2024.03.06

アレンジ自在の「ハーブチンキ」を作ろう

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ハーブを効率よく取り入れる手段のひとつ「ハーブチンキ」。
わたしたち日本人にはあまり馴染みのないものですが、アメリカやヨーロッパでは、ドラッグストアなどでも買うことができ、家庭でも日常的に使われているのだとか。
さまざまにアレンジして使えるハーブチンキの作り方をマスターして、あなたの暮らしにも、取り入れてみてくださいね。

「ハーブチンキ」とはハーブの濃縮エキスのこと

ハーブをウオツカやホワイトリカーなどの無臭蒸溜アルコール液に浸し、特徴成分を抽出したものをハーブチンキと呼びます。
お湯や水では抽出できない脂溶性の成分もアルコールには溶け出すため、ハーブのチカラを一度に効率よく取り入れることができるのは大きな魅力です。

それではさっそく、ハーブチンキ作りに挑戦しましょう!

今回は「ジャーマンカモミール」のドライハーブ(ハーブティー用のもの)を使ったレシピをご紹介します。

作り方

【材料】
・ドライハーブ(ジャーマンカモミール)…約10g
・40度のウオツカ(または35度のホワイトリカー)…約100ml

【用具】
漬け込み用のガラス容器(200ml程度)、保存用の遮光ガラス容器、計量カップまたはビーカー、茶こし、日付ラベル(2枚)

1.熱湯消毒した漬け込み用のガラス容器にドライハーブを入れ、ウオツカを注ぎ入れます。 2.ガラス容器のふたを閉め、ドライハーブがウオツカによく浸るように振ります。
日付ラベルを貼って、冷暗所で約2週間保管します。
成分がしっかり溶出されるよう、1日に1~2回程度容器を振りましょう。 3.2のドライハーブを茶こしで濾し、保存容器に入れ替えれば完成です。
日付ラベルを貼り冷暗所で保管してください。

※アルコールを使用しているため、容器のふたをしっかりと閉め、子どもの誤飲や火気には十分注意して保管してください。

内用・外用どちらでもOK! いろいろ使えてコスパも◎

  アルコールの殺菌作用があるため、ハーブチンキは冷暗所で1年ほど保存できます。
薄めて飲むことはもちろん、お肌のお手入れなどにも使えます。
先ほどご紹介した「ジャーマンカモミール」のハーブチンキはりんごに似た甘く素朴な香りも楽しめて、アレンジも自由自在。おすすめの使い方をご紹介しますので、ぜひお試しください。

おすすめの使い方① 薄めて飲んでインナーケア!

あたためたミルクやお湯にハーブチンキを数滴(1~3mlほど)垂らして混ぜるだけ。
ほのかに甘いカモミールの香りが漂い、リラックスした気持ちに導いてくれるので、おやすみ前にもピッタリです。

※妊娠中の方やお子様、お酒が苦手な方は、混ぜた後から電子レンジで温めるなど、アルコール分をしっかり蒸発させてからお飲みください。
※飲用時にアルコール分が残る場合がありますので、運転中および運転をされる前にはお飲みにならないようご注意ください。

おすすめの使い方② 洗面器に垂らして手浴や足湯を!

冷えが気になる時は、手浴や足湯でポカポカに。
お風呂よりも少し熱めのお湯を洗面器に張り、ハーブチンキを数滴垂らします。
手や足を10~15分ほど浸しながら、湯気とともに立ちのぼるハーブの香りを浴びるように楽しみましょう。

手作りコスメや湿布剤にアレンジできるもの、うがいの際に使えるもの、お掃除に役立つものなど、漬け込むハーブによってハーブチンキはあらゆることに活用できます。
基本をマスターしたら、さまざまなハーブを使ってアレンジしてみましょう。

芳醇な香りのローズ、寒さと乾燥のシーズンに頼りになるエキナセアなど、ハーブのチカラが凝縮されたハーブチンキは、あなたの暮らしを力強くサポートしてくれるはずですよ!
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ちょこっとテクニック
2022.08.24

「飲む点滴」甘酒を、あのハーブで美味しくアレンジ!

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今年の夏は猛暑で残暑厳しく、9月~10月も平年より気温が高くなるようです。
暑さでぐったりしたカラダにおすすめしたいのが甘酒。
この甘酒、「飲む点滴」とも呼ばれるほど栄養価の高い、優れた発酵食品なのです。

甘酒は夏の風物詩!?

