2024.01.11

新・健康習慣!自分のためのブレンドハーブティー

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「今年こそは……!」
新年を迎えると、今までできなかったことにチャレンジしたり、生活習慣を見直してみたり、何か新しいことを始めたくなるものですよね。

今回のハーブズコラムでは、楽しく続けられる健康習慣、自分のためのブレンドハーブティーづくりをご提案します。

ハーブティーは1種類でも十分美味しくいただけますが、香りや味わいの異なるハーブをブレンドすることで、その時々の気分やコンディションにマッチしたオリジナルハーブティーを楽しむことができます。

「自分でつくる」と言っても数種類のハーブを混ぜて淹れるだけ。
思い立ったらすぐにできる手軽さも魅力です。

ハーブをブレンドするメリットとは?

ハーブには、そのひとつひとつに健やかさや美しさをサポートする働きが備わっていますが、数種類のハーブをかけ合わせると相乗作用で健康パワーがアップ!
さらに、クセが気になるハーブでも、ブレンドすることで風味がまろやかになり、飲みやすく美味しくなるというメリットもあるのです。
ハーブティーの働きはとても穏やか。毎日継続して飲み続けることで、ココロとカラダに自然のチカラがじんわりと行き渡ります。

春夏秋冬ブレンドレシピ

季節のお悩みをサポートしてくれるブレンドレシピをご紹介。
一年を通じてブレンドハーブティーを楽しめる、知っておくと役立つ基本のレシピです。
ティーカップ1杯分(200cc)のブレンドハーブティーをつくるには、ブレンドするハーブを全部で大さじ1程度になるように調節しましょう。

寒さに負けずアクティブになりたい「冬」に


芯から温めてくれるジンジャーと巡りを整えるルイボスの、冬のカラダに美味しいブレンド。 ルイボス:大さじ3/4 + ジンジャー:大さじ1/4

花粉やムズムズが気になる「春」に


メントールを含むペパーミントと、花粉シーズンのカラダをサポートするネトルを組み合わせたスーッと爽やかなブレンド。 ペパーミント:大さじ1/2 + ネトル:大さじ1/2

シャキッと元気をチャージしたい「夏」に


酸味のきいたハイビスカスと、すっきりとしたレモングラスが、夏のカラダに嬉しいブレンド。 レモングラス:大さじ3/4 + ハイビスカス:大さじ1/4

ココロも喉も潤したい「秋」に


「潤いのハーブ」との異名をもつブルーマロウと、ほっこり優しい風味で心身を穏やかに満たすカモミールをブレンド。 ブルーマロウ:大さじ1/2 + カモミール:大さじ1/2


超簡単! ブレンドハーブティーのつくり方
1)お湯を注ぐ
選んだハーブを茶こしに入れて95℃~98℃のお湯を注ぎます。

2)抽出する
カップに蓋をして3~5分蒸らし、最後に茶こしを揺らして成分を十分に抽出してできあがり。


今回ご紹介したブレンドレシピはほんの一例で、アレンジは無限大。
自分にベストなブレンドを見つけていく過程で、思いもよらない組み合わせや新しい風味を発見していくのもブレンドハーブティーの醍醐味です。
自分のペースで美味しく楽しみながら、カラダが喜ぶハーブティー生活を続けてみてくださいね。
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ちょこっとテクニック
2022.12.26

冬を元気にのりきる! あったかハーブドリンク ~後編~

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冬の寒さに負けないカラダづくりをサポートするハーブを使ったハーブドリンク。
「前編」に続き「後編」でも、カラダを温めるハーブドリンクのつくり方をご紹介します!

ハーブティーがお出汁に! ハーブオニオンスープ

バードック(ごぼう)やネトルなど、栄養たっぷりのハーブをたっぷりと取り入れられる、寒い朝にぴったりのスープです。
バードッグに含まれる旨み成分が、美味しい「お出汁」として存在感を発揮。
パスタやリゾットにもアレンジできる本格的な味わいを楽しめます。

【材料/分量(4人分)】
● ブレンドハーブティー 800cc
・ フェンネル、バードック、ネトル 各大さじ1
※ 鍋に熱湯を沸かし、茶葉をお茶パックにセットして入れ、3分間蒸らす。

