をするにも気持ちの良い秋。仕事や資格取得などの勉強も、集中して頑張りたい時ですね。

そこで今日は、ココロもカラダもシャキッと、冴えた毎日をサポートするハーブを3つご紹介します。

ゴツコーラ

インド古来の健康法(アーユルヴェーダ)において、非常に重要な薬草とされているハーブ。
珍しい成分を豊富に含んでおり、中でも記憶をサポートする働きは、うっかり予防やひらめきを活性させるエイジングケアに最適です。

マテ

1~2%(茶葉換算)のカフェインを含んでおり、頭の働きをクリアにします。
ビタミンやミネラルなどを豊富に含んでいるマテは、栄養補給にもなるため、肉体的な疲労による集中力ダウンにもおすすめです。

ローズマリー

「追憶」や「記憶」「思い出」といった花言葉にも表わされている通り、頭や明瞭さと関係の深いハーブ。
樟脳に似たスッキリとした香りで快い刺激を与え、記憶力や思考能力アップをサポートします。


どれも個性的な風味のハーブですが、上から大匙《0.5:1:1》の割合でブレンドすれば、爽やかな香りでモヤモヤすっきり、気分もシャキッとさせてくれるハーブティーの完成です。

カフェインが苦手な方は、マテをペパーミントにしても◎
また、ギンコウをプラスすれば、さらに仕事や勉強も捗るベストブレンドに!
……しかしながら風味は、ちょっとハーブティー上級者向きかもしれません!?
どんな風味か、ぜひお試しくださいね。
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ハーブ3選
2024.10.10

ゆらぎ世代のための常備ハーブ4選

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花や葉、種子や根っこなどの部位に、さまざまな成分や香りをもつハーブたち。
古くから人々はその特徴を知り、上手に使い分け、暮らしに取り入れてきました。

そこで今回は「ゆらぎ世代」の女性たちに取り入れて欲しいハーブをピックアップ。
おせち料理に欠かせない「種」やインド原産の植物の「根っこ」、クレオパトラが愛してやまなかったあの可憐な「花」など、女性ホルモンのバランスを力強くサポートしてくれる4つのハーブをご紹介します。

ハーブティー習慣が女性の美しさを強化する

一日のスタートに、食後の一服に、おやすみ前のリラックスタイムに、いつものドリンクをハーブティーに変えてみませんか。
選ぶのは「女性のためのハーブ」とも言える2つのハーブです。

女性の健やかな美しさをサポート「黒豆」

完全栄養食と言われる大豆の中でも、美容効果が抜群の黒豆。
女性美をサポートするイソフラボンやアントシアニンを豊富に含み、健康的なカラダ、たおやかなココロ、理想的なエイジングをサポートします。

女性の滋養強壮ハーブ「シャタバリ」

若返りのハーブと呼ばれる、たくましい根っこハーブ。
女性の一生を通じて節目の変化を穏やかにサポートしてくれます。
古くから、インドのアーユルヴェーダで使われているハーブの1つです。


長く飲み続けるためには美味しさも重要。
「黒豆」「シャタバリ」「お好きなハーブ」をそれぞれ用意して、ご自身でお好みのブレンドハーブティーをつくってみるのも良いかもしれません。

女性美を目覚めさせるアロマ

もう1つ欠かせなのは、ハーブが持つ香りのチカラ。
「ローズ」や「ジャスミン」といった、女性の魅力にアプローチしてくれる精油を選びましょう。
ディフューザーを活用したり、お風呂に数滴垂らしたり、お好きな方法で。
芳香浴はココロを温め、励まし、沈みがちな気分を上向きにしてくれます。

女性の華やかさを引き出す「ローズ」

香りの女王として、多くの名香に使われてきたローズ。
その華やかな香りは幸福感をもたらします。
そして、不安や繊細な気持ちを優しく包み込み、内面から輝くような笑顔を引き出してくれます。
女性に寄り添い、バランスをサポートしてくれる香りです。

媚薬として長い歴史を持つ「ジャスミン」

ローズが香りの女王なら、ジャスミンは香りの王。
白く可憐な花は月の光にたとえられ、夜が深まるほど強くなる濃厚でエキゾチックな香りを放ちます。
ジャスミンに含まれるリナロールという成分には、リラックスの働きがあり、女性リズムを健やかに整えます。


ほっこり優しい味わいのハーブティーや、華やかで心地よいアロマで、ココロとカラダを元気にキープ。
ハーブと一緒に、第二の人生も自分らしく美しく輝き続けましょう!
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ライフスタイル
2024.08.23