今でこそ冬の風物詩のような甘酒ですが、意外なことに以前は夏の風物詩として親しまれており、今でも俳句では夏の季語とされているそうです。

甘酒の歴史は古く、日本書記にもその起源となる飲み物が出てくるほど。
江戸時代になると、夏バテ対策に冷やした甘酒が飲まれるようになり、夏の風物詩となったようです。

おなじみのあのハーブが甘酒にマッチ

昔の人の知恵が詰まった甘酒は、最近では発酵ブームも手伝い、カラダによいということで人気が高まっています。

そのままでも十分美味しいのですが、アレンジしても美味しいのが甘酒のよいところ。
生姜を入れたり、牛乳や豆乳を入れたりするのは、みなさん御存じのレシピではないでしょうか。

生姜が合うならハーブも合わない訳はないのですが、非常によく合うのが、なんとジャーマンカモミールなんです。
甘酒の独特な発酵の香りに、カモミールの甘い香りがぴったり合います。

ほっとカラダが緩むようなやさしい風味に香りの奥行きが加わり、なんとも言えないやさしい飲み物に仕上がります。

カモミール甘酒の作り方

カモミールのアレンジには、いくつかやり方がありますが、おすすめなのはハーブチンキを使うやり方です。
できあがった甘酒をカップに注いだら、カモミールのハーブチンキを、数滴垂らすだけ。

すぐに楽しみたい方は、濃い目にいれたカモミールティーを、甘酒と同量で割るのがおすすめ。
思わず飲みすぎてしまう美味しさですよ!

カモミールはリラックスだけでなく、カラダのチクチクとした感覚を落ち着かせたり、末梢を温めるのにも役立つハーブ。
だから、甘酒との組み合わせで、温活にもなりますね。

少し意外な取り合わせですが、ほっとすること間違いなしのこのレシピ、ぜひ試してみてください。
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ちょこっとテクニック
2021.11.26

お口のエチケットに! ハーブチンキでお手軽マウスウォッシュ

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朝目覚めた時、食事の後、人と会う前、乾燥している時、ふと自分の口のにおいが気になることがあります。
虫歯予防や口臭予防も、一番よいのは歯を磨くことですが、ちょっと気になってしまった時に、目薬のようにささっと使えるアイテムも、欲しいと思いませんか?

ハーブチンキでマウスウォッシュ

そこでおすすめなのがハーブチンキ。

もちろん、ミントタブレットにガムなど、さまざまなアイテムがありますので、これにこだわる必要はありません。
ただ、何かのハーブチンキを持っていれば、水にそれを数滴入れてうがいをすると、それだけでマウスウォッシュ代わりになります。

ハーブチンキは、持ち運びやすく用途も多いため、1本持っているといろいろと便利です。

おすすめレシピ

メインの目的を、お口のケアにしたハーブチンキをつくるなら、セージとミントを半々でつくるハーブチンキがおすすめ。 ミントは、ペパーミントを使えば、爽快感の強いものができ、スペアミントを使えば、やや甘味のあるやさしい香りで、すっきりすることができます。 また、セージは、口内炎や歯肉炎などにも用いられるハーブで、口腔ケアには欠かせません。

持ち運びが簡単な上、いわゆる一般的なマウスウォッシュよりも刺激がマイルドで、自然な香りを楽しめるのが、ハーブチンキを使ったマウスウォッシュのよいところです。

風邪の季節には、喉のうがいにもおすすめなので、ぜひ一度試してみてくださいね。
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ちょこっとテクニック
2020.12.11

ハーブティーとアロマセラピー

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カラダにやさしい飲み物として、ハーブティーを楽しまれている方も多いかと思います。
では、なぜカラダにやさしいのでしょうか。
ノンカフェインや不要な添加物が含まれていないこともポイントですが、お茶として楽しむことで、ハーブの有効成分を取り入れることができるからです。

そこで今回は、ハーブティーで得られる有効成分と、アロマセラピー(芳香療法)で得られる有効成分の違いをご紹介します。

水溶性と油溶性の違い

ハーブには、複数の有効成分が含まれています。
それは主に、水溶性有効成分油溶性(脂溶性)有効成分に分類することができます。

水溶性有効成分
アルカロイド・タンニン・フラボノイド・サポニン・ビタミンCなど
 
油溶性有効成分
精油・脂肪酸・カロチン・ビタミンE・カロチンなど

ハーブをお湯で抽出すると水溶性の成分が溶け出し、タンニンやビタミン・ミネラル類を多く吸収することができます。
その結果、アロマセラピーで使用する精油だけでは活用できない成分まで、体内に取り込むことが出来ます。

ハーブティーは飲むことによって、体内の不調和を緩和しバランスを整えます。

一方アロマセラピーは、ハーブの芳香成分を鼻から取り入れ脳に働きかけ、神経系に作用します。

両方を効率よく摂取するには?

それゆえ、ハーブティーとアロマセラピーを併用することによって、ハーブに含まれている水溶性成分と油溶性成分の両方を取り込むことができ、さらなる効果が期待できます。

なお、アルコールにハーブを浸した「ハーブチンキ」は、水溶性・油溶性の両方の成分を一度に抽出することができる優れもの!
ハーブのチカラを最大限に取り入れたい方は、ぜひお試しくださいね。

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ハーブのトリビア