春のやわらかな日差しに包まれると、何か新しいことを始めたくなるものですね。少し違った服を選んでみたり、部屋の雰囲気を変えてみたり、ヘアスタイルを整えてみたり。
暮らしの小さな部分に変化を加えるだけでも、春らしい軽やかな気分を楽しむことができます。
そんな選択肢のひとつとして、日々の暮らしにハーブを取り入れてみるのはいかがでしょうか。
無理せず使えるものからやってみる
これまであまりハーブに触れてこなかった方にとっては、何から始めればよいのか迷ってしまいますよね。ハーブを飾ったり、資格や検定に挑戦するのも素敵ですが、まずは毎日の暮らしに必要なことを、ハーブで置き換えてみるところから始めてみてはいかがでしょう。
少しずつ取り入れていくことで、暮らしの中に心地よさを感じる場面が増えていくのも、ハーブの魅力のひとつです。
たとえば、毎日飲むコーヒーのうち一杯をハーブティーにしてみる。
入浴剤の代わりにドライハーブや精油を取り入れてみる。
スキンケアをシンプルなオイルケアにしてみる。
そんな小さな工夫からでも十分に楽しめます。
初心者にマストなハーブアイテム
初心者の方がまず揃えておきたいのは、実はとてもベーシックなハーブ2種だけ。基本的な使い方を知っていれば、この2種だけでもハーブのある暮らしをしっかり楽しむことができます。
その1. カモミールのハーブティー
まずは、ジャーマンカモミールのハーブティー。カモミールは、やさしい香りと奥行きのある味わいのバランスがよく、他のハーブとブレンドしやすいのが特長です。
くつろぎの時間に親しまれることが多く、就寝前の一杯としてもおすすめされています。
食後の重たさが気になるときや、緊張が続いて気分がすっきりしないときにも、日常に取り入れやすいハーブのひとつです。
また、季節や生活リズムの変化による違和感や、女性特有のゆらぎを感じやすい時期にも、穏やかに寄り添ってくれます。
意外かもしれませんが、カモミールのフラボノイドはカラダをゆるめて温めるので、冷えてしまっている時にもおすすめです。温かいミルクと割って、カモミールのミルクティーにすれば、やさしい風味でココロもぬくぬくになりますよ。
ティーとして飲むだけではなく、お風呂に入れてハーブバスにしたり、温湿布として使うこともできます。
美容ケアにも取り入れやすく、暮らしの中で多用途に使いやすいハーブです。
その2. ラベンダーのエッセンシャルオイル
もうひとつはラベンダーのエッセンシャルオイル。こちらもリラックスアロマとして有名ですが、寝る前に香らせるだけでなく、イライラやストレスを受けた時の気分転換などに、アロマストーンにオイルを垂らして、お守り代わりに持ち歩くのもよいでしょう。
空間を心地よく整えたいときや、身の回りをすっきりとした印象にしたいときなど、さまざまな場面で活用できます。香りが比較的やさしく、アロマバスやスキンケアなどにも取り入れやすいエッセンシャルオイルです。
美容ケアのすべてをまかなうホホバオイル
トリートメントやスキンケアに取り入れるなら、希釈用のキャリアオイルも用意しておきたいところ。なかでもホホバオイルは、肌質を選びにくく、酸化しにくい特性から、日常使いに向いています。
フェイスケアやボディケア、オイルトリートメント、簡単なヘアケアなど、幅広い用途で使えるため、一本あると長く活用できるでしょう。
身近で取り入れやすい代表的なハーブ2種ですが、使い方を知っておくことで、飲む・香らせる・肌に使うなど、さまざまなシーンで楽しめます。まずはこの2種から始めて、必要に応じて少しずつ増やしていくことで、ハーブのある暮らしを無理なく続けていけるはず。
たくさん揃えることに迷いがある方も、ぜひここからスタートしてみてはいかがでしょうか。




運動時の水分補給を、水やスポーツドリンクではなくハーブティーにしてみましょう。
また、アルゼンチンやブラジルなど、南米のサッカー強豪国では、〈飲むサラダ〉とも表現されるマテ茶が日常的に愛飲されており、これが強健な体力の秘密なのではないかと言われています。
あとひと息、という時にチカラをくれるのがハーブの香り。
運動後の疲労を残さないよう、その日のうちにアロマトリートメントを。







美容アイテムとして根強いファンの多い植物オイル。
エッセンシャルオイルを肌に塗布して使う際に、希釈するためのベースオイルとして使われる植物性の油がキャリアオイルです。
それだけでもパワフルな植物オイルですが、さらにハーブを漬け込むことで、インフューズドオイル(浸出油)と呼ばれるオイルに変身。
中でもポピュラーなのが、カモミールのインフューズドオイルです。
今回は、ジャーマンカモミールを使用したレシピをご紹介します。
植物の成分が凝縮されている分、お肌のタイプによっては刺激になってしまうこともあるので、パッチテストをしてから使うのが安心です。




じわじわと汗ばむ季節になってきました。臭いも気になりませんか?
ヘッドスパといえば、美容院などで、プロが施すものを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、ハーブのチカラを借りて、自宅でも手軽にケアすることができます。
ここからは、セルフヘッドスパの簡単な手順をご紹介します。
1. ケア剤を指先にとり、地肌にまんべんなくつけていきます。
合わせて使うシャンプーやコンディショナーも、自然の香りや生命力あふれるハーブのチカラを活かしたものがいいですね。

今年もムズムズやショボショボが気になる季節が到来。
アロマバームは植物オイルとミツロウでつくる、練り香のように塗って楽しむアロマ活用術。
ミツロウとホホバオイルを湯煎にかけ、ミツロウの粒がなくなるまで、棒でかき混ぜながら良く溶かす。
ミツロウが溶けて液状になったら遮光瓶に移して粗熱をとり、精油を垂らし混ぜる。
バーム状に固まったらできあがり。

