2020.08.01

ハーブが香る! おもてなしドリンク

ページを共有する
閉じる
ページを共有
ページリンクをコピー
ハーブを使ったドリンクと言えばティーが定番ですが、お好みのジュースなどと混ぜれば、ひと味違った味わいを楽しめるだけでなく、美容にも元気にも役立てられます。

また、ハーブが織りなす美しい色や清々しい香りは、ちょっとしたおもてなしにもぴったり。
トッピングにも工夫して、とびきりおしゃれに味わいましょう。

この夏は、いつもより自由に涼やかに、ハーブを楽しんでみませんか?
暑い季節にこそ、格別の美味しさを感じられるはずですよ。

ドリンクに「+ハーブ」のすすめ


それではさっそく、ハーブドリンクのレシピとつくり方をご紹介しましょう。
今回は、夏にぴったりの爽やかなコールドドリンクを、4種類ご用意しました。
ちょっと工夫するだけで、グッとオシャレな雰囲気に。
あわせるグラスや小物なども参考にしてみてくださいね。

Point
ドリンクに使用するハーブティーは濃いめに淹れたものを用意し、常温程度になるまで冷ましておくとスムーズです。

トロピカルリフレッシュドリンク

ハイビスカスの酸味とスペアミントの爽やかな香りがパイナップルの甘さをほどよく抑え、ちょっと大人の味わいをお楽しみいただけます。
カットパインとミントを飾れば、トロピカルムードたっぷりの贅沢なドリンクに!

【材料/分量】
● ハイビスカスティー 1/2
ハイビスカス(ドライ)小さじ1をカップ半分の熱湯で3分間抽出する。

● パイナップルジュース 1/2
● スペアミント(生) 2~3枚

【つくり方】
1. グラスに氷を入れてから、半分までパイナップルジュースを注ぐ。
2. 常温に冷ましたハイビスカスティーを注ぎ、ちぎったスペアミントをたたいてのせる。

ガスパッチョ風エネルギードリンク

タイムの清々しい香りやライムのすっきりとした酸味は、暑い夏にぴったりの爽快さを演出してくれます。
岩塩を少しずつなめながら味わえば、あと味もすっきり。冷製スープ感覚で楽しんで、しっかりパワーチャージしましょう!

【材料/分量】
● ブレンドティー 1/2
★ローズヒップ:大さじ 2
★ネトル:大さじ 1
★タイム:大さじ 1/2
上記のドライハーブを混ぜ、カップ半分の熱湯で3分間抽出する。

● トマトジュース 1/2
● タイム(生)または ライム 1/8カット
● 岩塩 適量

【つくり方】
1. 氷を入れたグラスの半分程度までトマトジュースを注ぐ。
2. 常温に冷ましておいたブレンドティーを注ぎ、混ぜる。
3. タイムまたはライムをトッピングし、岩塩を添える。

水出しルイボスティー

水出しに向いているハーブティーは、ルイボスやマテ、ダンディライオンルート、バードッグなどのローストされた状態のもの。
中でもルイボスティーは、自然な甘みとほのかな渋みが好バランスで、口の中をさっぱりとさせてくれるので、食事中でも気軽に楽しめます。

【材料/分量】
● ルイボスティー 大さじ1~2杯程度
● 水 適量 1L

【つくり方】
1. ルイボスティーを市販のお茶パックに入れ、ピッチャーに入れて水を注ぐ。
2. 約5時間程度、好みの濃さになるまでティーバッグを浸し、お好みの濃さになったところで出来上がり。

ハイビスカスのルビーアイスソーダ

鮮やかなピンクの氷を浮かべれば、いつものドリンクが格段にオシャレに!
グレープフルーツジュースやペリエなどの炭酸飲料との相性が抜群です。
シロップやはちみつを加えたり、ソーダをフルーツジュースに変えたりするのもおすすめです。
氷が溶けるにつれ、ハイビスカスの酸味と香りが溶け込み、さっぱりとした飲み口に仕上がりますよ。

【材料/分量】
● ハイビスカスティー 適量
ハイビスカス(ドライ)小さじ1を、カップ半分の熱湯で3分間抽出する。

● ジュースやソーダ 適量
● シロップやはちみつ (お好みで)

【つくり方】
1. 常温程度まで冷ましたハイビスカスティーを製氷機に入れ、冷凍庫で凍らせる。
2. グラスにハイビスカス氷を入れ、ソーダを注ぐ。

おもてなしにピッタリのハーブドリンク、いかがでしたか?
氷を入れて楽しむ場合は、ハーブティーは濃いめに淹れましょう。
味の相性に配慮するなど、コツさえ覚えてしまえば、とっても簡単ですよね。
夏を楽しく爽やかに乗り切るメソッドのひとつとして、ぜひ取り入れてみてください!