【スタッフのアイデア帖】夏のハーブティーはアイスで楽しもう! ~取り入れ方編 ~

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前回「夏のハーブティーはアイスで楽しもう! ~アレンジ編~」で、夏こそハーブティーのおすすめ理由とスタッフが実践するアレンジ方法をご紹介しました。
今回は夏場のスタッフが、どのようにハーブティーを取り入れているかご紹介します。
小難しそう…なんてことは一切なく、どれも今日からできることばかり!
ぜひ参考にしてみてくださいね。

お風呂上りに


「ストレスでキリキリしちゃう時に」をお風呂上りに人肌の温度になるよう、お風呂に入る前に淹れたハーブティーに氷を入れて冷やして飲みます。
かなり美味しくて、夏の毎日の習慣になってます。
「グレフル美巡茶」に炭酸を入れて、ただ薄めて飲むのも好きです。
夏は味が薄い方が美味しく感じます。

販促担当 Kさん


お風呂上りに水出しアイスハーブティー「ハイビスカス&レモングラス」を飲んでいます。
飲み口すっきり、ビタミンが取れて美容に良いイメージを感じることができます。

カスタマーサポート Wさん


「グレフル美巡茶」をハッピーポットでつくって、冷蔵庫で1時間ほどよく冷やし、お風呂上がりにぐびぐび飲んでいます。
フルーティーで程よい甘さがちょうどよく、たくさん飲みたい時にもおすすめのブレンド。
入浴後の喉の渇きを潤しながらしっかり巡りケアとダイエットサポートをしてくれるので、カラダに良いことをしている満足感も得られます。
しっかり水分補給した後は、カラダを温めながらストレッチをして、内側外側からケアをしてリフレッシュ!

店舗スタッフ Uさん


お風呂上りのハーブティーは支持率高!
すぐに真似できそうですね。


こんな時はホットで。夏もホット派


水出しアイスハーブティー「ルイボス&マテ」を麦茶の代わりとして、水分補給のために年中朝から晩まで飲んでいます!
ホットのハーブティーはカラダを温めたい時(起床時、就寝前)に飲むようにしています。

経理担当 Mさん


おすすめは朝、白湯がわりに、水出しアイスハーブティー「ルイボス&マテ」をお湯で割って飲むと、すっきり1日のスタートが切れます。

情報システム担当 Sさん


通年お子さんの水筒は「ルイボス&マテ」というママさんがいるほど、家族で飲んでいるスタッフも多く、目的や用途に応じてアイスとホットを飲み分けているんですね。


やっぱり夏は水出し派


夏の暑さでまいっている時や梅雨時期のおもだるい時には、作るのが簡単で、ごくごく飲んでスッキリする水出しの「ハイビスカス&レモングラス」が一番!
水出し用に作られているので、ホット用の茶葉とは違う清涼感がごくごく飲むのに◎
夜に500mlのペットボトルの水にティーバッグを入れておくだけで、翌日飲めるのも便利です。
ハイビスカスの酸味とレモングラスの爽やかさが元気をくれます。

販促担当 Iさん


日中、水出しの「レモンピール&レモンマートル」を飲んでいると、仕事終わりの甘いもの欲が、抑えられている気がします。
今年の夏もこれでお菓子を我慢したいと思います。

店舗スタッフ Mさん


水出しの「ハイビスカス&レモングラス」は手軽にさっぱり飲めて、運動時の水分補給として重宝しています。

店舗スタッフ Iさん


今年から定番となった水出しアイスハーブティー3種。
中でもフルーティーな甘みのある「ハイビスカス&レモングラス」と「レモンピール&レモンマートル」は、水分補給がご褒美になる美味しさで、スタッフもはまっています!


夏におすすめのブレンド+アレンジ


ペパーミントが大好きなので特に夏場は、レモングラスやローズマリーがブレンドされた「ポンポコタヌキになりたくない時に」がお気に入り。
食後の後にもぴったりだし、仕事中の集中力を高めるお供にも最高!
すっきりクリアになれるのでアイデアも湧きやすく、さくさく仕事が進みます。

研修担当 Sさん


「元気充電!したい時に」にステビアかはちみつをプラスして、エナジーチャージドリンク風に。

エリアマネージャー Tさん


シングルハーブのレモンバーベナとラベンダーのブレンドは、ホットでもアイスでも美味しい!
仕事終わりや休日のリラックスティーとして最高です。

研修担当 Sさん


皆さんもお好みのブレンドティーにシングルハーブを自由に組み合わせてみてください。
さらに、目的に合わせて2~3種類のシングルハーブティーをブレンドしてみることで、ハーブティーの世界が一層広がりますよ。


他にも試してみたくなるハーブティーの取り入れ方をご紹介します!

