2020.12.17

温熱とアロマの効果でぐっすりおやすみ 小豆とラベンダーの手づくりカイロ

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寒さがいちだんと厳しくなるこの季節、カラダが冷えて、なかなか寝付けない・・・という方も少なくないのではないでしょうか?
そこで今回は、寒い冬の夜でも、心地よい眠りに導くためのアイテムをご紹介します。

先人の知恵に学ぶ小豆のあたため力

日本では古くから、枕の材料に小豆やそば殻など、さまざまな天然素材が用いられてきました。
なかでも小豆は、吸熱性と温熱性を持つ優れもの。頭部の熱を吸収し、ほどよい温度を保つため、よく眠れる枕として、人々に愛用されてきました。
そんな先人たちの知恵からヒントを得て、最近では小豆の力に、改めて注目が集まっています。
小豆カイロや枕は、商品としてもたくさん売られていますよね。

小豆特有のあたため力に、ハーブの恵みをプラスした、100%天然の手づくりカイロのつくり方を伝授!
ぜひ、ご家族みなさんでお試しください。

小豆のあたため力×ラベンダーのアロマ効果

小豆はたくさんの水分を含んでいるため、加熱することで、蒸気を含んだ温熱が発生。使い捨てカイロの乾熱とは違い、身体の芯までじんわり届く温かさが特徴です。

さらに、リラックスの働きが知られるラベンダーのドライハーブや精油をプラスオン。心身の緊張を解きほぐし、おやすみタイムにぴったりのアロマ効果を発揮します。

小豆とラベンダーの手づくりカイロのつくり方

【材料】
・小豆 ・ラベンダー(ドライ) ・お茶パック ・お好みの袋

1. お茶パックに小豆を入れる。そこに、ラベンダーを適量(小さじ1杯程度)加え、口を閉じる。 2. ①をレンジで温める。500Wなら1~1分30秒、600Wなら1分を目安に。 3. 温めたい場所に応じて袋を用意し②を入れる。精油で香りを足してもOK!

【保温効果】20~30分
繰り返し使う場合は、小豆の水分を回復させるため、4時間以上休ませてから、温めてください。


※レンジで温めすぎると焦げる場合もあるので、温めている間は目を離さないようにしてください。
※お茶パックは、適宜交換してください。
※ラベンダーの香りが弱くなったら、ドライハーブや精油を足して調整してください。


袋は木綿やガーゼ、タオル地などが◎
大きい場合は、仕切りをつけてお茶パックが片寄らないようにアレンジを。使わない巾着など、身の周りにあるものを使うのも、簡単でおすすめですよ。

一日の疲れをとるためには、質の良い眠りが大切!
毎日のおやすみタイムに取り入れて、心身のリラックスにお役立てください。

※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です
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