
次第に暑さが増してくると、つい冷房や冷たいドリンクに涼を求めてしまいますが、頼り過ぎると知らぬ間に冷えを招き、さまざまな不調にもつながりやすくなります。
今年の夏を元気に乗り切るためにも、カラダを温めたり、巡りを良くする習慣を身につけておきたいですね。
今回ご紹介するのは、南国・タイの知恵「ハーブボールマッサージ」。
布でしっかり包んだハーブを蒸して温め、カラダに押し当てるマッサージです。
日本では、本格的なスパやエステなどで使われるイメージですが、意外にも、自宅で手軽に作ることができるんですよ。
タイ伝統のハーブボールマッサージ

使うハーブはさまざまですが、レモングラスやショウガ、タマリンドやこぶみかんなど、タイの生活に密着したハーブが使われています。
現地では、ボディ用だけでなく、フェイス用の小ぶりなものなど、用途にあわせたさまざまな大きさのハーブボールがたくさん。 タイらしいオリエンタルな香りが楽しめるので、お土産用としても大人気なんです。
手軽で簡単! ハーブボールのつくり方
ハーブボールには、フレッシュハーブもドライハーブも使われますが、今回は、ドライハーブだけを使った、手軽で簡単なつくり方をご紹介します。
選んだハーブは、レモングラスと和のハーブを含めた6種類。
カラダをじんわり温めて、きれいを作るラインナップです。
材料
レモングラス、ショウガ(ジンジャー)、ニッキ(シナモン)、クワの葉(マルベリー)、スギナ(ホーステール)、ハト麦(ハトムギ)※すべてドライハーブ・各10g・ 綿やガーゼの布(30cm×30cm)・ 綿のひも(50~60cm)
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Point
お好みのドライハーブでアレンジしても◎ 2、3回使ったらハーブの入れ替えをおすすめします。
使い方

バスルームで使うとハーブの香りが広がり、スパにいる様な優雅な気分が味わえますよ。
じんわりとした温かさとハーブの香りが魅力のハーブボール。
外出がおっくうになる梅雨時は、手づくりのハーブボールで、身も心も解けるリラックス時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です