・濃い目に抽出したハーブティーを凍らしてグラニテ(氷菓)に! (エリアマネージャー Tさん)

・「檸檬カミツレ茶」とハチミツを凍らせて、アイスキャンディで楽しんでいます。 (店舗スタッフ Iさん)

・「元気充電!したい時に」にはちみつを入れたり、ブルーベリーやラズベリーを入れて炭酸水で割って飲むとビタミンたっぷりで、より元気充電できます! (エリアマネージャー Sさん)


ぜひこの夏はenherb スタッフの取り入れ方を参考にして、ハーブティーの新しい魅力を発見し、奥深い世界を楽しんでくださいね!
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ライフスタイル
2024.08.21

フードペアリングにアレンジレシピも!「カシスローズ茶」を10倍楽しむコツ

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毎秋恒例となっている季節限定ハーブティー「キレイのご褒美 芳醇カシスローズ茶」。
ハーブと果実の濃厚な味わいは、まるで赤ワインを思わせる芳醇さです。
もちろんアルコールもカフェインも含まれていないので、赤ワインが苦手な方もお楽しみいただけます。

そこで今回は、赤ワインのようなリッチな雰囲気も味わえる「カシスローズ茶」を、さらに楽しむ方法はないか、enherb スタッフが調査!
おすすめのフードペアリングやアレンジレシピをご紹介します。

ワインとチョコレートは相性抜群! 「カシスローズ茶」も相性抜群?

自分へのご褒美時間にもぴったりな「カシスローズ茶」。
ワインのような風味ならば、料理ごとにワインを合わせて楽しむワインペアリングのように、おすすめな食べ物があるのでは? と探っていたところ、商品開発担当より『チーズケーキなども定番で良いけど、ポリフェノールが豊富な高カカオチョコレートで健康意識の高いペアリングはいかがですか?』
ということで、カカオ何%のチョコレートが一番合うのか?! を、試してみました!

老若男女問わず試してみました

用意したチョコレートは、ミルク、カカオ70%、カカオ88%、カカオ95%の4種。
「カシスローズ茶」片手に、束の間のブレイクタイム。
ハーブティー×高カカオチョコなら、夕食後のティータイムにも罪悪感なく楽しめて、美意識が磨かれる感じがする♪ と女性陣に大好評でした。 そして、チョコレートの美味しさだけでなく、「カシスローズ茶」との相性をしっかり審査。
カカオ88%は大人の味、ブラックコーヒーが飲める方なら美味しく食べられそうです。
一方のカカオ95%は、ひと口食べて驚くほどの苦さでした。
ただこれも個人差があり、美味しい♪と笑顔で食べている仲間もおり、味覚は人それぞれですね。

結果発表!!

カカオ88%が一番人気でした!
ミルクチョコは、「カシスローズ茶」の酸味が強く感じすぎるという声がちらほら。
チョコレートだけだったらカカオ70%やミルクチョコが好みの人も、カカオ88%だと「カシスローズ茶」の甘味が引き立ってより美味しく感じられた、との声が多かったです。

ちなみに白色のシールは男性票。男性の方がミルクチョコやカカオ70%など、甘みのあるチョコとのペアリングが良いと感じるようです。

そして、ご褒美時間には「カシスローズ茶」のスペシャルアレンジはいかがでしょうか。
ここからは、手軽に試せる2種のアレンジレシピをご紹介します。

濃厚カシスローズ茶のティーアフォガート

【材料】 一人分
・バニラアイス…適量
・「カシスローズ茶」…大さじ山盛り1杯
・お湯…80~100ml(お湯の量はお好みで調節)

【作り方】
1. 「カシスローズ茶」の茶葉を少なめのお湯で約3分抽出し、濃いめの「カシスローズ茶」をいれる。
2. 器に盛ったバニラアイスの上に1を少しずつかける。


ポイント
器は冷やしておくとgood!「カシスローズ茶」は通常より少ないお湯でかなり濃い目に淹れますが、濃さはお好みで調節してください。

残暑厳しい季節におすすめ! カクテル風アイスアレンジ

今回は「カシスオレンジ風」をつくります!