● バター 10g
● たまねぎ 1個
● コンソメ 大さじ1
● 塩、ブラックペッパー、パセリ 少々

【つくり方】
1. たまねぎの皮をむいて、薄切りにする。
2. フライパンにバターをひいてたまねぎを入れ、飴色手前まで炒める。
3. ハーブティー、コンソメを入れて煮込む。
4. 塩、ブラックペッパーで味をつけ、お好みでパセリをふってできあがり。

カラダを守るハーバルハニーレモン

冬のお守りハーブであるエキナセアとエルダーフラワーをブレンドした、ハーブの自然な香りと味わいを贅沢に楽しめるドリンクです。
レモンバーベナのアクセントで、飽きのこないすっきりとしたあと味に。
乾燥シーズンに負けないカラダづくりをサポートします。

【材料/分量(1人分)】
● ブレンドハーブティー 1杯分
・ エルダーフラワー、エキナセア、レモンバーベナ 各小さじ1
※ フィルター付きカップなどを使い、上記茶葉を熱湯で3分間抽出する。
※ 「天使の休息 檸檬カミツレ茶」で代用してもOK!

● スライスレモン 1切れ
● はちみつ お好みで

【つくり方】
1. ブレンドハーブティーにはちみつを入れて溶かし、スライスレモンを浮かべる。


カラダの中からポカポカになれるハーブドリンク、ぜひ試してみてくださいね。
アレンジを楽しみながらハーブのチカラを取り入れて、寒い冬を元気いっぱいに乗り切りましょう!

※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です
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ライフスタイル
2022.12.20

冬を元気にのりきる! あったかハーブドリンク ~前編~

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寒さがいっそう厳しくなるこれからの季節は、スパイシーなハーブを選んだり、温めて美味しい豆乳や牛乳を組みあわせたりと、「ポカポカ感」や「元気チャージ」にポイントをしぼってハーブティーをアレンジするのがおすすめです。

寒さに負けない元気のモト! あたためハーブの基礎知識

まずは、冬の元気やきれいに役立つハーブやスパイス類をご紹介しましょう。
寝覚めやリラックスタイム、お食事の際に取り入れれば、お布団が恋しくなるこの季節でも、朝から元気に過ごすことができるはずですよ! たとえばジャーマンカモミールは、リラックスしたい時に頼りになるハーブ。
寒さで寝つきが悪いときの救世主となってくれます。 また、エキナセアやエルダーフラワーは、冬に負けないチカラをサポートするハーブの代表格として知られています。 寒さが本格化してきたら積極的に取り入れたいのがジンジャーなどのポカポカ系ハーブ。
ショウガの辛味成分「ジンゲロール」は、乾燥や加熱によって「ショウガオール」に変化。
ポカポカパワーがさらにアップすると言われています。 クローブやシナモン、フェンネルなどのスパイスとして使われるハーブも、じんわり温まりたい時に活躍します。

それでは早速、これらのハーブを手軽に取り入れた、カラダを温めるハーブドリンクづくりにチャレンジしてみましょう!

カフェインレスな黒豆チャイ

黒豆茶を使ったチャイは、カフェインレスだから家族みんなで楽しめます。
カラダに優しいだけでなく腹もちも良いので、ダイエット中のおやつにもぴったり。
お好みでシナモンスティックをプラスすると、よりスパイシーで風味豊かになりますよ。

【材料/分量(2人分)】
● 黒豆チャイミックス
・ 黒豆茶:大さじ1
・ シナモン、カルダモン、ジンジャー、クローブ:各小さじ1
※ 上記材料をすべて混ぜる。しっかり味を出したい場合はミルサーで粉砕する。
※ 「黒豆ごぼう茶」で代用してもOK!

