2025.11.27

美味しく冬に備える「手作りハーブコーディアル」

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季節の変わり目によるプチ不調や、乾燥、冷えに悩まされるこの時期。
これから訪れる本格的な寒さに負けないためにも、ハーブのチカラでカラダとココロを穏やかに整えておきたいものですね。

今回は、この季節におすすめの2つのハーブをピックアップ。
手軽に美味しく生活に取り入れる方法をご紹介いたします。

冬の元気をサポートする2大ハーブ

寒さに負けないカラダづくりをサポートしてくれるのが、「エルダーフラワー」と「リコリス」という2つのハーブ。
ヨーロッパでは、冬に向かうにつれて需要が高まる、とてもポピュラーなハーブです。

ハーブティーに使われるのは花と実「エルダーフラワー」

エルダーフラワーは、ヨーロッパ原産の落葉低木に咲く花で、和名は西洋ニワトコ。
乳白色の小さな花はとても可憐で、イギリスでは庭先でよく育てられているのだとか。
マスカットのような香りも魅力です。

ヨーロッパでは数百年前から万能ハーブとして人々に親しまれ、花を煎じたティーは、季節の変わり目のグズグズやムズムズに役立ちます。

使用部位は根っこ! 天然の甘味料「リコリス」

リコリスは、和名で「甘草」と呼ばれるハーブ。
マメ科の多年草で、初夏になると薄紫色の美しい花をつけます。

学名にギリシャ語で「甘い根」を意味する Glycyrrhiza が使われており、根から抽出されたエキスは砂糖の50倍もの甘さ。
のど飴に配合されているのをよく見かけますよね。
空気の乾燥などでイガイガが気になる時期や、美声を保ちたい時に活躍するハーブです。

「ハーブコーディアル」で美味しく取り入れる


今回は、「エルダーフラワー」と「リコリス」を使ったハーブコーディアルを作ってみましょう。

ハーブコーディアルとは、ハーブや果実を原料に、保存のために砂糖や酸を加えたノンアルコールシロップのこと。
ハーブのパワーを存分に取り入れられる、甘くて美味しいシロップです。 『英国版おふくろの味! 巷で話題のハーブコーディアル』でもご紹介したつくり方を、もう一度おさらいしましょう!

「エルダーフラワー」と「リコリス」のコーディアルのつくりかた


【準備するもの】
・ ドライハーブ (エルダーフラワー …15g、 リコリス … 15g)
・ ブラウンシュガー … 250g
・ 水 … 400cc
・ レモン汁 … 大さじ1

【用具】
・ 鍋 ・計量カップ ・ろうと ・スプーン ・茶こし ・保存瓶(0.5L)

1

鍋に水を沸騰させ、火を消してからドライハーブ(エルダーフラワーとリコリス)を入れ、蓋をして5分蒸らす。

2

茶こしを使ってハーブを濾し、再び鍋に戻す。

3

ブラウンシュガーとレモン汁を加えたら火にかけ、よく溶かす。

4

冷めたら保存瓶に移して冷蔵庫で保管する。(消費期限は約1週間)

お湯割りでポカポカ! コーディアルのホットアレンジ

肌寒い季節は、カラダをあたためるお湯割りがおすすめ。
大さじ1程度のコーディアルをカップに入れ、お湯(200cc)を注ぐだけ。
湯気とともにエルダーフラワーの優しい香りがふわっと広がり、ほっこりリラックスできます。

冬の元気を優しくサポートする「エルダーフラワー」と「リコリス」。
保存がきくハーブコーディアルなら、すぐに使えてとっても便利。
希釈してさまざまなドリンクにアレンジしたり、お菓子づくりに活用したり、楽しみながら、寒さや乾燥に負けない健やかなカラダを目指しましょう!
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ちょこっとテクニック
2025.11.20

「しょうが」を味方に! ハーブで温活レシピ

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冷え込みが一気に増してきましたね。
寒さでこわばったカラダをほぐすには、まず温めることが一番!
カラダを温めるハーブと言えば、やっぱり「しょうが」。
料理や薬味、ドリンクなどアレンジしやすく、毎日手軽に取り入れられる、とても便利なハーブです。

そこで今回は、知られざる「しょうが」のぽかぽかパワーの秘密と、簡単にできる温活レシピをご紹介します。

加熱や乾燥で成分が変わる!?

〈あたためハーブ〉として知られる「しょうが」ですが、ぽかぽかパワーをしっかり取り入れるなら、加熱や乾燥させるのがおすすめです。

ぽかぽかパワーの源は、しょうが特有の辛味成分にあります。
加熱や乾燥によって、辛味成分「ジンゲロール」が「ショウガオール」に変化し、ぽかぽか効果がさらにアップするんです。

すでに乾燥した状態で販売されている乾燥しょうがを使えば、とっても効率的。
生しょうがを使う場合も、お鍋やスープなど温かい料理に加えて加熱すると良いですよ。

朝のしょうがで、軽やかな一歩を!

乾燥しょうがは、ハーブティーとしてはもちろん、スープの素としても使えて便利。
ここからは、乾燥しょうがを使った、寒い朝にぴったりの温活レシピをご紹介します。

家族想いのぽかぽかジンジャースープ

【材料】
・乾燥しょうが
・根菜(ごぼう、にんじん、れんこん、かぶ等)
・コンソメ

【作り方】
鍋に水と出汁パックに入れた乾燥しょうが、コンソメを入れ、根菜を加えて、柔らかくなるまで煮る。
最後に豆乳を加えて、アレンジしても◎

スイーツ感覚のあったかチャイ風ジンジャーティー

【材料】
・ブレンドハーブティー「最強のアタシ」または「黒豆シナモンしょうが茶」
・ホットミルク
・ブラウンシュガー

【作り方】
しょうがベースのハーブティー「最強のアタシ」を濃い目にいれ、ホットミルクで割るだけ。
お好みでブランシュガーやはちみつで甘味をつけたり、シナモンなどのあたため系スパイスを添えてもOK。


どちらもとても手軽にしょうがを取り入れられるので、ぜひ試してみてくださいね

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ライフスタイル
2025.11.12

東京サントリーサンゴリアスの選手がenherbに来社されました!