【材料】 一人分
・濃い目に入れた「カシスローズ茶」…適量
・オレンジジュース…適量

【作り方】
1. オレンジジュースをグラスに注いで、氷をたっぷり入れる
2. 濃いめの「カシスローズ茶」を氷をつたいながら少しずつ注ぐ。


ポイント
「カシスローズ茶」とオレンジジュースの比率はお好みで調節してください。
オレンジジュースをカルピスにするのもおすすめです!
ちなみに、赤ワイン+カルピスのカクテルをロマンチックハーモニーというそうです♪



たまには自分へのご褒美としてちょっと贅沢に楽しむ時間も、美と健康には欠かせないものです。
皆さんおすすめの「カシスローズ茶」のフードペアリングやアレンジレシピがあれば、ぜひ教えてくださいね!
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取材舞台裏
2024.07.19

熱帯夜、どう乗り切る? 快眠のための眠りの準備

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眠りの重要性は言うまでもなく、最近では睡眠時間だけでなく睡眠の質に対しても、目が向けられてきました。
普段は「どこでも寝られちゃう」「ベッドに入って1分」というような方でも、ちょっとした心理状態の変化や環境の変化で、いつものように眠れないということもあります。

気候の変化で変わる睡眠

快適な睡眠時間を確保するためには、季節によって変化していく気候に合わせ、環境を整えていく必要があるでしょう。
冬の寒さや夏の暑さを意識していないと、いつものように眠れているつもりでいながら、実は浅い眠りで、しっかりと疲れがとれていないなんていうことも。

特に夏は、日中の体力消耗や、食欲不振によって夏バテを起こしやすい季節ですので、しっかりと寝て回復することが、望ましい季節。
しかし、熱帯夜が続くと、十分な睡眠がとれず、なんだか慢性的に眠気やだるさがとれないというスパイラルに、ハマってしまったことはないでしょうか。

寝る前に、ぬるめのハーブティー

快眠に欠かせないハーブは何種類かありますが、中でもパッションフラワーとバレリアンは、特におすすめ
カモミールとの相性もいいので、ブレンドしたお茶を、ベッドに入る1時間前位からゆっくりと飲むのが、いいでしょう。

熱帯夜対策の場合は、アツアツのものを短時間で飲むと、むしろその温度で暑くなり、眠れなくなってしまいます。
そのため、少し前に入れておいて、ぬるめに冷まし、時間をかけて飲むようにしましょう。

体感温度を下げるペパーミントの香り

熱帯夜対策としては、アロマも向いています。
ベルガモットやラベンダーといった精油は、リラックスさせてくれる香りでありながら、とても爽やかなので夏向き。
これらをメインにして、ディフューザーなどで、部屋に香らせましょう。 さらに、体感温度を4℃下げると言われるペパーミントの香りをプラスするのが、熱帯夜対策のポイントです。
一見、すっきりとして目が覚めてしまうと思われがちなペパーミントですが、実はリラックスとリフレッシュのどちらにも使える、不思議なチカラを持っています。
多様な成分を含むハーブならではですね。

ハーブやアロマとの合わせ技で、無理のない程度に工夫を取り入れて、涼やかで心地よい夜をお過ごしくださいね。
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ライフスタイル
2024.05.27

6月のおすすめハーブ「レモンバーム」

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そろそろ、梅雨入りが気になる頃です。
雨が降ったり止んだり。そんな曇天模様に、ココロまで沈んでしまいがちです。

そこで今回は、不安定なココロを穏やかにしてくれる「レモンバーム」を、ご紹介します。

養蜂にも重宝される「生命のエリキシル」

ギリシャ語で、ミツバチに由来する「メリッサ」の異名をもつレモンバームは、ミツバチが好む、甘いレモンのような香りのするハーブ。
そのため、養蜂にも重宝されています。

16世紀にはスイス人医師のパラケルススが「若さがよみがえり、脳が強くなり、活力の衰えを解消する」と紹介し、ヨーロッパだけでなく中東でも活用されました。
また、レモンバームを「生命のエリキシル(万能薬)」と呼び、治療に用いていたと伝えられています。

高価なアロマ「メリッサ」

アロマセラピーでは、コントロールを失ったココロのバランス回復に用いられます。
ほのかに甘いシトラス調の香りが楽しめるのですが、1キロの精油を得るのになんと約7トンの葉が必要と言われ、高価な精油としても知られます。
つまり、精油の量1グラムに対し、約7キロもの葉が凝縮されているのです。

ハーブティーを飲みながら深呼吸を

ハーブティーでも、ほのかに香りを味わうことができるので、リラックスしたい時は飲みながら大きく深呼吸してみましょう。
女性特有の気分の揺れやおやすみ前、緊張をほぐしたい時に役立ちます。
そして、落ち込みがちなココロに活力を取り戻したい時にもおすすめです。


抽出方法が異なると貴重さも働きかけも変わってしまうレモンバーム。
落ち着きのあるグリーンの香りと甘みのあるレモンの香りがココロとカラダの緊張をやわらげ、新しい季節に向けて背中を押してくれるでしょう。
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季節のおすすめハーブ
2024.05.07

100人の夫を持つハーブ!? 女性を元気づけるシャタバリの魅力

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アーユルヴェーダで欠かせないハーブのひとつで、近年メディカルハーブの分野でもポピュラーになっているハーブ、シャタバリ。
女性の機能に働きかけることから、女性を元気づけるハーブとも言われています。

そこで今回、あらためてシャタバリの魅力をご紹介します!