● 水 300cc
● 牛乳 200cc
● ブラウンシュガー お好みで

【つくり方】
1. 鍋に水と黒豆チャイミックスを入れて火にかける。
2. 沸騰したら弱火にして3分ほど煮出す。
3. 牛乳を入れ、弱火~中火で3分ほどなじませる。(ブラウンシュガーを入れる場合はこのタイミングで加える)
4. 仕上げに火を強め、沸騰したら茶こしで濾しながらカップに注ぐ。

ナイトキャップドリンクにも! カモミールミルクティー

童話『ピーターラビット』にも登場する、優しい香りと味わいのナイトキャップドリンク。
ジャーマンカモミールだけでなく、清涼感あふれるスペアミントもリラックスに役立つことをご存知でしたか?
おやすみ前の一杯で、ポカポカしながら眠りにつきましょう。

【材料/分量(2人分)】
● カモミールティー 1/2カップ
※ ジャーマンカモミール(ドライ) 大さじ1を  熱湯で3分間抽出する。

● 牛乳 1/2カップ
● スペアミントの葉(生)2~3枚
● ブラウンシュガー お好みで

【つくり方】
1. カモミールティーに温めておいた牛乳を注ぐ。
2. スペアミントの葉を飾ってできあがり。

「後編」では、ハーブティーを「お出汁」として活用したスープのつくり方をご紹介します!

※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です
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2022.11.30

「しょうが」を味方に! ハーブで温活レシピ

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冷え込みが一気に増しています。寒さでこわばったカラダをほぐすには、温めることが一番!
カラダを温めるハーブと言えば、なんといっても「しょうが」。
料理に、薬味に、ドリンクにとアレンジしやすく、毎日手軽に取り入れられる、とても便利なハーブです。

そこで今回は、知られざる「しょうが」のぽかぽかパワーの秘密や、手軽な温活メニューをご紹介します。

加熱や乾燥で成分が変わる!?

〈あたためハーブ〉として知られる「しょうが」ですが、ぽかぽかパワーを賢く取り入れたいなら、加熱や乾燥させることがおすすめです。

ぽかぽかパワーの源は、その独自の辛味成分。
加熱や乾燥させることで、辛味成分である「ジンゲロール」が「ショウガオール」に変化し、ぽかぽかパワーが、一層アップするんです。

すでに、乾燥した状態で売られている乾燥しょうがを使うのは、とっても効率的。
すりおろした生しょうがを使うときでも、お鍋やスープなど、温かいお料理に入れて加熱すると良いですよ。

朝のしょうが習慣で体温&代謝をUP

乾燥しょうがは、ハーブティーとしてはもちろん、スープの素としても使えて便利。
ここからは、乾燥しょうがを使った、寒い朝に美味しい温活レシピをご紹介します。

家族想いのぽかぽかジンジャースープ

【材料】
・乾燥しょうが
・根菜(ごぼう、にんじん、れんこん、かぶ等)
・コンソメ

【作り方】
鍋に水と出汁パックに入れた乾燥しょうが、コンソメを入れ、根菜を加えて、柔らかくなるまで煮る。
最後に豆乳を加えて、アレンジしても◎

スイーツ感覚のあったかチャイ風ジンジャーティー

【材料】
・ブレンドハーブティー「最強のアタシ」または「黒豆シナモンしょうが茶」
・ホットミルク
・ブラウンシュガー

【作り方】
しょうがベースのハーブティー「最強のアタシ」を濃い目にいれ、ホットミルクで割るだけ。
お好みでブランシュガーやはちみつで甘味をつけたり、シナモンなどのあたため系スパイスを添えてもOK。


どちらも、とても手軽にしょうがを取り入れることができますので、ぜひお試しくださいね!

※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です
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2022.11.11

11月のおすすめハーブ「シナモン」

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秋が深まり、少しずつ冬の気配が感じられるようになってきました。
肌寒い日は、温かい飲み物が恋しくなりますね。
カラダをぽかぽか温めるハーブティーで、着膨れしない寒さ対策はいかがでしょうか。

そこで今回は、温めパワーで健康と美容をサポートするハーブ、シナモンをご紹介します。

世界最古のスパイスのひとつ

コショウ、クローブとならび、旧約聖書にも登場する世界最古のスパイスのひとつ。
香り高いことから「スパイスの王様」とも呼ばれ、古くから薬用や香辛料として利用されたり、紀元前4千年頃のエジプトでは、ミイラを保存する防腐剤として重宝されました。

日本では、「肉桂(にっき)」と呼ばれ、京都名物の「八橋(やつはし)」の香りとしても有名です。
漢方では「桂皮(ケイヒ)」の名で知られています。

シナモンは樹の皮

シナモンは、クスノキ科に属する常緑樹の樹皮。人の手で樹皮を薄く剥がして乾燥させると、自然にくるんと丸くなり、あのシナモンスティックの形状になります。
学名の異なる「セイロン・ニッケイ」と区別して、「カシア」とも呼ばれますが、総称して「シナモン」と言われることが多く、どちらも似た目的で使われます。

