
フルーツポマンダーは、フルーツとクローブ、シナモンなどのスパイスによってつくられる香りの魔除け。
自然乾燥させて仕上げるため、空気が乾燥して寒くなる10月頃から作るのがベストです。
そこで今日は、クリスマスの飾り付けに最適な、フルーツポマンダーの作り方をご紹介します。
ポマンダーの歴史

ハーブやスパイスを中に詰め、その香りを魔除けとして、持ち歩いていたといわれます。
ハーブやスパイスは、抗菌作用を持つものや、免疫力を高めるものも多くあるので、病気を防ぐ意味合いがあったのでしょう。
やがて、庶民に広がる中で、果物を使って作る形に変化していったものが、フルーツポマンダーです。
くせになるポマンダーづくり

本来傷んでカビてしまうはずのオレンジが、クローブの抗菌力で、腐らずに乾燥していく様子からは、ハーブのチカラを感じ取ることができます。

また、刺す度に、オレンジとクローブの香りが広がっていき、あたたかく幸せな気持ちにさせてくれるので、お友達やご家族と一緒に行う、クリスマス準備のイベントとしてもおすすめです。
早速、つくってみましょう!

・オレンジ(お好きな柑橘でOK)
・クローブ(ホールのもの)
・シナモンパウダー
【道具】
・マスキングテープ
・竹串
・ビニール袋
・リボン、飾り
① オレンジにマスキングテープで十字をつくり、リボンをまくスペースをつくります。

この時、しっかり皮の内部までクローブが届くように、しっかりと刺すのがポイントです。



>> ハーブのはたらき研究プロジェクト「クローブの抗菌力を検証~フルーツポマンダーができるまで」