100人の夫も持つハーブ!?

シャタバリの学名は「Asparagus racemosus」で、インドやアフリカに原生するアスパラガスの一種。
和名では「野生アスパラガス」とも呼ばれます。

シャタバリという名は、サンスクリット語で「100本の根をもつ植物」と言われ、肥大化した根が特徴的です。
女性の強壮剤として使われることから転じて「100人の夫を持つ人」を意味するとも言われています。

女性を元気づけるお助けハーブ

アーユルヴェーダでは女性の機能をサポートするために、シャタバリを広く薦めています。
特に、ゆらぎがちな女性リズムを整え、その前兆に現れる不安やストレスのケアにも役立ちます。
消化をサポートする働きも期待できます。

スープのように味わうハーブティー

シャタバリは、根っこハーブ独特のえぐ味はなく、ほっこりした甘さの中にほろ苦さがあり、スープのような風味が楽しめます。
淡白な風味はどのハーブとも合わせやすく、いつも飲んでいるハーブティーにトッピングするのも◎
女性を守るさまざまな働きを持っているので、常備しておくと心強いハーブですね。

なお、enherbにおいて、シャタバリが唯一ブレンドされているハーブティーが「女性リズムを笑顔で過ごしたい時に」。
シャタバリ以外にも、女性を守るハーブがブレンドされていますので、規則正しい穏やかな毎日のためにも、ぜひお試しくださいね。
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ハーブのトリビア
2024.04.30

5月のおすすめハーブ「セージ」

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爽やかで過ごしやすい季節になってきましたね。
一方で気が滅入ったり、無気力な状態に陥るなど、心身の不調が表れる時期でもあります。
これがいわゆる「5月病」です。
ココロとカラダが発するSOSサインに気付いたら、気分転換を図る、十分に休息をとるなど、自分なりのリフレッシュ&リラックス方法を見つけて、新緑の季節を満喫しましょう。

そこで今回は、カラダの調子とココロのバランスを整えてくれるハーブ「セージ」をご紹介します。

樟脳に似た香りのコモンセージ

地中海北岸を原産とするシソ科の多年草。ベルベットのようにしっとりとした手触りの葉に、樟脳(しょうのう)に似たすっきりとした香りが特徴です。
数ある変種の中で代表的なものは「コモンセージ」という種で、肉料理の臭い消しやハーブティーに、また古くからその清浄やひきしめのチカラを期待して、歯磨きなどにも活用されています。

長生きしたい者は5月にセージを食べよ

コモンセージは、別名「薬用サルビア」とも呼ばれ、古代ギリシアの時代から薬草として用いられてきました。
「長生きしたい者は5月にセージを食べよ」や「庭にセージを植えているものがどうして死ぬことができようか」といった諺が残されていることからも、健康維持や長命を願って使われてきたことがうかがえます。

甘く温かみのある香りのクラリセージ

また、アロマセラピーの精油には「クラリセージ」という種も用いられます。
紅茶のように甘く温かみのある香りが、緊張や不安でこわばったココロをやわらげ、気分を明るくしてくれると言われています。
生活のリズムが崩れがちな時、なんとなく気が急いて落ち着かない時などに、ココロのバランスを整えてくれるでしょう。

セージのチカラを活用して、5月も健やかにお過ごしくださいね。
※カラダへの働きかけにチカラがあるため、通常よりもデリケートな状態にある妊娠中、授乳中の方は、使用をお控えください。
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季節のおすすめハーブ
2024.04.08

頼れるハーブ「カモミール」の活用術

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白と黄色の小さな花、風にそよぐグリーンの葉。
そんな可憐な佇まいが魅力の「カモミール」は、西洋では「ハーブティーといえばカモミールティー」と言われるほどポピュラーなもの。
イギリスの童話でも、カモミールを煎じたお茶を差し出すシーンが描かれています。
そんなところからも、カモミールが人々の暮らしに密接に関わるハーブとして 親しまれてきたことがよくわかりますね。
日本でも「カミツレ」の名で親しまれる身近なハーブのひとつです。