健康、美容の強い味方

風味付けに利用されることの多いシナモンですが、その働きかけも◎
カラダを温めて巡りを良くし、カラダの機能全般を活性化してくれます。
また、冷えやゾクッと寒気がきた初期段階を緩和し、おなかの調子を整える働きも期待できます。

さらに、シナモンに含まれるケイヒエキスはカラダの中から若々しさを保ち、見た目年齢も下げるエイジングケアの強い味方! ハリのある毎日の助けとなってくれます。

健康、美容、ダイエットの三拍子が揃った優等生ハーブ、シナモン。
スパイシーで高貴な香りが、冷えたココロとカラダを、じんわり温めてくれるでしょう。
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季節のおすすめハーブ
2022.08.24

「飲む点滴」甘酒を、あのハーブで美味しくアレンジ!

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今年の夏は猛暑で残暑厳しく、9月~10月も平年より気温が高くなるようです。
暑さでぐったりしたカラダにおすすめしたいのが甘酒。
この甘酒、「飲む点滴」とも呼ばれるほど栄養価の高い、優れた発酵食品なのです。

甘酒は夏の風物詩!?

今でこそ冬の風物詩のような甘酒ですが、意外なことに以前は夏の風物詩として親しまれており、今でも俳句では夏の季語とされているそうです。

甘酒の歴史は古く、日本書記にもその起源となる飲み物が出てくるほど。
江戸時代になると、夏バテ対策に冷やした甘酒が飲まれるようになり、夏の風物詩となったようです。

おなじみのあのハーブが甘酒にマッチ

昔の人の知恵が詰まった甘酒は、最近では発酵ブームも手伝い、カラダによいということで人気が高まっています。

そのままでも十分美味しいのですが、アレンジしても美味しいのが甘酒のよいところ。
生姜を入れたり、牛乳や豆乳を入れたりするのは、みなさん御存じのレシピではないでしょうか。

生姜が合うならハーブも合わない訳はないのですが、非常によく合うのが、なんとジャーマンカモミールなんです。
甘酒の独特な発酵の香りに、カモミールの甘い香りがぴったり合います。

ほっとカラダが緩むようなやさしい風味に香りの奥行きが加わり、なんとも言えないやさしい飲み物に仕上がります。

カモミール甘酒の作り方

カモミールのアレンジには、いくつかやり方がありますが、おすすめなのはハーブチンキを使うやり方です。
できあがった甘酒をカップに注いだら、カモミールのハーブチンキを、数滴垂らすだけ。

すぐに楽しみたい方は、濃い目にいれたカモミールティーを、甘酒と同量で割るのがおすすめ。
思わず飲みすぎてしまう美味しさですよ!

カモミールはリラックスだけでなく、カラダのチクチクとした感覚を落ち着かせたり、末梢を温めるのにも役立つハーブ。
だから、甘酒との組み合わせで、温活にもなりますね。

少し意外な取り合わせですが、ほっとすること間違いなしのこのレシピ、ぜひ試してみてください。
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ちょこっとテクニック
2022.02.02

ハーブとアロマで、冬に負けないカラダづくり

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凍てつくような寒さ厳しい日が続いています。
この寒さの峠を越えれば立春、暦の上では春がはじまります。
健やかに春を迎えるためにも、カラダの内側からも寒さに備えることが大切です。

〈冷えは万病のもと〉と言われるように、冷えからくる不調はさまざま。
カラダの防衛力が下がったり、女性バランスの乱れも気になるところです。

そこで今回は、冬に負けないカラダづくりをご紹介します。

温めるべきは3つの「首」

まずは、カラダを温めることが肝心です。
特に女性は、3つの首〈首、手首、足首〉を冷やしてはいけない、と言われています。
ここは、カラダの大切な神経が集まっている部分。

しかし、非常に外気の影響を受けやすく、冷えるとココロとカラダのバランスが崩れてしまいます。
逆に、この部分を温めることで効率よく全身を温めることができ、巡りの良いカラダを保てます。