※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です
ページを共有する
ちょこっとテクニック
2020.05.14

水出しハーブティーの季節がやってきた!

ページを共有する
閉じる
ページを共有
ページリンクをコピー


25℃を超える夏日が続き、こまめな水分補給を心掛けたい季節になってきました。
ハーブティーなら、ミネラル補給もばっちり!
しかし、炎天下の屋外で、温かいハーブティーの水分補給は、ためらってしまいますよね。
そこで、水出しできる爽やかな風味のハーブティーで、ゴクゴク水分補給を!

今回は、水出しハーブティー「ルイボス&マテ」の基本の作り方を、ご紹介します。

2リットルの水に、ティーバッグ1包を入れる


2リットルの水にティーバッグ1包を入れます。

なぜ水出しできるの?
それは、ロースト(焙煎)されたルイボスとマテを使用しているから。しかも、水出しすることで、苦み成分であるタンニンやカフェインの抽出が抑えられ、味がまろやかになるんですよ!



細長いスティックティーバッグタイプなので、ペットボトルにそのまま入れられて、とても便利です! もちろん、このままフタも閉められます。

そして、冷蔵庫で冷やします。

冷蔵庫に入れて、待てば出来上がり!


冷蔵庫に入れて、3~4時間冷やせば出来上がり。お湯で抽出するより時間は掛かりますが、おやすみ前に作っておけば、寝ている間に、じっくり抽出された水出しハーブティーが完成!
朝からゴクゴク飲めるので、作る手間が省かれて楽ですよね♪

ティーバッグを取り出して、お召し上がりください。

ボトルに入れて持ち歩こう


外出先には、ボトルでの携帯が便利! 2リットルあれば、自宅でも外出先でも、1日中、ハーブティーを楽しむことができますね。

ちなみに「enherb オリジナルクリアボトル」には、スプラッシュガード(内ブタ)が付いているので、ドリンクや中に入れた氷が、溢れてくる心配もいりません。

水分補給だけじゃないハーブティーの魅力


スポーツやレジャー時の水分補給や熱中対策に、大活躍まちがいなし!
暑い夏を快適に過ごすために、汗や気温の上昇で失ったビタミン・ミネラルを、ハーブティーで美味しくチャージしましょう。

夏の水分補給におすすめの理由
「飲むサラダ」とも言われる栄養豊富なマテに、「赤い健康茶」として親しまれるルイボス。これらハーブには、健康・美容維持に欠かせないミネラルや、フラボノイドが豊富に含まれています。だから、水分補給だけでなく、夏に滞りがちな巡りや元気サポートも期待できるのです。
ページを共有する
ちょこっとテクニック
2020.04.22

身だしなみにもハーブのチカラ

ページを共有する
閉じる
ページを共有
ページリンクをコピー
新しい出会いが広がるシーズン。
イベントや会食が多く、忙しい毎日を過ごされている方も多いのではないでしょうか。
そんな時期だからこそ、身だしなみにはこだわりたいもの。
汗やたばこ、焼き肉など、スーツやジャケットに付着したニオイや、お口に残ったニオイ、そのままにしておくとちょっとマズイかも…。

そこで今回は、植物が持つチカラをかりて手軽にできる「身だしなみ術」をご紹介。
優しくさわやかなハーブの香りは、あなたの印象をアップし、仕事もプライベートも、いっそうスムーズになるはずです!

朝起きたらお部屋にシュッ! ラベンダーのエアミスト

朝目覚めたら、お部屋にラベンダーのエアミストをシュッとひと吹き。モヤッとしたお部屋の空気がすっきりして、1日を気持ちよくスタートできます。

作り方は、スプレー容器に、精製水(45mL)と無水エタノール(5mL)を入れ、ラベンダーの精油を5滴ほど加えます。よく振って混ぜ合わせればできあがり!