今回は、そんな世界中で愛されているハーブ「カモミール」をピックアップ。
暮らしへの上手な取り入れ方や、春ならではのアレンジ術をご紹介します。

こんな時に飲んで欲しい「カモミールティー」

カモミールのもっともポピュラーな取り入れ方といえば、やっぱりティーですよね。
熱湯を注いで抽出するだけと、とても簡単ですが、注意したいのがカモミールの選び方。

じつはカモミールには「ジャーマン種」と「ローマン種」という2種類があり、ティーにして楽しむなら、ジャーマンカモミールがおすすめ。
リンゴのような香りと、苦味の少ない味わいが特長です。

いつでも手軽に楽しめるのがハーブティーの魅力ですが、リラックスを意識して、ゆったりとカモミールティーを楽しむ時間を日々の暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか?

忙しい朝やおでかけ前はバタバタと気もそぞろ。カモミールティーをゆったり楽しむ時間を取り入れて、穏やかな気持ちで出かけましょう。

ストレスを感じたら、頭の中をからっぽにして、カモミールティーを味わいましょう。カモミールの甘い香りがキリキリとした気持ちを鎮めてくれますよ。

眠りが足りていないと感じたら、おやすみ前の過ごし方を見直してみては? 温かいカモミールティーと過ごすひとときが、眠りの準備を整えてくれます。

春にぴったり! シュワッと爽やかなスパークリングカモミールティー

シンプルに飲んでも美味しいカモミールティーですが、クセがないためアレンジしやすいのも大きな魅力。
いつもとは違った味わいを楽しむことができますよ。

抽出したカモミールティーにハチミツを加えたら、常温になるまで冷ましましょう。
氷を入れて炭酸水で割ればできあがりです。

オレンジをトッピングすると、柑橘系のフレッシュな風味がプラスされて、シュワッと爽快な美味しさに。
こだわりのグラスを使えば、春らしいおもてなしドリンクにもぴったりです。


環境や人付き合いなど、何かと変化が起きやすい春は、いつもよりちょっと心身がクタクタになってしまいがち。
何かに頼りたい、そんな気持ちになったときには、ぜひカモミールを味方に。
美味しく楽しく取り入れながら、新しい季節を元気に乗り切りましょう!
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季節のおすすめハーブ
2024.04.01

ハーブ生活はじめよう 初心者必携の基本アイテム

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春の心地よい日差しを受けると、何か新しい気分になってきませんか?
少し違った服を買ってみたり、模様替えをしたり、ヘアスタイルを変えてみたり。
生活の些細な部分を変えてみるだけでも、春のウキウキを楽しむことができます。
そんな中のひとつとして、生活にハーブを取り入れるというのは、いかがでしょうか。

無理せず使えるものからやってみる

とはいえ、これまであまりハーブを取り入れていなかった方は、何からやっていいのか分からないですよね。
ハーブを飾ったり、メディカルハーブの検定を受けるのもいいかもしれませんが、まずは生活に必要なものを、ハーブで行ってみるというのはどうでしょう。
体感していくことで、生活が少しずつ心地よく変わる実感は、とても楽しいものです。

1日に飲むコーヒーの3杯に1杯をハーブティーに変える、入浴剤をドライハーブや精油で代用する、スキンケアをオイルで行ってみる、などです。

初心者にマストなハーブアイテム

初心者が持っておくとよいのは、たった2種のとてもメジャーなハーブです。
使い方を知っていれば、この2種で十分にハーブを楽しむことができますよ。

その1. カモミールのハーブティー

まずは、ジャーマンカモミールのハーブティー
品質のよいカモミールは、香りとコクのバランスがよく、さまざまなハーブとも合います。
リラックスティーとして有名ですので、おやすみ前に飲むのもよいですが、食べすぎのもたれや、緊張で調子がいまいちの時にも役立ちます。
また、ズキズキや女性リズムの予兆からくるチクチクにも、使うことできます。 意外かもしれませんが、カモミールのフラボノイドはカラダをゆるめて温めるので、冷えてしまっている時にもおすすめです。
温かいミルクと割って、カモミールのミルクティーにすれば、やさしい風味でココロもぬくぬくになりますよ。

ティーとして飲むだけではなく、お風呂に入れてハーブバスにしたり、温湿布として使うこともできます。
外用では、荒れたお肌のケアにも使える、まさに万能なハーブです。

その2. ラベンダーのエッセンシャルオイル

もう1つはラベンダーのエッセンシャルオイル
こちらもリラックスアロマとして有名ですが、寝る前に香らせるだけでなく、イライラやストレスを受けた時の気分転換などに、アロマストーンにオイルを垂らして、お守り代わりに持ち歩くのもよいでしょう。 実は、抗菌のはたらきも持っているので、空気清浄のような使い方や美容ケア、シューキーパーに垂らすことで、靴の匂い対策などにも使えます。
皮膚刺激が緩和なので、アロマバスやお肌にも使いやすいエッセンシャルオイルです。

