2023.02.17

備えあれば憂いなし! ハーブで春のお悩みケア

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そろそろ寒さで縮こまっていたココロとカラダをぐーんとのばして、新しい季節を楽しみたいところですが、春はストレスやムズムズなど、さまざまな不調が出やすい悩ましい時期ですね。
優しくも頼もしいハーブのチカラを味方につけて、健やかに春を迎える準備を始めましょう。

カラダの中からスーッと爽快! 春のムズムズ対策ハーブティー

ムズムズ、ショボショボ、そしてボンヤリ感。毎年春がやってくるのが憂鬱に感じてしまう人も少なくないはずです。

今年はハーブティーのチカラを借りて、からだの内側からやさしくケアしてみませんか?
春特有の不快感には、ペパーミント、エルダーフラワー、ネトルの3つのハーブがおすすめ。
シングルはもちろん、ブレンドしてもおいしくいただけます。

ペパーミント

メントールの香りとポリフェノールでムズムズもすっきり。

エルダーフラワー

ムズムズやショボショボの不快感を健やかに。

ネトル

いらないものを出して内側から晴れやかに。

ブレンドハーブティーの淹れ方とポイント
3つのドライハーブを1:1:1の割合で混ぜます。 カップ1杯(150~180ml)に対し大さじ1杯分の茶葉を入れ、沸騰からひと呼吸おいた熱湯を注ぎ、蓋をして3分抽出していただきます。

アロマはつらい季節の救世主

春本番のつらい時には、ペパーミントやユーカリの精油を取り入れてみましょう。
ペパーミントのすっきりとした香り、ユーカリの清潔感のある香りがグズグズ、ムズムズの不快な気分をリフレッシュしてくれます。

つらい毎日から卒業するためにも、ハーブで早めに対策を。
ティーやアロマを上手に取り入れて、春を思いっきり楽しみましょう!

※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です
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ライフスタイル
2023.02.06

2月のおすすめハーブ「ネトル」

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朝晩の冷え込みが厳しく、まだまだ寒い日が続きそうです。
うららかな春の陽が待ち遠しいですね。
しかし、冬から春への季節の変わり目は、体調を崩すこともしばしば。
特に、春先に飛び交うグズグズやムズムズは悩みの種。

そこで今回は、春のトラブルに負けない、清らかな力強さをもたらしてくれるハーブ「ネトル」をご紹介します!

針のようなトゲ状の毛を持つハーブ

和名はセイヨウイラクサ。その「刺草(イラクサ)」という名に表わされるように、茎や葉に刺毛(しもう)と呼ばれる針のようなトゲ状の毛を持つハーブです。
学名の「Urtica」は、この葉に触れた時の〈焼けるような痛み〉から、ラテン語で「焼く」を意味する「uro」に由来します。

アンデルセンの童話『白鳥の王子』のなかでも、白鳥に変えられてしまった11人の兄達の魔法を解くために、末妹がイラクサのトゲで手足を血で真っ赤に染めながら、糸を紡ぎ、服を編んだというシーンが描かれています。

繊維質が豊富で布や紙の原料にも

実際にも、有史以前からネトルはその繊維を用いた布、紙、また染色、食用など、様々な用途で人々の生活に活用されてきました。
ほうれん草のように青々とした葉は、冬から春に変わる時季に、カラダを清めるハーブとして、食されていたとも伝えられています。

豊富な栄養素で、ドロドロもグズグズもケア

ティーにすると緑茶のような青々とした風味があり、1種類でシングルティーとしても楽しめます。
ブレンドには、春のサポートハーブを代表する、エルダーフラワーやダンディライオンなどとの相性が抜群です。 また、ビタミンや鉄、カルシウムなどのミネラルを含み、春先のムズムズ、グズグズなどの不調緩和には欠かせません。
他にも、要らないモノを出して内側から晴れやかに、サラサラな状態へと整えてくれる、日々の体調管理に役立てたい、優れた働きを持つハーブです。

濃い緑色のパワーがたっぷりのネトルは、キリッとした清純さによって、春風のざわつきにも惑わされない、清らかな力強さをもたらしてくれるでしょう。

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