防寒具で温めるのはもちろんのこと、アロマバスやジンジャー、シナモンがブレンドされたハーブティーで、ゆったりカラダを温めて、崩れがちなバランスを整えましょう。

乾燥→ストレス→乾燥で、悪循環に

空気が乾燥する冬は粘膜の働きが落ち、グズグズ、ゴホゴホ、イガイガといったトラブルが頻発します。
また、粘液の一つである唾液の分泌は、緊張によるストレスによって低下するそうです。

ストレスは、カラダの防衛力をも低下させます。
乾燥対策とストレス対策、どちらも健やかなカラダづくりには欠かせないポイントです。

乾燥対策(粘膜保護)のハーブティーにはブルーマロウやマシュマロウなどを、ストレス対策にはカモミールやレモンバームがおすすめです。

アロマではハニーマートルやオレンジ、ベンゾインをお試しください。
3種をブレンドすると、より効果的です。

質の良い休息を

カラダを温める、ストレスを発散する以外にも、防衛力を高める方法があります。
それは、良質な休息をとること。

おやすみ中、カラダの中では、ダメージを修復したり、外敵と戦うエネルギーを蓄えるなど、防衛力を高める活動をしています。
その活動を促すためにも、できるだけ心底リラックスしている状態=質の良いおやすみとなるよう、手助けをしてあげましょう。 リラックスが得意なハーブやアロマの中でもパッションフラワーやバレリアンは、ぐっすりへと誘うのが巧みなハーブです。
ストレス対策でおすすめしたカモミールやレモンバームも◎
アロマはラベンダーやオレンジが、深いおやすみへと導いてくれます。


冬を健やかに過ごすためには、栄養補給や運動不足の解消なども心がけたいところです。
ハーブやアロマを気張らず生活に取り入れて、私たちが本来持つ健康を維持するチカラを高めていきましょう!
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ライフスタイル
2021.12.07

冬を「もっと」楽しくする、ハーブティーの「ほっと」なアレンジ

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12月に入り、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
健康の第一歩は、カラダを温めること! そして、ハーブのチカラで健康と美容を維持できれば、季節の変わり目もトラブルなく過ごせます。

そこで今日は、ほっとなハーブティーを、もっと美味しく楽しむアレンジを3つご紹介します!

1. ほんのり甘くてお子さまにもぴったり! ハーバルハニーレモン

ゴホゴホ、グズグズ予防に最適な、甘いレモンティーのような風味と機能性抜群のハーブティーです。
3つのハーブを同量ブレンドするだけで、とってもかんたんに作れます。

【材料/分量(1人分)】
● ブレンドハーブティー
・ エルダーフラワー、エキナセア、レモンバーベナ 各小さじ1
※ フィルター付きカップなどを使い、上記茶葉を熱湯で3分間抽出する。
※ 冬季限定ティー「柚子しょうが茶」で代用してもOK!

● スライスレモン 1切れ
● はちみつ お好みで

【つくり方】
1. ブレンドハーブティーにはちみつを入れて溶かし、スライスレモンを浮かべる。

2. ダイエット中のおやつにもおすすめ! 黒豆チャイ

カフェインフリーのほっこりやさしいチャイです。
黒豆チャイミックスの代わりに定番ブレンドハーブティー「黒豆ごぼう茶」や「最強のアタシ」、[WEB限定]「黒豆シナモンしょうが茶」を使っても美味しいですよ!

【材料/分量(2人分)】
● 黒豆チャイミックス
・ 黒豆茶:大さじ1
・ シナモン、カルダモン、ジンジャー、クローブ:各小さじ1
※ 上記材料をすべて混ぜる。しっかり味を出したい場合はミルサーで粉砕する

● 水 300cc
● 牛乳 200cc
● ブラウンシュガー お好みで

【つくり方】
1. 鍋に水と黒豆チャイミックスを入れて火にかける。
2. 沸騰したら弱火にして3分ほど煮出す。
3. 牛乳を入れ、弱火~中火で3分ほどなじませる。(ブラウンシュガーを入れる場合はこのタイミングで加える)
4. 仕上げに火を強め、沸騰したら茶こしで濾しながらカップに注ぐ。