美容ケアのすべてをまかなうホホバオイル

トリートメントやスキンケアに使うなら、希釈用にキャリアオイルも一緒に揃えておきたいところ。
どんな肌質にも合いやすく、酸化しにくいホホバオイルなら、デイリーのスキンケアにボディトリートメント、簡単なクレンジングやヘッドスパなど、幅広く役立てることができるので、しっかり使い切ることができるでしょう。 とても手に入りやすい代表的なハーブ2種ですが、使い方を覚えておけば、寝る前に飲んだり香らせたりするだけでなく、こんなにも汎用性があります。

この2種を使える限り使いながら、必要に応じて増やしていけば、ハーブの魅力を余すことなく使えるようになるはず。

いろいろ揃える勇気が出ない方は、この2種からスタートしてみてはいかがでしょうか。
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ちょこっとテクニック
2024.01.24

ハーブティーの美味しい淹れ方

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こんにちは、通販担当の佐藤です。

エンハーブの店舗では、ハーブティーを試飲していただきながら、店内をみていただいたり、オーダーメイドのカウンセリングを行い、お客様だけのハーブティーを調合したものも、最後にお味見いただいてブレンドをお作りします。
そのブレンドハーブティーの魅力を存分にお伝えするために、試飲づくりにはチカラが入ります!

今回は、わたし佐藤が、店舗で店長をしていた時に、美味しくハーブティーが淹れられるように気をつけていた、ちょっとしたテクニックをご紹介します。

>> 基本の「美味しいハーブティーの淹れ方」はこちら

1. しっかり茶葉をかき混ぜてからすくう

「美味しいハーブティーの淹れ方」でもお伝えしていますが、ブレンドのハーブティーは、細かいものが底の方に溜まってしまうので、かき混ぜてからスプーンですくうようにするのは大事なポイントです。

2. お湯は全体に静かに注ぐ

茶葉全体にお湯がかかるよう静かに注ぐのがおすすめです。
注ぎ終わったらすかさずフタをして、香りを閉じ込めましょう。

3. 抽出時間を守る


自分用にハーブティーを淹れる時は、うっかり長時間フィルターをつけっぱなしな事もありますが、時間を守った方が美味しく淹れられます。
花や葉が多いブレンドは3分、根や実が多いブレンドは3~5分。
自分のベスト蒸らし時間をみつけるのも楽しいですよ。

4. フィルターをくるりくるりがポイント!

蒸らし終わったら、フィルターを出す前にくるりと2回ほど回して、茶葉を少し動かしてからフィルターを取り出します。
あまり荒々しくしてしまうと雑味が出ることがあるので、やさしく取り出しましょう。 「美味しいハーブティーの淹れ方」に載っている事はほぼ省略しましたが、合わせて試してみてくださいね。
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ちょこっとテクニック
2024.01.11

新・健康習慣!自分のためのブレンドハーブティー

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「今年こそは……!」
新年を迎えると、今までできなかったことにチャレンジしたり、生活習慣を見直してみたり、何か新しいことを始めたくなるものですよね。

今回のハーブズコラムでは、楽しく続けられる健康習慣、自分のためのブレンドハーブティーづくりをご提案します。

ハーブティーは1種類でも十分美味しくいただけますが、香りや味わいの異なるハーブをブレンドすることで、その時々の気分やコンディションにマッチしたオリジナルハーブティーを楽しむことができます。

「自分でつくる」と言っても数種類のハーブを混ぜて淹れるだけ。
思い立ったらすぐにできる手軽さも魅力です。

ハーブをブレンドするメリットとは?

ハーブには、そのひとつひとつに健やかさや美しさをサポートする働きが備わっていますが、数種類のハーブをかけ合わせると相乗作用で健康パワーがアップ!
さらに、クセが気になるハーブでも、ブレンドすることで風味がまろやかになり、飲みやすく美味しくなるというメリットもあるのです。
ハーブティーの働きはとても穏やか。毎日継続して飲み続けることで、ココロとカラダに自然のチカラがじんわりと行き渡ります。

春夏秋冬ブレンドレシピ

季節のお悩みをサポートしてくれるブレンドレシピをご紹介。
一年を通じてブレンドハーブティーを楽しめる、知っておくと役立つ基本のレシピです。
ティーカップ1杯分(200cc)のブレンドハーブティーをつくるには、ブレンドするハーブを全部で大さじ1程度になるように調節しましょう。