1日をシャキッと過ごしたいときは、ローズマリーの精油もおすすめです。
精油は種類も豊富なので、気分に合わせて好みの香りを選びましょう。

※精製水、無水エタノールは、薬局やドラッグストアで購入できます。

食事のあとのエチケット! セージ&ペパーミントのマウスウォッシュ

市販のマウスウォッシュは刺激が強すぎるという方には、ハーブのマウスウォッシュがおすすめです。

セージとペパーミントのお茶に、ウオツカを小さじ1/2程度入れるだけで完成。口に含むとハーブの香りが広がってすっきりします。
アルコールが気になる方は、はちみつを少し加えるとマイルドになりますよ。

毎日洗えないスーツやジャケットに! セージ&ローズマリーのサシェ

ニオイがついてしまったスーツやジャケット。家に帰ってきたらすぐにハンガーにかけて、風を通しておきましょう。そのときハンガーにひと工夫。
ドライハーブを詰めたサシェに精油を3~5滴垂らしたものをつるしておけば、ハーブのチカラでいやなニオイが気にならなくなりますよ。
おすすめは、セージとローズマリーのすっきりさわやかな組み合わせ。

サシェの使い方はいろいろ。バッグにしのばせたり、ベッドサイドや車の中に置いたり、香りの欲しい場所に自由に使えるのが魅力です。

香る名刺で好印象に

香りである人を思い出したり、過去の出来事を思い出したり、そんな経験はありませんか? 香りが人にあたえる印象は案外大きいもの。
ハーブのやさしい香りをまとった名刺を差し出せば、あなたの第一印象がいっそう好印象につながります。

精油を2~3滴たらしたティッシュペーパーを折り紙で包むだけ。
あとは、そっと名刺入れに入れておきましょう。

>> 「折るだけ簡単&かわいい! 名刺ケース用香り袋の作り方」はこちら 

おすすめの精油は次の3つ。いずれも親しみやすく、ビジネスシーンにも適しています。

オレンジ
フレッシュなシトラス調の香りが明るく朗らかなイメージを演出します。

ゼラニウム
ローズに似た甘くやさしい香りが女性らしさを演出します。

サンダルウッド
お香のような深い香りが落ち着きのあるイメージを演出します。
 
ハーブのチカラを借りれば、ただいやなニオイを消すのではなく、心地良い香りを楽しみながら、身だしなみに気を配ることができます。
気分もハッピーになるので、ぜひ試してみてください。

※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です
ページを共有する
ライフスタイル
2019.10.07

〈香りの魔除け〉フルーツポマンダーをつくろう

ページを共有する
閉じる
ページを共有
ページリンクをコピー
西洋に伝わる冬の風物詩に、フルーツポマンダーがあります。
フルーツポマンダーは、フルーツとクローブ、シナモンなどのスパイスによってつくられる香りの魔除け。
自然乾燥させて仕上げるため、空気が乾燥して寒くなる10月頃から作るのがベストです。
そこで今日は、クリスマスの飾り付けに最適な、フルーツポマンダーの作り方をご紹介します。

ポマンダーの歴史

ポマンダーはもともと中世ヨーロッパの貴族たちが持ち歩く、金や銅でできた丸い飾りでした。
ハーブやスパイスを中に詰め、その香りを魔除けとして、持ち歩いていたといわれます。
ハーブやスパイスは、抗菌作用を持つものや、免疫力を高めるものも多くあるので、病気を防ぐ意味合いがあったのでしょう。
やがて、庶民に広がる中で、果物を使って作る形に変化していったものが、フルーツポマンダーです。

くせになるポマンダーづくり

作り方は簡単で、オレンジなどの果物に、クローブをびっしりと刺していき、シナモンパウダーをまぶして、乾燥させるだけです。
本来傷んでカビてしまうはずのオレンジが、クローブの抗菌力で、腐らずに乾燥していく様子からは、ハーブのチカラを感じ取ることができます。 クローブはちょうど釘のような形をしているため、すんなりと刺すことができ、少しクセになる感触と楽しさがあります。
また、刺す度に、オレンジとクローブの香りが広がっていき、あたたかく幸せな気持ちにさせてくれるので、お友達やご家族と一緒に行う、クリスマス準備のイベントとしてもおすすめです。

早速、つくってみましょう!

【材料】
・オレンジ(お好きな柑橘でOK)
・クローブ(ホールのもの)
・シナモンパウダー

【道具】
・マスキングテープ
・竹串
・ビニール袋
・リボン、飾り


① オレンジにマスキングテープで十字をつくり、リボンをまくスペースをつくります。 ② マスキングテープ以外の部分に、竹串で穴をあけながらクローブを刺します。
この時、しっかり皮の内部までクローブが届くように、しっかりと刺すのがポイントです。 ③ クローブを刺しきったら、マスキングテープをはがし、ビニール袋の中でシナモンパウダーをよくまぶします。 ④ 2~3週間ほど風通しのよい場所で乾燥させたら、リボンを巻き、飾りをつけて出来上がりです。 クリスマスの飾りつけや健やかに1年を終えるお守りに、ぜひチャレンジしてみてくださいね。


 
>> ハーブのはたらき研究プロジェクト「クローブの抗菌力を検証~フルーツポマンダーができるまで」
ページを共有する
ライフスタイル