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12月13日(土)に2025-26シーズン開幕戦、そして12月20日(土)に味の素スタジアムでのホストゲームを控える東京サントリーサンゴリアスの選手が、エンハーブに来社されました! 今回お越しいただいたのは、森川 由起乙選手(プロップ)、サム ジェフリーズ選手(ロック)、呉 季依典選手(フッカー)、安田 昂平選手(ウイング)の4名。
日ごろの声援への感謝とリーグワンへの意気込みを語ってくださいました。

オーストラリア出身のサム ジェフリーズ選手は、なんと身長200cm!
スタッフも、その大きな手に驚きました。 エンハーブからは、選手のヘアケアを応援するシャンプーとコンディショナーをプレゼント。
試合での活躍を後押しできることを願っています。 その後、ハーブギャラリーでは、ずらりと並んだハーブジャーに歓声が上がり、ハーブの調合にもスクラムを組むように興味津々!
フィールドでは猪突猛進のプレーを見せる選手が、目をキラキラさせている姿に、こちらもタックルされそうな勢いでノックアウト寸前でした。

試合日程や選手プロフィールは、東京サントリーサンゴリアスのオフィシャルサイトをご覧ください。
引き続き、東京サントリーサンゴリアスへの熱いご声援を、よろしくお願いいたします。

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取材舞台裏
2025.11.11

秋の夜長をアロマで快適に!

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だんだんと日の入りが早くなり、夜が長く感じられるようになってきました。
日照時間が減ることで、ココロとカラダはとても繊細な状態になります。
美容と健康のためにも、夜は本来の自分を取り戻す時間にしましょう。

そこで今日は、秋の夜長を愉しむためのアロマを3本ご紹介します。

クラリセージ

ココロを鎮め、幸福感を呼び起こしてくれる香り。
女性バランスの調整を取る働きと、心身の緊張を緩める働きがあるため、ブルーな日や女性の転換期に起る不調に対して、もっともよく使われる精油です。

フラゴニア

甘さと爽やかさが調和した香りで、ココロとカラダのバランスの調整に優れた精油。
メンタルや防衛パワーなどのバランス調整を得意とするので、あらゆる部位の調和をとり、全身のトニック剤のような役割を持ちます。

マンダリン

爽やかさと甘さを併せ持ち、気分をリフレッシュさせてくれる精油。
不安や鬱屈状態を緩和し、気持ちを明るく元気つけてくれます。
柑橘系の精油の中でも、より甘く繊細な香りを放ちます。


香りの情報が届く場所は、自律神経とホルモンをコントロールする場所と同じ視床下部。
だから香りを嗅ぐことは、ホルモンや自律神経を介して、カラダにも良い影響を与えることができる のです。

ココロとカラダのメンテナンスやリフレッシュに、アロマをお役立てくださいね!
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ライフスタイル
2025.11.04

木枯らしに負けないハーバルライフ

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朝晩や日ごとの寒暖差が著しく、急激に冷えるこの季節。
「上着が一枚足りなかった!」という日もあるのではないでしょうか。
この寒暖差がココロとカラダにとって大きな負担となり、バランスは崩れがちに。
そこで今回は「木枯らしに負けないハーバルライフ」をご紹介します。

リラックスして寒さを解放

寒さを感じたり緊張したとき、カラダは筋肉をこわばらせます。
逆にリラックスした状態では、手足の先まで血が巡るため、寝ている赤ちゃんのようにあたたかなカラダになります。

寒さを解放させるためにも、あくびや深呼吸、肩甲骨を上下に動かすなど、意識的にリラックスすることを心掛けましょう。

ハーブティーはそのイメージ通り、リラックスに役立つものが多くあります。
カモミールやレモンバームといったおなじみのもの以外にも、日本人に馴染みの深いジンジャーも、安心感を得られるハーブといえるかもしれません。 また、エキナセアやエルダーフラワーは、冬に負けない防衛力を高めるハーブとして知られています。
冬に体調を崩しやすい方は、この2つのハーブが「緑のくすり箱」として、大いに役立つでしょう。

柑橘の香りで活力チャージ

アロマでもリラックスに向くものは多いのですが、中でも柑橘系の香りはただリラックスするというだけでなく、同時に活力も与えてくれるのが特徴です。

寒い時期では、甘さやビターさを併せ持つ柚子やマンダリン、ベルガモットなどが合うでしょう。
おすすめは、天然塩とアロマを組み合わせたアロマバス*
リラックスした状態を保つためには、38~40度のぬるめのお湯に、長めに浸かるのがポイントです。

*5ml程度の無水エタノールに精油1~5滴を混ぜ、自然塩やバスソルトに馴染ませてからすぐに浴槽に入れると、お湯と混ざりやすくなります。

気温の変化が大きく体調にも気を使う季節ですが、あたたかなハーブティーが美味しい季節でもあります。
本格的な寒さが訪れる前にひと工夫。
縮こまらず活発に、健やかな冬を迎えましょう。
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ライフスタイル