寒さに負けずアクティブになりたい「冬」に


芯から温めてくれるジンジャーと巡りを整えるルイボスの、冬のカラダに美味しいブレンド。 ルイボス:大さじ3/4 + ジンジャー:大さじ1/4

花粉やムズムズが気になる「春」に


メントールを含むペパーミントと、花粉シーズンのカラダをサポートするネトルを組み合わせたスーッと爽やかなブレンド。 ペパーミント:大さじ1/2 + ネトル:大さじ1/2

シャキッと元気をチャージしたい「夏」に


酸味のきいたハイビスカスと、すっきりとしたレモングラスが、夏のカラダに嬉しいブレンド。 レモングラス:大さじ3/4 + ハイビスカス:大さじ1/4

ココロも喉も潤したい「秋」に


「潤いのハーブ」との異名をもつブルーマロウと、ほっこり優しい風味で心身を穏やかに満たすカモミールをブレンド。 ブルーマロウ:大さじ1/2 + カモミール:大さじ1/2


超簡単! ブレンドハーブティーのつくり方
1)お湯を注ぐ
選んだハーブを茶こしに入れて95℃~98℃のお湯を注ぎます。

2)抽出する
カップに蓋をして3~5分蒸らし、最後に茶こしを揺らして成分を十分に抽出してできあがり。


今回ご紹介したブレンドレシピはほんの一例で、アレンジは無限大。
自分にベストなブレンドを見つけていく過程で、思いもよらない組み合わせや新しい風味を発見していくのもブレンドハーブティーの醍醐味です。
自分のペースで美味しく楽しみながら、カラダが喜ぶハーブティー生活を続けてみてくださいね。
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ちょこっとテクニック
2023.10.31

伝説の数だけ魅力がある! 庶民の薬箱、エルダーフラワーの活用法

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ハーブ界の万能選手、エルダーをご存じでしょうか。
イギリスでは生垣や道端によくみられる低木で、クリーム色の小さな花を房状にまとまって咲かせる、可愛らしく素朴な印象のハーブです。
花が終われば黒味がかった紫色の小さな実をつけ、その黒い色から学名は「nigra=黒い」という意味があります。

数々の伝説や迷信を持つハーブ

エルダーは魔除けの木として、庭先に植えたり生垣になっていたりする一方で、エルダーを切ると木に宿る精霊の怒りに触れ、仕返しをされるという伝説もあり、古いお屋敷には切れずに、大きく育ったエルダーがよく見られるとか。

他にも、魔女が好む木といわれていたり、キリスト教ではユダが首をくくった木であり、キリストの十字架になった木、と考えられているなど、エルダーに関連するエピソードの多さは、他のハーブの比ではありません。

古来から人々が実際に体感したエルダーの働きや、生活に密着して使われてきた存在感の大きさを証明しているかのようですね。

庶民の薬箱

古くは、根や幹は下剤として、葉は軟膏として、すべての部位が生活に活用されていました。
高価な薬を買えない庶民にとっては、欠かすことのできない万能ハーブだったことから「庶民の薬箱」と呼ばれていたといいます。 現代では主に、花と実が有名ですが、特にハーブティーなどとして飲む際には花が活用されます。
エルダーフラワーのハーブティーは、主に春先のグズグズなどで止まらない鼻水を和らげたり、ゴホゴホやイガイガを緩和させることに用いられます。

そして、マスカットに例えられる甘くフルーティーな香りを持っており、砂糖やレモンを加えた「コーディアル」と呼ばれるシロップとしても愛されてきました。

コーディアルをつくってみよう

近年、日本でもエルダーのコーディアルは、知られるようになってきました。
ビン詰めで販売しているものもありますが、意外と簡単につくれるので、お家でつくってみてはいかがでしょうか。
イギリスでは、生のものからつくりますが、手に入りにくい場合は、ドライハーブでつくることができます。

コーディアルは、お水やお湯で5倍くらいに希釈して飲むほか、炭酸水や白ワインで割ったり、ヨーグルトなどにかけても美味しく召し上がれます。
さらに、ミントやライムでアレンジすれば、ドイツで人気のワインカクテル「フーゴ」も楽しめます。

様々な逸話を持ち、恐れられたり頼られたりしながら、身近に育つエルダーを使ったコーディアルという伝統的な飲み物がある。
そんな文化に触れると、古くから重宝され続けているハーブであることがよくわかりますね。
ドライハーブでも十分にエルダーの働きを役立てられるので、あなたの薬箱にも加えてみませんか?
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ハーブのトリビア