
中でも、大地のエネルギーみなぎる〈根っこ〉ハーブが、夏を健やかに過ごすサポートをしてくれます。
より良い環境を求めて自由に動き回ることができる人間と違い、植物は、与えられた場所で根を張り、その地で生きていかなければいけません。
そのたくましさの源となるのが、地中に埋まった〈根っこ〉。
大地の栄養をたっぷり吸収し、植物の成長を支える役割を担っているのですね。
今回は、そんな〈根っこ〉を活用したハーブの魅力に注目。さまざまな働きや摂り入れ方をご紹介します。
世界各地で親しまれる4大根っこハーブ

ここからご紹介する4つは、根っこ系ハーブの代表格。
香りや味わいの特徴を活かし、世界中の人々に重宝されてきました。
バードック(ごぼう)

日本や中国では健康食材として、欧米ではハーブティーとして広く親しまれています。
シベリアンジンセン

やさしい根の香りとほのかな甘味を持ち、ティーとして味わうのにも向いています。
ダンディライオンルート(たんぽぽの根)

香ばしくほんのり土の香りのするティーは〈たんぽぽコーヒー〉とも呼ばれ、お子さまや妊娠中の方にもお楽しみいただけるカフェインレスのコーヒーとして親しまれています。
ターメリック(ウコン)

エスニック料理の風味付けにも欠かせません。
スパイシーな独特の味わいで、暑さに疲れた時にも活力をしっかりチャージしてくれます。
女性に寄り添う根っこハーブ〈シャタバリ編〉も、ぜひご覧ください。
※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です