3. フルーツたっぷりのビューティーレシピ! グリューワイン

おもてなしドリンクにぴったりな華やかな風味です。
スパイスの代わりに、定番ブレンドハーブティー「クランベリーしょうが茶」を使うと、よりフルーティーな風味が味わえます。

【材料/分量(2人分)】
● スパイス
・シナモンスティック1本
・クローブ 2~3個
・お好みでジンジャー、カルダモン、スターアニス 少々

● 赤ワイン 200cc
● 水 200cc
● オレンジ 1/2個
● りんご 1/2個
● 砂糖(ざらめ) 大さじ1

【つくり方】
1. オレンジを半分にして輪切りに、りんごをイチョウ切りにする。
2. 赤ワインと水を鍋に入れ、人肌に温めたら、スパイスを加える。
3. 湯気が上がってきたら①を入れ、弱火でさらに温める。
4. 温まったら砂糖を入れてかき混ぜ、沸騰直前に火を消し、茶こしなどで濾してカップに注ぐ。 また、「クランベリーしょうが茶」と温めたアップルジュースをまぜれば、お子さまにも飲みやすい、ルビー色のフルーツドリンクが完成!

ご家族皆さんで、ハーブティーアレンジをお楽しみくださいね。
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ちょこっとテクニック
2021.10.29

11月のおすすめハーブ「ジンジャー」

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日に日に寒さが増し、ぬくもりが恋しくなる季節。
温かいハーブティーや鍋などでカラダを芯から温めて、着膨れせずに外出を楽しみたいものですね。

そこで今回は、冷え切ったココロとカラダをスパイシーな風味で温めてくれる、東洋発のハーブ「ジンジャー」をご紹介します。

紀元前から重宝されてきた歴史のあるハーブ

ジンジャー=しょうが(生姜)は何世紀にもわたり、人々の生活に役立てられてきた植物のひとつです。
インドや中国・東南アジアが原産とされ、その歴史は紀元前に遡ります。
ジンジャーは、古代ギリシャやローマを経て、ヨーロッパに伝えられたのは10世紀以降といわれており、当時から薬草として活用されていました。

船酔いにも効果あり!?

日本では古くから、しょうがのおろし汁を入れた温かいくず湯や、蜂蜜を入れたしょうが湯などが、寒い冬にカラダを温める飲み物として親しまれてきました。
一方、中国では、船乗り達が船酔いの吐き気止めに、しょうがの根をくわえていたと伝えられ、今でも海外のクルーズ船内には、酔い止めのジンジャータブレットが常備されています。

弾けるようなスパイシーな香りは、冷え切ったココロを温めてくれるといわれ、アロマテラピーでは元気をなくしたココロに刺激を与え、感覚を鋭敏にしたい時に使われます。

生しょうがと乾燥しょうがで異なる効能

実は、生のしょうがと乾燥しょうがでは、カラダへの働きかけが異なります。
生のしょうがは、末端をすばやく温めますが、その分、深部の熱が奪われるので、カラダの芯が冷えます。

一方の乾燥しょうがは、加熱による成分変化(ジンゲロール→ショウガオール)で、深部にも熱を作り出して、全身を芯から温めることができます。
乾燥しょうがをブレンドしたハーブティーは、温活にぴったりと言えますね。

ジンジャーのピリリとした風味が、やがて訪れる厳しい季節に備えて、ココロとカラダにパワーをチャージしてくれるでしょう。
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季節のおすすめハーブ
2021.02.16

ハーブが香る!冬のあったかアロマバス

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1年でもっとも気温が低くなるこの時季は、お風呂が恋しくなりますよね。
寒い日が続くと、カラダが硬くなったり気分が沈んだりしてしまいがち。
そんな時にこそ頼りにしていただきたいのが、ハーブのチカラです。
浴槽にフレッシュなハーブや精油などを入れて、湯気とともに立ちのぼるハーブの香りを存分に楽しみましょう。

そこで今回は、寒さで手足がかじかむこの季節にぴったりの、ハーブを使った心地よいアロマバスをご提案します。
清々しい香りとお湯のぽかぽか効果で、ココロとカラダがほっと癒されるのを感じてください。

手軽な足浴でぽかぽかチャージ!

寒さがこたえる冬の朝や、お出かけ後の冷えきったカラダを急いで温めたい時には、フレッシュなハーブを浮かべた足浴をお試しください。
手順はとっても簡単。洗面器にお湯を張って、ローズマリー、セージ、レモンバーム、ミントなど、お好みのハーブを麻ひもで束ねて浮かべるだけです。
お湯の温度はやや高めの40~42度がよいでしょう。
足先から温められてカラダがぽかぽかしてくるだけでなく、ハーブの香りをたっぷり吸い込むように深呼吸すれば、すっきりと晴れやかな気持ちになれますよ。

フレッシュなハーブが手に入らないときは、ドライハーブを使いましょう。
また、精油を1~2滴垂らす方法も簡単です。

・明るい気持ちになりたい時はフレッシュのレモンバーム
・ココロを穏やかに整えたい時にはドライのカモミール
・リラックスしたい時にはラベンダーの精油

というふうに、その日の気分やコンディションに合わせて選べるよう、いろいろなハーブや精油をストックしておくと便利です。

ハーバルバスソルトで巡り向上!

寒い冬の楽しみといえばお風呂!という方も多いのではないでしょうか。
上記でご紹介したように、浴槽に精油を1~2滴垂らすだけで十分によい香りを楽しめますが、気を付けていただきたいことがあります。
精油はとても濃厚な香りのエキス。柑橘系などの精油が直接肌に触れると、刺激になる場合があります。
そこでおすすめしたいのが、精油を溶け込ませたバスソルト。

ここからは、お風呂の時間がより効果的で楽しいものになるバスソルトのつくり方をご紹介しましょう。

汗をかきづらい季節だからこそ、お風呂では巡りを良くすることにもこだわりたいもの。
血行を促進する働きで知られる天然塩とハーブを組み合わせたスペシャルな入浴剤です。

準備するもの(約3回分)
・天然塩 … 100g
・ドライハーブ(ブルーマロウ、ラベンダー) … 各10g
・精油(ラベンダー) … 5~6滴

1

ジップ付き袋に天然塩とハーブを入れます。

2

袋を閉じ、天然塩とハーブを揉み込むように混ぜ合わせます。

3

ハーブが全体になじんだら、精油を5~6滴垂らして混ぜればOK。

4

密封瓶に入れておけば、約1ヶ月保存できます。

Point
湯船に浮くハーブが気になる場合は、あらかじめバスソルトを布に包んだり、お茶パックに入れたりしてご使用ください。


リラックスを目的とする場合、お湯の温度は38~40度が適温です。
肩まで湯につかり、深呼吸しながら香りを楽しむことがポイント。
長くつかりたい時は、半身浴がおすすめです。
一日の終わりにゆっくりとくつろいで、体調管理にも役立てたいですね。

※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です
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2020.12.17

温熱とアロマの効果でぐっすりおやすみ 小豆とラベンダーの手づくりカイロ

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寒さがいちだんと厳しくなるこの季節、カラダが冷えて、なかなか寝付けない・・・という方も少なくないのではないでしょうか?
そこで今回は、寒い冬の夜でも、心地よい眠りに導くためのアイテムをご紹介します。

先人の知恵に学ぶ小豆のあたため力

日本では古くから、枕の材料に小豆やそば殻など、さまざまな天然素材が用いられてきました。
なかでも小豆は、吸熱性と温熱性を持つ優れもの。頭部の熱を吸収し、ほどよい温度を保つため、よく眠れる枕として、人々に愛用されてきました。
そんな先人たちの知恵からヒントを得て、最近では小豆の力に、改めて注目が集まっています。
小豆カイロや枕は、商品としてもたくさん売られていますよね。

小豆特有のあたため力に、ハーブの恵みをプラスした、100%天然の手づくりカイロのつくり方を伝授!
ぜひ、ご家族みなさんでお試しください。

小豆のあたため力×ラベンダーのアロマ効果

小豆はたくさんの水分を含んでいるため、加熱することで、蒸気を含んだ温熱が発生。使い捨てカイロの乾熱とは違い、身体の芯までじんわり届く温かさが特徴です。

さらに、リラックスの働きが知られるラベンダーのドライハーブや精油をプラスオン。心身の緊張を解きほぐし、おやすみタイムにぴったりのアロマ効果を発揮します。

小豆とラベンダーの手づくりカイロのつくり方

【材料】
・小豆 ・ラベンダー(ドライ) ・お茶パック ・お好みの袋

1. お茶パックに小豆を入れる。そこに、ラベンダーを適量(小さじ1杯程度)加え、口を閉じる。 2. ①をレンジで温める。500Wなら1~1分30秒、600Wなら1分を目安に。 3. 温めたい場所に応じて袋を用意し②を入れる。精油で香りを足してもOK!

【保温効果】20~30分
繰り返し使う場合は、小豆の水分を回復させるため、4時間以上休ませてから、温めてください。


※レンジで温めすぎると焦げる場合もあるので、温めている間は目を離さないようにしてください。
※お茶パックは、適宜交換してください。
※ラベンダーの香りが弱くなったら、ドライハーブや精油を足して調整してください。


袋は木綿やガーゼ、タオル地などが◎
大きい場合は、仕切りをつけてお茶パックが片寄らないようにアレンジを。使わない巾着など、身の周りにあるものを使うのも、簡単でおすすめですよ。

一日の疲れをとるためには、質の良い眠りが大切!
毎日のおやすみタイムに取り入れて、心身のリラックスにお役立てください。

※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です
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2020.06.27

じんわりあったか! 自宅でできる「ハーブボール」マッサージ

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梅雨の雲間から注ぐ陽射しは日に日に強くなり、本格的な夏が近づいています。

次第に暑さが増してくると、つい冷房や冷たいドリンクに涼を求めてしまいますが、頼り過ぎると知らぬ間に冷えを招き、さまざまな不調にもつながりやすくなります。

今年の夏を元気に乗り切るためにも、カラダを温めたり、巡りを良くする習慣を身につけておきたいですね。

今回ご紹介するのは、南国・タイの知恵「ハーブボールマッサージ」。
布でしっかり包んだハーブを蒸して温め、カラダに押し当てるマッサージです。
日本では、本格的なスパやエステなどで使われるイメージですが、意外にも、自宅で手軽に作ることができるんですよ。

タイ伝統のハーブボールマッサージ

タイのハーブボールマッサージは、昔から民間療法として人々に親しまれてきました。 日常の疲れを癒したり、産後の女性などが利用してきたそうです。 たくさんのハーブが身近に手に入る、タイならではの知恵が詰まったマッサージの方法ですね。

使うハーブはさまざまですが、レモングラスやショウガ、タマリンドやこぶみかんなど、タイの生活に密着したハーブが使われています。

現地では、ボディ用だけでなく、フェイス用の小ぶりなものなど、用途にあわせたさまざまな大きさのハーブボールがたくさん。 タイらしいオリエンタルな香りが楽しめるので、お土産用としても大人気なんです。

手軽で簡単! ハーブボールのつくり方


ハーブボールには、フレッシュハーブもドライハーブも使われますが、今回は、ドライハーブだけを使った、手軽で簡単なつくり方をご紹介します。
選んだハーブは、レモングラスと和のハーブを含めた6種類。
カラダをじんわり温めて、きれいを作るラインナップです。

材料
レモングラス、ショウガ(ジンジャー)、ニッキ(シナモン)、クワの葉(マルベリー)、スギナ(ホーステール)、ハト麦(ハトムギ)※すべてドライハーブ・各10g・ 綿やガーゼの布(30cm×30cm)・ 綿のひも(50~60cm)

1

布を被せたボウルに各ドライハーブを入れてよく混ぜ合わせる。

2

口を固くひもでしばり、持ち手をつくる。

3

軽く全体を濡らした後、ラップをかけて蒸し器や電子レンジで温めてできあがり。電子レンジを使う場合は、600Wで約1分~1分30秒を目安に。

Point
お好みのドライハーブでアレンジしても◎ 2、3回使ったらハーブの入れ替えをおすすめします。

使い方

蒸したハーブボールをほぐして香りを立たせながら、ポンポンとカラダに押し当てて、気持ちのよい箇所を探るようにマッサージしていきます。
バスルームで使うとハーブの香りが広がり、スパにいる様な優雅な気分が味わえますよ。

じんわりとした温かさとハーブの香りが魅力のハーブボール。
外出がおっくうになる梅雨時は、手づくりのハーブボールで、身も心も解けるリラックス時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です
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